JR四国松山〜宇和島100キロ貫歩

かずまる同行編(5)

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第5回目 伊予立川〜内子6・6キロ(実距離7・2キロ)

 

(クリックすると拡大します。なお、この航空写真は国土交通省のサイト「国土情報ウェブマッピングシステム(試作版)のご利用に当たっての注意事項」に基づき記載しております。)

1月5日(金)、かずまるの冬休み期間中最後の平日である。この日だけはかずまるの面倒を見れる者がいないので、私が休暇をとることになった。そういうときにやることはひとつ。幸い、この日は天気がよさそうだ。

こ の日の出発点は、先週同様伊予立川となるので、先週の当初プランで行くことにする。すなわち、中央通三1033(バス)1040松山1117 (1057D)1140内子1156(4638D)1203伊予立川である。先週(実際は時刻表の読み間違いをしたのだが)同様、内子がキーステーション となる。

  

左:内子駅1057Dと1060D、右:伊予立川駅4638D

か ずまる自身は1057Dがアンパンマン列車であるので、ご満悦であったが、この1057Dは1号車6列18席がグリーン車、4列16席が普通車指定席であ る他の4両は全て自由席である。案の定、1号車には2組の子供連れと1組の老夫婦が座って、満席に近かったのだが、2号車はがらがらである。このあたり、 JR四国は本州に直結しないアンパンマン列車の指定席は全くアテにしていない状況がよく判る。一方で、10Dはともかく、9D、21D、22Dの松山〜宇 和島間などは、空席覚悟と思われるほど車両活用がされていない。

さて、1057Dで内子に到着した我々は、そのまま 4638Dで一駅折り返す。先週、雪が舞っていた伊予立川駅も、今日は穏やかに我々を迎えてくれた。今日のところは、最初の20分ほど川を挟んで線路を眺 めた後は、JRが宿茂トンネルに入ったところで、全く線路とは関係ない世界となる。

  

左:右側に宿茂トンネル、ここから内子まで線路は連続トンネル、右:国道56号、歩道がない

道路も、かつて八幡浜新採勤務時代に帰省するとき、八幡浜を出発して約40分が過ぎたところで、眠気も吹き飛ぶ連続Sカーブ箇所であり、しかも、所々に歩道のない箇所がある。実に危なくて、味気のないの今日のコースである。

た だ、今日は暖かい。沿線は閉店したドライブインや店がずらっと並ぶ連続Sカーブだが、かずまるの体力を考えて休むときには、そのまま道路側溝に腰を降ろせ ばよい。これが、先週のような吹雪の中ではそうもいかない。今後の暖かくなるのでの行軍は、天候の悪いときには無理をするな!ということで、それまでは別 の企画との並行敢行を考えるべきなのだろう。

それと、かずまるも冬場は体力が落ちる、というより、歩くことにより体力 を消耗するのかもしれない。昨年、石鎚山に登ったときは往復10キロ程度だったから、そのくらいは大丈夫だと思うのだが、案外疲れるのが早い。当初は五十 崎まで行けば、行軍が1回減る、と思っていたのだが、想像以上に時間がかかったため、それは諦めて、内子に入ったところにある八日町の妻街並みを歩くこと にした。

  

左:内子町八日町街並み、右:予讃線内子駅東側9D

が、 これが、予想以上にかずまるに受けた。信じられないことだが、かずまるが非常に興味を示したのである。内子といえば、旧内子線の線路跡めぐりとして、現在 自治会館になっている場所やリリースされた道路をかずまるに説明することになるが、こちらのほうは案外かずまるは興味を示さなかった。今日は内子までしか 歩けなかったが、これならば、次回、新谷から内子まで歩けば、もう一度ここへやってくることができる。

本日の運賃は往路720円(内特急料金250円、逆行分100円)、復路370円であった。もちろん私は無料である。(2007.01.14、撮影は全て2007.01.05)

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