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10月14日は新橋〜横浜間に初めて鉄道が開通した記念日。というわけで、毎年イベントがあるのだが、今年は10月8日に伊予鉄道とJR四国が同時にイベントを行った。 まず、午前中は伊予鉄道のイベントに参加する。「古町駅親子見学会」なのであるが、主催者によると、今年は応募が450通ほどあって、当選したのは110名だという。我々も3年越しの当選であった。もっとも、かずまるの学年を正直に書いていたから、優先的に落とされたとは思うが、それでも、「小学生とその親」とあったから、かずまるが一番小さいはずなのであったが、そうでもなかった。まあ、いいか。
午前10時集合となっていたが、我々は城北2番線で9時41分に到着する。何をしてきたかは、かずくん倶楽部を見てください。今朝古町駅5番ホームで見た610形電車。今日は変則運転か?と思っていたが、実はこの車両が、イベント開始までの待合場所であった。イベント開始までの時間を座席に使えると言うのは、車両では当たり前なのだが、妙に新鮮だった。 我々は2班になっている。時間が来て、2両の電車がホームからそのまま出発して、まずは洗車場へと移動する。「窓が開いていないか、今一度ご確認願います。万一あいておりましたら、大変なことになります。」と繰り返しアナウンスが入る。そして、車庫の前でATS装置の体験をして、610形は留置線へと入る。 市内電車と郊外電車の運転台で操作をしている間に外を見ると、4、5番ホームに伊予鉄職員が結構集まっている。で、我々の電車が出発した後に「試」と前面に張られた電車が停車している。もしやと思っていると、10時39分に出発していった。
車庫の案内では、中学時代の技術家庭科を思い出させる懐かしい工具が並んでいた。説明では、「すでに50年を経過している車両があって、部品調達ができないので苦労している」とのこた。ということは、ここに並べられている部品は、すでに廃車された車両の部品? さて、「ICカード」が登場して不要になった料金箱の横を通り過ぎると、いよいよ坊っちゃん列車タイムである。予想どおり14号機が待機しており、「しょうゆ顔の好青年」「T車掌」と、土曜日は通常昼前から乗務していたのに10月に入って最終便が早くなってから朝見るようになった「木田君」であった。それこそ、かずまる「よお!」、乗務員「なんだ、お前か」の世界であった。ただ、この3人は生真面目なんだよなあ、と思っていると、なんと本日逆坊っちゃん列車運用についていた「元気君」が道後温泉から駆けつけて、「しょうゆ顔の好青年」と交代した。 正直なところ、坊っちゃん列車乗務員には生真面目な職員が多い。要するに、乗客や観光客への案内が生真面目すぎるということである。そういえば、坊っちゃん列車登場直後にNHK「ひるどき日本列島」では、案内を務めたのが当時5名最年少運転士「大将」だったのも、ひょっとして押し付けられたのでは?と思ってしまう。まあ、伊予鉄道の体質として、そういう職人気質的な職員で固められているようで、それはそれで安全上重要なことではある。が、あえて言うなら、運転士「元気君」、車掌「翼君」が「乗客、観光客から見て愛想のよい」筆頭かな?事実そのとおり、「元気君」は愛想良く対応していた。「木田君」「T車掌」の2名さん。もっと、冗談言ってよ!
などと言っていると、あっという間に見学会が終わった。なんだか、本当にあっという間であった。坊っちゃん列車が出発していく。この後、松山市駅12時過ぎの運用に着くのであろう。 この見学会でのお土産は、ペン、折りたたみ傘、そしてなんと言っても「坊っちゃん列車用1dayチケット」2枚である。我々にとっては、現金1000円もらったようなものではないか。ありがたい。と思いながら開場を後にし、とりあえず、近くの大型スーパーで昼食をとって、午後のJR松山駅会場へと向かったのであった。(2005.10.09、撮影は2005.10.08) |
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’05鉄道記念日 in JR松山駅
10月14日は新橋〜横浜間に初めて鉄道が開通した記念日。というわけで、毎年イベントがあるのだが、今年は10月8日に伊予鉄道とJR四国が同時にイベントを行った。JRに関しては、昨年台風の影響で中止になったことから、2年ぶりとなった。 午後は松山駅裏にある車庫へと向かう。午前中の伊予鉄道が会場の大きさの問題で抽選制をとっているのに比べると、さすがにこちにはものすごい人だかりである。が、親子連れに混じって、いかにも「鉄ちゃん」という人も多く、「それを避けたな?伊予鉄道」とも思うのであった。 (上はクリックすると拡大します) 四コチのキハ54のアンパンマンヘッドマークが愛媛のそれとは違っているのを見かけたり、キハ58国鉄塗装車が1両だけいて、ああ、情報どおりキハ65は徳島に行っているのか、と思ったり。ただ、午後から出かけたせいか、アンパンマン列車のペーパークラフトなどはすでに売り切れていたりして、かずまる曰く「来年は朝一番で来たい」では、伊予鉄道へは行かんのか? まずは、転車台体験。予定では45分ごとの運行であったのだが、ずらっと並ぶ見学者のために、実際にはフル回転で運行していた。3年前は2000系G車、昨年は「2113メロンパンナ」、そして今年は「2152ロールパンナ」であった。が、私は21D帰宅時によく座る席になり「アンパンマンのマーチ」を聴いた時には、なんだか仕事帰りのような気がした。
その後、かずまるに振子体験するか?と言ったら、「行きたくない」の一言とともに、一目散に鉄道模型へと向かい、そして、最後までの1時間半がそこで費やされた。 鉄道模型は2年前と同じであったが、今年は187系気動車にCCDカメラを搭載して、それをテレビ画面で見ると言う試みがされていた。それで見ると、鉄道模型で言うスケール運転というのは、結構遅いものだと感心したのであった。(2005.10.09、撮影は2005.10.08) |