雑談編

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 【3】 フルマ ラソン初挑戦とストレッチ

私 は本来短距離走を得意としてきた。高校時代は50メートル6・1秒、100メートルは11・8秒だったが、いかんせん、長距離は苦手であった。それが、人 生判らないものである。が、申し込んでしまったものは仕方ない。35キロであのダメージならば、残り7・195キロでどうなるか。というものの、以前な ら、7・195キロ走るのもつらかったはずだ。

それ以来、12月12日(土)と翌13日(日)と続けてハーフ相当距離 (21・1キロ)を走り、1日目は2時間00分30秒、2日目は1時間59分15秒、更に翌週は12月19日(土)が出勤で、前日が振替休暇だったため、 12月18日(金)、20日(日)と続けて26キロを走り、1日目は2時間33分10秒、2日目は2時間33分40秒で走った。

  

も ちろん、走った後には足に疲れがたまるが、この程度の距離では、もはや走行中に疲れるようなことはなくなったのだ。我ながら恐るべし、と思ったものだ。ま ず、この程度の速度ならば心肺や内臓の心配はまずない(但し行軍後に気分が悪くなることはある)。脚も一応それなりの疲労ですんでいるし、一番の問題の膝 も今のところは、脚同様それなりの疲労程度ですんでいる。

つまり、多分前回35キロ走の経験からすると、28キロあたりから次第に下半身の疲労が始まり、まさに30キロを過ぎたあたりから七転 八倒の世界が始まるような気がする。35キロ以降の世界がどのようなものになるかは、未だ不安だけが待っている。

そ の中で、前回35キロを走った翌日に、ランニングは太腿で走っているような気がしたのを思い出した。私は膝に爆弾を抱えている。1年に身長が10センチ程 度延びる時期にうさぎ飛び等で膝に負担を掛けたため、まさに膝が変形して成長してしまっているのである。具体的に言うと、お皿の上下の筋は同じ長さである のが正常なのだが、私の場合は上に偏っているらしい。まあ、膝の徒手筋テストでは、膝が90度以上曲がらないため、身体障害7級程度なのである。だから、 左右併せて身体障害者手帳6級ということになる。

そのようなことを色々なサイトで調べていると、通常でも下半身のストレッチは欠かさなければならないことにそこで気づいた。しかも、そ の方法とは変形性膝関節症の症状が出始めた平成4年以来、整形外科、接骨院、整体で得た知識そのものであったのだ。

(1)膝・・・これは平成4年10月、初めて膝痛で宇和島市内の整形外科 に通ったときに教えてもらったストレッチである。座って脚を伸ばし、つま先を自分の方へ引き寄せる。膝のお皿下のいわゆる潤滑油にあたる部分を復活させる ものだと教わったが、膝のすぐ上の筋肉が鍛えられる。

(2) 大腿部表・・・35キロを走った翌日、ジョギングは大腿部でするものだ、と思ったものだ。平成7年頃宇和島の接骨院で、大腿部の疲労が許容量を超えた時、 膝に負担がかかると教わった。ストレッチは平成10年頃に整体で教わったものであるが、足先を持って場分のお尻へと近づける、あるいは正座した状態で体を 後ろへ倒す。これをした場合、そういえば、走った後に「足の付根(リンパ腺)」が張ることがあったが、まさにその筋を伸ばすのである。

(3)大腿部裏・・・これは要するに座った上体で前屈をすればよい。表を鍛えるならば、裏も鍛えるべきだろう。

(4)ふくらはぎ・・・これは前傾斜のついた場所に立つことである。妻が以前整体でで勧められて買ったものであるが、以前から私にもや れ!と言っていたものである。

これらのストレッチを12月6日頃から始めた結果、(2)のストレッチを繰り返すことによって、なんと私の膝は90度以上曲がるように なってきたのである。

いずれにしても、フルマラソンには全く未知数のダメージが襲い掛かってくる。だから、ここはじっくりとストレッチを繰り返すしかないの であろう。

次 に、マラソンのペースである。色々なサイトによると、「最初は遅すぎる程度でかまわない」「30キロあたりまでは周囲に連れて行ってもらいましょう」と書 かれている。もちろんそのつもりなのだが、どうせ最初の数キロは前がつまってしまって、まともには走れまいと考えている。

が、練習の場合は自分のペースで走ってしまうわけなのだが、どうしても最初の1キロは5分45秒前後で走ってしまうのである。それ以上 速度を落とすと、むしろ疲れるような気がして、今まではあえてそれ以上は速度を落とすことはしていない。

その結果、35キロ走の場合で最初の5キロが29分40秒程度、10キロで1時間01分00秒程度となっている。その後の26キロ走で も大体同じパターン、つまり、5〜10キロでペースが落ちているのである。

こ の理由は、ひょっとして松山〜北条の間にあるトンネル前後の細かいアップダウンを「ちずまる測地系」がうまく測れていないのではないか?という疑問もある が、最初ゆっくりと、ほとんど惰性で走った場合、その速度がだんだんと落ちてくることは容易に想像できる。そこで気分的に第1回目の加速をして28キロあ たりまで(26キロ走の場合はゴールまで)走っていたのではないかと考えている。

この1回目の加速をするべきなのか、 それとも後々の体力(つまり30キロ以降)を考えて、たとえ1キロ6分(5キロ30分)を大きく上回ってしまっても、マイペースで走るべきなのか、やはり 一度はゆっくりとでもフルマラソン相当距離を走る必要があるのではないか?という気がしてならない。

時は12月23日 (水祝)、天気も途中で所により雨という予報もある。一応37・195キロを想定し、あまりにダメージが大きい場合はそこで中断し、万一余力があれば、あ と5キロ周回コースを走る。それが可能なのかどうかは今の段階では判らない。だが、一度経験すれば結論は出るような気がする。

というより、(天候や4時間も走る時間があるかどうかも含めて)本当に出撃できるのかどうかも判らないが・・・ (2009.12.22)

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