愛媛マラソンの考察 (46)

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第230話 次 シーズンの目標

51週間後にこのような光景を見られるかどうかはわからないが、とりあえず、次シーズンの目標を考えてみた。

現実問題として、坊っちゃんマラソン100分切り。

ただ、今回は前回の失敗を考えて、「ヤッソ800」のような高負荷練習ではなく、じわじわと負荷を上げていくことを考えている。

だから、とりあえず、そのような「指南書」を見つけることが当面の課題。

次に、先日来上ているように、股関節の可動域の向上。

こちらは、ともかくストレッチしかないから、大腿直筋を含めて、気長にやっていくしかあるまい。

ただ、確実に体力が落ちてきているから、自分の体力をチェックすることを忘れず、悔いの残らない練習をしていこう。

(2023.02.19)






第229話 第 60回愛媛マラソン完走

ネットタイム3時間48分02秒。

5年ぶりの完走でした。

そして「アスリート枠へのけじめを果たした」大会でもありました。

「暑さ」「左大腿直筋不調」はありましたが、やはり心臓の状態を考えると、今は「案外さばさば」してます。

もし、来年エントリーできたならば、また是非サブ3.5を狙えるよう、しっかりと体を作りたいと思います。

5km    00:25:50    0:25:50
10km    00:51:59    0:26:09
15km    01:18:09    0:26:10
20km    01:44:11    0:26:12
中間      01:50:17
25km    02:10:57    0:26:36
30km    02:37:47    0:26:50
35km    03:05:36    0:27:49
40km    03:34:49    0:29:13
Finish    03:48:02    0:13:13

ただ、確かに暑かったし、復路粟井坂トンネル内では、その暗さから「ふらっ」とし、一瞬「これまでか?」とも思ったりしました。

あとは、サブ4を考えながら、安全運転ということもあり、まあ、目標タイムよりは3分遅かったわけですが、前述のとおりしっかりと体を作りたいと思いま す。

ランナーの皆さんお疲れさまでした。

大会を支えていただいた方々、沿道の方々、ありがとうございました。

(2023.02.12)






第228話 第 60回愛媛マラソンの目標タイム

4年ぶりにこの場所へ並ぶ日まで、あと1週間を切りましたな。

そして、5年ぶりの完走をめざす。

ただ、キロ5分を切るペースまでは、最低あと1か月足りませんでしたな。

結果として、目標キロ記録は「3時間45分(=キロ5分15秒)」。

スピード耐性をつけるために「ヤッソ800」を多用したら、坊っちゃんマラソン直前に左大腿直筋を痛め、なんと「坊っちゃんマラソンのハーフ」よりも「大 会3週間前最終30キロ試走の後半側21.0975キロ」の方が速かったという結果になっておりました。

そして、大会3週間前あたりから、キロ5分のペースで走ることは可能にはなっていたものの、このペースでラストまで走れるかどうかわからないし、ラストま で左大腿直筋が持つかどうかもわからないし、それならば「確実にサブ4狙い」で、第61回大会のエントリー確率を上げようという方針に切り替えました。

アスリート枠を10年間維持していたのが、いよいよ「はく奪」されることになる。

多分、その時がきたら案外「さばさば」しているのではないか、とも思うが、やはり今現在は結構「いらいら」したりもする。

実際、第56回大会を3時間55分で走られた先輩が、以降4回連続でエントリーされていることを含め、最終的に「(心臓という下手をすると)命を懸けてま でサブ3.5に固執する」ことへの「葛藤」に相当悩んだものだ。

というわけで、個人的には、あの「ヤッソ800」は、決して無駄だったわけではなく、時間は足りなかったが、再びサブ3.5への「光」が見えるところまで 復活してきた、と思いたいわけだ。

(2023.02.05)






第227話 愛媛 マ ラソン高低図の盲点

大会まであと2週間。

愛媛マラソンの「坂」といえば、往路7.5キロから、復路35.3キロから始まる「平田の坂」を思い浮かべるが、個人的には往路9.5キロ、復路32.1 キロから始まる2つのトンネルとその前後の坂を最も注意すべきと考えている。

特に、往路10.1キロで大谷トンネルの手前は、トンネルに向かって上っているように見えるが、実は上図の「矢印」あたりまで下っていて、そこから上る。

さらに、2つのトンネルは「1つ目が上り」「2つ目が下り」なのだが、暗いこともあって、案外下りでペースが落ちることがある。

このあたりは、常に坂を意識して、若干前傾姿勢を保つ必要があると考える。

それと、愛媛マラソンに限ったわけではないが、愛媛マラソンの大会当日は、車道を走ることになる。

一方、練習では、画像のようなところを走る場合は、たいてい歩道を走っていると思う。以前試走をしていると、愛媛マラソンコースでかたくなに車道を走って いる方を見かけたが、それはちょいと怖いものがある。

が、歩道と車道では、地面の状態がかなり異なることにお気づきだろうか。

ま、異なることは判ると思う。が、具体的にどうかということについて、述べてみる。

愛媛マラソンの場合は、2・5キロあたりから7・6キロあたりまでは、4車線(一部片側3車線)道路の右側2車線を走ることになるが、それ以外は道路の左 側を走るはずである。


道路は中央を頂点として、左右に低くなっているから、左側を走る場合は左側へ、右側を走る場合は右側へと傾いている。

が、歩道は、通常道路の左側を走る場合は、右側に傾いていることにお気づきだろうか。

もちろん、歩道のない場合は、路側帯の外側も左側を走れば左側に傾いている。

つまり、道路の傾きには十分注意する必要があるということだ。

さらに、車道は車両が設定速度で走ることを想定しているから、カーブ区間ではかなり傾いていることに注意する必要だ。

具体的には、愛媛マラソン23キロ付近。第1折り返しを過ぎ、往路との重複区間を過ぎた先にあるS字カーブ。初めて走ったときは、足首に違和感を覚えるほ ど傾いているのだ。

それと、歩道と車道では、道路の硬さが違うということに注意をしなければならない。

通常、歩道はトラックが走れば、簡単に陥没する。かつて、ソウルオリンピックのマラソンコースで高速道が設定されていたとき、道路が硬くてこれが走りに影 響するという解説があった。

つまりのところ、本番では、練習以上に足首付近の負担が大きいということを考えなければならないのだ。

だから、私の場合は、7・6キロから先の平田交差点から平田の坂へと入るとき、信号で右折する際にちょいと車道を走って調整している。ちょいと程度なら、 信号のおかげで、後方からは車が来ない。(もちろん右左折車はあるから、注意は必要。)

というわけで、あと2週間。

頑張りましょう。

(2023.01.29)






第226話 愛媛 マ ラソン高低図の盲点

愛媛マラソンのコースの欄にある「行程図」
だが、この図には、かなり「ウソ」が描かれている。

この高低図は、(現在は車載カメラからだが、以前)ルート・ラボサイトで表示されていたころの高低図がもとになっていると思われる。

(1)まず、目につく「往路・復路の平田の坂」であるが、ここで注意したいのは、次のとおり。
「ピークは2つもない・往路は右側、復路は左側がピークに近い」
「往路の右側、復路の左側にある坂の途中の飛び出たような斜面はない」
要するに、この高低図は道路の位置ではなく、元の山のピークである。

(2)平田の坂の場合は、まあ良いとして、問題はその北側の坂である。
ここも、この高低図は、道路の位置(高さ)ではなく、元の山等の位置である。
「10キロ先の底地は存在しない」
「次のピークの間にある「ひび」のような底地も存在しない」・・・この間は2つのトンネルのある場所である。
「11キロから12キロの間は(トンネル内の)下り坂ではあるが、こんな急こう配はない」

(3)13キロの上り坂は「粟井川」、16キロ過ぎの下り坂は「河野川」であり、この間の小刻みなアップダウンは実在する。

(4)これほどアップダウンが多い割には、それを言えば「18キロの国道196号の立岩川と20キロ手前の県道の立岩川のアップダウンがない」

(5)22キロあたりのピークは、実は2つのピーク谷間あたりが道路上のピークであり、そこまでは上らない。

(6)25キロ手前の折り返し付近は、明らかに上っているのに、高低図には表示されていない。(折り返し区間である23・8キロから24・8キロの折り返 しまでは、だいたい8メートル上っている。まあ、たいしたことはないが・・・)

(7)復路平田の坂を過ぎた37キロから相当上っているように見えるが、まあ実際には上っているのだろうが、X軸とY軸の縮尺比を考えると、決して上って いるようには見えない。しいて言えば、38・3キロの(天井川)大川を越えるときに坂を感じるが、それ以外は「坂はない」と思って差し支えない。

というわけで、あと3週間。

頑張りましょう。

(2023.01.22)