JR四国松山〜宇和島100キロ貫歩

かずまる同行編(13)

愛媛の「鉄」の紹介 > かずくん倶楽部が行く > 目次 > 13回目
 
第13回目 伊予石城〜卯之町5・0キロ(実距離5・3キロ)

 

(クリックすると拡大します。なお、この航空写真は国土交通省のサイト「国土情報ウェブマッピングシステム(試作版)のご利用に当たっての注意事項」に基づき記載しております。)

このシリーズもあと3回。ラスト2回の実行時期は大体決まっている。問題はその前の13回目である。なかなか出撃できる機会がなかったのだが、6月9日(土)に強行することになった。いつものように1057Dに乗るべく、松山駅へ行く。

この日は、午後から坊っちゃんスタジアムでプロ野球があるため、7000系臨時列車が松山〜市坪間に予定されている。1057Dが待つ引上線の手前に留置されて、4527Dが3番ホームに到着後、特発で入線。その後、3Mが1番ホームに到着後、1057Dが入線してくる。

  

左:松山駅前で見た坊っちゃん列車、右:松山駅

こ の1057Dは、よく乗車したが、いつも伊予横田を過ぎた後にある高架橋下あたりで速度が落ちる。原因は632Dの遅延なのだろうが、こう毎日遅れるので あれば、いっそ1057Dの出発時刻を1分遅らせてもよいと思う。そういえば、1072Dの卯之町では、ほぼ毎日1067Dが遅れる。これも、1072D の宇和島出発時刻を1分位遅らせても、何の問題もないと思うのだが・・・

というわけで、列車の中で、弁当を食べなが ら、1057Dはその卯之町へ到着する。くどいようだが、予讃線の八幡浜以南の普通列車の運行密度は、予土線近永以西以下である。だから、普通列車しか停 車しない駅間の歩行には相当無理が着いて周る。今回も一度卯之町へ行ってから、前回(といっても、3回前)同様、4644Dで伊予石城まで引き返し、再び 卯之町まで歩くというコースを考えている。

  

左:卯之町駅1057D、右:伊予石城4644D

伊予石城12時34分、実に3ヶ月近くぶりにかずまるとこの駅に降りた。前回はここから笠置トンネルを八幡浜方面へ下っていったが、今回は逆に卯之町方面の一直線道路を歩く。この道がまた本当に一直線で、歩いても歩いても、伊予石城駅の信号が見えるのである。

そ の途中に、石崎り立石跡遺跡というのがある。こじんまりとした丘の中央部を線路と鉄道がともに一直線にぶち抜いており、列車に乗っていると、左右に遺跡が あることになる。ちなみに、この道路は最近できた八幡浜から宇和までの県道なのだが、このあたりを「土器ドキ」と称しているらしい。もうひとつは、一直線 だけに、スピードを出しすぎて「ドキ!」なのだろうか?ちなみに、ここで休憩をしたのだが、まだ伊予石城駅の信号が見える。

  

左:石崎の立石跡遺跡、右:立石跡遺跡付近22D

さ て、今日はかずまるにやる気があれば、ここからダッシュして、1便前の列車で帰ることもできるのだが、かずまるはうろうろして一向にスピードがあがらな い。まあ、それもよかろう。田植えの終わった田んぼのを見るのも社会勉強になるだろう、とすでに1064Dでの帰宅は諦める。

線路とは少々ルートの外れた場所にあるこの区間唯一のコンビニで休憩し、あとは国道56号沿いに卯之町まで歩くだけである。こうなってしまうと時間が余ってしまうので、途中の書店で休んだりすると、今度は時間がなくなってきた。

  

左:上宇和駅、右:卯之町駅1066D

結 局、我々はそのまま1066Dで帰宅したのであった。今回はまさに最後の中継ぎとなった。このシリーズもあと2回。そして、いよいよ次回、後半最大にし て、このシリーズかずまるの最長不倒の距離となる法華津峠が待っている。時期は多分7月中旬にある3連休。ただし、その翌週末は北海道旅行が控えている。 果たして、その結果は?

今日の交通費は、卯之町Sきっぷ2,350円、卯之町〜伊予石城間100円で計2,450円であった。(2007.06.13、撮影は全て出撃日)

このページのトップへ >>