H22年6月ＪＲ四国ダイヤ修正

平成22年6月1日から、ついにＪＲ四国松山以南にメスが入った。基本的に松山以南の特急は4両から3両に減便され、アンパンマン列車を除けば、通勤列車である1051Ｄと1072Ｄだけが4両となることになったのである。

で、それを確認するため、6月3日に松山駅へ出没。ただ、前日に1001Mが菊間付近で自家用車と接触して3時間程度抑止されたというのが気にはなっていた。しかも、出没時点で、8000系S編成がいないというのが嫌な予感の現実を知らされたのであった。

左：7時53分、1081Ｄ（旧1001Dの松山以南）が入線。一昨年度のように1001Ｄで内子～八幡浜へ頻繁に出張（時差出勤？）していた身としては、入線が早まって楽になった？第一、始発になったから、降客を気にする必要はないし。でも、なんでＴＳＥではないの？

右：515Ｍは4連で松山に到着後、宇和島側1両を切り離して、3両が518Ｍとなる。（更に、伊予北条で松山側2両を切り離し、521Ｍとなって松山へ戻る。）その松山駅で切り離した1両は、引き上げた後に3番ホームから4520Ｄとなる。つまり、1081Ｄが引上線に入った際には、その三津浜側にいたわけだが、1081Ｄ入線直後に、続行して3番ホームへと入線してくる。ちなみに、当然ながらこの段階では1081Ｄは3番ホーム入線中。

左：この1081Ｄ1号車が1057だったことで気づいたのだが、1081ＤはこのとおりＴＳＥ。つまり、1052Ｄの折返しで、たまたま2001の代わりに1057が連結されていたと思われる。まあ、1051Ｄ～（旧）1001Ｄの運用は、（旧）1001Ｄ（松山以東）が運休になったときに運転されていたこともあり、このあたりは想定内というところか。

右：622Ｄ到着。かつての47系2連×2の4連の面影はなく、32系+47系2連へ。もっとも、一昨年度の感想では、（松山中央高校等通学生の下車がどのくらいあったのかは不明だが、あくまで松山到着段階では）4両必要かとは思っていた。

左：本日の誤算第1号。本日の1001Ｍ（以後「Ｄ」と記載）は2000系4両編成。これで、今日の休暇の意味が全て崩れた。今から出勤しても間に合うから、よっぽど休暇を明日に変更してやろうかと思った。昨日の事故のばかやろう。

ただ、この1001Ｄの到着時刻は、7時58分（秒までは判らないが最低1分遅れで到着）であった。一昨年度（昨年3月まで）の経験としては、宇和島直通（松山8時07分発）のため、それまで座席でくつろぐ（特に女子）高校生や、洗面所で化粧に余念のないＯＬが松山到着後もそのまま車内にいすわっていたものだ。それをいきなり「この列車は、車庫に入りますから・・・」と急にアナウンスを始めても・・・という危惧はあたった。もっとも、化粧に余念のないＯＬは6月になって、洗面所が3箇所になってよかったと思っているかも知れない。（昨日はそれどころではなかっただろうが・・・）

今回のダイヤ修正の目玉は（つまり、ＪＲ四国存続のための方策は）、7時57分に1001Ｄを松山駅1番ホームに到着させ、8時02分に10Ｄを同ホームへ到着させることだった。

が、経験上そもそも1001Ｄが定刻7時57分に松山駅に到着したためしはない。ちなみに、休日にはほぼ定刻に到着する。これは多分堀江で追い抜く517Ｍの影響（通勤客）ではないかと思っている。

右：622Ｄに引き続き、1001Ｄも引き上げ。

左：8時02分、1001Ｄ引き上げ完了。この時点で8時02分を過ぎている。

右：10Ｄ入線。8時04分。秒までは判らないが、「朝の1分は昼の10分」というのが私の持論。1001Ｄ引き上げまで松山駅南側構内で待たされる乗客の気持ちは？

ちなみに、伊予市から松山市内への通勤客の中には、伊予鉄道に乗り遅れた（又は乗り遅れそうになった、郡中港7時38分発松山市8時03分、運賃450円）ために、伊予市7時53分発の10Ｄに乗るという者もいる。（運賃+特急料金で570円）彼らに水をさすことに気づかないのだろうか？と思った。第一、定刻でも10Ｄの伊予市～松山の所要時間は9分（最速7分）。多分622Ｄ続行の関係で速度を落としていると思われる。