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(2007.10.25、写真は全て2008.02.10) 西条市の伊予西条駅隣に昨年11月26日「鉄道歴史パーク」が完成した。その建設状況は、バースデイきっぷで確認していたのだが、正直なところ、そのためにわざわざ行く気がしなかった。アサヒビール園と掛け持ちでなら、という具合では、なかなか行く機会に恵まれなかったが、2月の3連休でようやくその機会がやって来た。
予定では、18Mで出かけて伊予西条13時16分、先にアサヒビール園へ行って、午後2時のビール工場見学後、15時15分から2時間の夕食をとって、帰りに「鉄道歴史パーク」で1時間程度見て、19時10分発の21Dで帰るというもの。 松山駅までの途中「Island四国」さんからのメールで「729D〜740Dにキハ58系国鉄色代走」という情報が入るが、往路松山駅到着が729D出発10分後、復路松山駅到着が740D到着7分後では如何ともしがたい。3連休中に代走が入ったというのも、ひょっとしてファン向け?というところもあるが、連休中南向いて行く予定が無かったため、どうしようもない。 さて、我々親子3人は18Mで伊予西条駅へと向かう。私は8000系無用論者ではあるが、この社内は2000系に比べると、当たり前というか、本当に静かである。あの2000系通勤の環境は何だ?と言いたくなる。しかも、出力に余力があるようで、120キロ(区間によっては130キロ)出ているようにも思えない。多分8000系で片道80分乗車した場合は、疲れもまた違ってくるのだろう。もっとも、今治の場合は、復路の席取り問題で精神的苦痛があったが・・・ 13時16分に伊予西条駅に到着。駅前は現在工事をしている。が、バスターミナルは、今治も同様だが貧相であり、日曜日ということもあるのだろうか、13時30分までの間、全く路線バスを見なかった。
パンフレットでは、往路は各自タクシー負担となっていたのだが、実際には無料バスが運転されていたので、我々はアサヒビール園のシャトルバスで工場へと向かう。が、乗車したのは我々だけであった。普通は観光バスかバスツアーで行くのだろうか。 その工場見学は、14時の部が50名という大所帯であり、そのほとんどが広島方面からの観光バスツアー客であった。受付では、工場までの交通手段をしつこいほど調査される。多分業種柄、復路の飲酒運転防止なのだろう。 工場見学は75分ほどとなっているが、最後の20分は試飲タイムとなっている。ここでは1人3杯(未成年者はジュース3杯)まで飲めることになっているが、我々はその後のこともあって、妻と2人で3杯に止めた。が、かずまるはジュースを2杯も飲んでいた。大丈夫か? ここで、私が思ったこと。かつて昭和60年3月に札幌市のサッポロビール園でのビールはいまだに忘れることができない感動があった。真夏の運動後に飲んだような感動だった。それが、今回はそこまでは感じなかったのは何故だろうかと思う。札幌で飲むのとは気候の問題があるのかもしれないが、私は、市販のビールの質が向上したのではないか?と思った。要するに我々の舌が肥えてしまったと言うことではないだろうか?
そんなこんなで、ただ、工場見物そのものは、日曜日ということもあって、運転されておらず、また、夏休みの金曜日にでも出直す必要があるようだと思いながら、レストランへと出かける。ラム肉の他、牛肉、豚肉、鶏肉も含めたジンギスカンで、制限時間120分。だが、やはりというか、先ほど2杯もジュースを飲んだかずまるはお腹が一杯だという。仕方がないし、時間はたっぷりあるので、妻子はしばし庭で遊んでいた。 ともかく、2時間精一杯飲んで食べて、バスの時刻が終了30分後発ということで、オーダーストップ後もしばらく居座って、余韻を楽しむことができた。というより、最初から120分もかずまるが持つわけがないと思っていたのに、思わぬところでゆっくりとすることができたものである。 そうして、再び伊予西条駅へ戻ってきて、お待ちかね(?)の「鉄道歴史パーク」である。まあ、最初から期待はしていなかったわけだが、午後6時を過ぎると来訪者もいない。昼間にこのあたりへひっきりなしにやってきていた自家用車は一体何だったんだろうという気がしないでもない。
ともあれ、1時間ほど居座って、19時10分発の21Dで帰宅の途につく。最後はなんとG車を奮発してしまった。3連休の最後だからということで、帰りは指定席を考えていたが、往路まで必要はない。だから、その差額を私が負担することで、妻子には最後までG車のことを黙っていたのだが、妻も思ったよりは、かずまるにいたっては、アンパンマン列車ということもあって、大変ご満悦であった。で、松山到着はほぼ定刻。果たして、次回の伊予西条への道のりは何時になるのだろうか?(2008.02.18、写真は全て敢行当日) |