ランニ ング編

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 【5-1】  第12回坊っちゃんランランラン!    その1   その2

い まや全国屈指の大会に成長した愛媛マラソン。その前哨戦として位置づけられている、この大会。だから、私が言う権利はないのだが、近年参加者急増で、大会 そのものが破綻したが、多分、みんなの熱意で復活、存続したのだろうと思う。一昨年なぞ、「自己ベストを狙うことは不可能、それが嫌なら大会参加料を返還 する」という手紙がきたぐらいである。

だから、私の位置づけとしては、10月の今治シティマラソンに的を絞り、坊っちゃんマラソンは、愛媛マラソンの練習の一環として、大会を楽しむものと考えていた。

それが、なんと、大会当日は暴風、低温、雨、という最低最悪の大会になろうとしていた。前2つはともかく、この条件で雨、となると、さすがの私も参加をどうしようかいな?と思ったものだ。

が、幸い、雨そのものは、多少は降るかもしれないが、強い雨はないだろうということで、松山駅から電車で市坪駅へと乗り込んだ。その4629Mが実は大会パンフレットアクセス列車からもれていたということを言い始めるときりがないから、省略する。

ちなみに、上の地図は、大会パンフレットを参考に「ルート・ラボ〜カシミール」ソフトで作成したものである。

  

さ て、強風の中、私は7時40分にはテニスコート隣の更衣室にこもり、延々30分以上準備運動をし、念入りにテーピングをし、念のためトイレに行ったら8時 40分。そこから会場へと乗り込む。大会の開会式は9時に始まったが、昨年同様異常に長いため、今年も再度トイレで時間をつぶす。

ただ、スタート地点は、「1時間30分以内」「2時間以内」というプラカードを持っている方がいる。仕方がないので、後ろへ下がったが、そもそも、1時間30分から2時間00分のランナーって、相当いるぞ!というわけで、境界線上で待機させていただき、9時30分号砲!

その結果は、昨年を大幅に上回るグロスロスタイム40秒。

まあ、この大会には、なんにも期待していない、単に大会を楽しむことが目的だから、文句は言わない。

スタート会場であるマドンナスタジアムを出て、予想どおり、石手川への堤へとでる。ここでも減速。さらに今回のメインイベントである、 仮設通路へと向かう。今回は土曜日に開催しているから、昨年のような重信川南岸は走れない。この道路はクリーンセンターへ向かう道路となっており、日曜日 だった昨年だけ大会走路として許された場所だ。しかも、公園内を2周したことで多分他の運営者からクレームがついたのだろう。

だから、今年は公園北口の橋をアンダークロスし、仮設通路で元の堤へと戻る。これが今回の大会参加料1000円増の原因だったのか?で、その取り付け通路で再び停止を余儀なくされる。

あと1キロという表示板を持つおじさんがいる。つまり、ここが1キロだが、5分50秒で通過。

まあ、この大会には、なんにも期待していない、単に大会を楽しむことが目的だから、文句は言わない、つもりだったが・・・グロスだったら6分30秒ぢゃないか!

うわあああああ!!!

さすがの寛大な私もぶちきれた。

今回の大会は記録を求めないと心に誓っていながらも、本能が許してくれない。

まさに「本能寺の変?」(大変失礼しました)

とはいえ、ここでペースを上げることは自爆を意味する。仕方がないから、ペースを守る。

さて、ちまたでは、最近ネガティブスプリットという言葉がはやっている。この「ネガティブ」というのは、「消極的」という意味なのだが、私にとっては「神経質」という気がしないでもない。要するに、前半ペースを抑えましょう、ということなのだ。

まあ、この考え方に間違いはないのだが、初マラソンで前半より後半のペースが15分も速かった私にとっては、前半抑えればいいというものではない、という気がしないでもない。

しかも、今日は猛烈な西風だ。基本的には前半追い風になる。オーバーペースはいけないが、無理してブレーキをかけるのもどうかというのは、2年前の試走での経験だ。

さて、重信川を渡り、堤の上をJR側へ往復し、続いて国道56号側へ往復する。その第2折り返しを過ぎたところが5キロ地点。5キロ 24分00秒(以下特に記載がなければネットタイム)は、1キロ地点を考えるとあまりに速い。元々距離にはルーズな大会だから、まじめに考えることに無理 があるのだろうが、実はこの5キロ地点が、私の予想地点とほぼ一致していたのだ。

つまり、少なくとも、ネガティブスプリットを考えるうえでは、前半の自分のペースがわかる。その意味では、何も考えていなかった昨年とは、ちょいと進化した私であった。(2012.12.24)

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