愛媛マラソンの考察 (56)

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第279話 今後の大会出場

大会まで、いよいよあと1週間だが、先日来、風邪具合が悪い。

加えて、先週日曜日に私と同い年の方が、粟井坂トンネル出口で倒れて亡くなられたという話を聴いて、正直私自身に不安があることは事実。

だから、最終的に今週水曜日に10キロ走って、その体調で出場を決めることにしている。

その背景には、やはり「タ イムの向上が見込まれるときはそれがパワーの源となるが、「心臓手術からの回復時よりも年々記録が落ちていることを味わう中で、既にモチベーションがなく なっている」更に「私のような心臓に爆弾を抱えている者の場合、練習では普通に20キロ超走できていても、やはり30キロ超走は訳が違う」と考える。

加えて、ここへきて、知り合いであるかずまるの同級生の父親(アスリート枠)が今大会にエントリーしなかったこと、「クスノキさん」も今大会をもって離脱をにおわされていること、がやはり「プライドよりも自分の命の方が大事ではないか?」という気がし始めた訳である。

そうしたら、その先には何があるのか。

最終的には「トレッキング」の道を模索している。

ただ、現時点では「走ることは辞めないが、25キロ超走を辞める」ことを考えている。

つまり、最終目標は「坊っちゃんランランラン」のハーフマラソンで、加えて、あと年2回程度は県外でのハーフマラソン大会出場を模索する。

要するに2017年4月に「荒川東大島マラソン」のようなやつである。

ちょうど、上図の新横浜でも鶴見川での大会があり、月1回は土曜日開催がある。

これなら、私は金曜最終便あたりで東京へ行き、日曜日午後に帰る、妻は土曜日に出かけて、午後合流し、妻は月曜日に帰る、という図式ができる。

まあ、このあたりは漠然とした計画でしかないが、いずれ具体化しようと考えている。

(2024.02.04)





第278話 愛媛マラソンコースの走り方(再掲)

大会まであと2週間。

愛媛マラソンの「坂」といえば、往路7.5キロから、復路35.3キロから始まる「平田の坂」を思い浮かべるが、個人的には往路9.5キロ、復路32.1キロから始まる2つのトンネルとその前後の坂を最も注意すべきと考えている。

特に、往路10.1キロで大谷トンネルの手前は、トンネルに向かって上っているように見えるが、実は上図の「矢印」あたりまで下っていて、そこから上る。

さらに、2つのトンネルは「1つ目が上り」「2つ目が下り」なのだが、暗いこともあって、案外下りでペースが落ちることがある。

このあたりは、常に坂を意識して、若干前傾姿勢を保つ必要があると考える。

それと、愛媛マラソンに限ったわけではないが、愛媛マラソンの大会当日は、車道を走ることになる。

一方、練習では、画像のようなところを走る場合は、たいてい歩道を走っていると思う。以前試走をしていると、愛媛マラソンコースでかたくなに車道を走っている方を見かけたが、それはちょいと怖いものがある。

が、歩道と車道では、地面の状態がかなり異なることにお気づきだろうか。

ま、異なることは判ると思う。が、具体的にどうかということについて、述べてみる。

愛媛マラソンの場合は、2・5キロあたりから7・6キロあたりまでは、4車線(一部片側3車線)道路の右側2車線を走ることになるが、それ以外は道路の左側を走るはずである。

道路は中央を頂点として、左右に低くなっているから、左側を走る場合は左側へ、右側を走る場合は右側へと傾いている。

が、歩道は、通常道路の左側を走る場合は、右側に傾いていることにお気づきだろうか。

もちろん、歩道のない場合は、路側帯の外側も左側を走れば左側に傾いている。

つまり、道路の傾きには十分注意する必要があるということだ。

さらに、車道は車両が設定速度で走ることを想定しているから、カーブ区間ではかなり傾いていることに注意する必要だ。

具体的には、愛媛マラソン23キロ付近。立岩川から分かれてすぐにあるS字カーブ。初めて走ったときは、足首に違和感を覚えるほど傾いているのだ。

それと、歩道と車道では、道路の硬さが違うということに注意をしなければならない。

通常、歩道はトラックが走れば、簡単に陥没する。かつて、ソウルオリンピックのマラソンコースで高速道が設定されていたとき、道路が硬くてこれが走りに影響するという解説があった。

つまりのところ、本番では、練習以上に足首付近の負担が大きいということを考えなければならないのだ。

だから、私の場合は、7・6キロから先の平田交差点から平田の坂へと入るとき、信号で右折する際にちょいと車道を走って調整している。ちょいと程度なら、信号のおかげで、後方からは車が来ない。(もちろん右左折車はあるから、注意は必要。)

(2024.01.28)





第277話 第61回愛媛マラソンのスタートブロックの予想

いよいよ第61回愛媛マラソンも6週間後ということで、先日「アスリートビブス」に同梱されたスタートブロック表では、今まであった「A、B、C・・・」というブロックの記載がなくなっている。(下図のとおり)

で、下図が第60回と(幻の)第59回のスタートブロック表。

第60回大会のH〜Kブロックが「スポンサーブース」、L〜Pブロックが「手荷物預かり所」となっており、概ね感染症前の状態に戻っていると考えられる。

つまり、第60回大会のS・A〜Gブロックの中に1万人以上のランナーが集まるものと思われる。


まあ、集合場所については、そもそもが「ランナーの一体化」を図るため、上図の場所に1万人を詰め込んでいたのだが、上図の場所に向かって右側から「S・A〜G(あたり)ブロック」と分けられ、右奥にある「木」の右側がBブロックだった。

第57回大会の場合「Sブロックは自己申告2時間40分以内の陸連登録者、Aブロックはアスリート枠対象者で自己申告順の500名(自己申告時間もあるに はあるが人数の方が優先)だったから、残る9500人からBブロック以降の数を割ったのが各ブロックの人数ということではないだろうか。

ただ、個人的見解だと、私にとっては「黒歴史」が思い出される。

第57回大会では「心臓の問題」で、スタート1キロ手前でリタイヤしたのだが、このときは、大会を盛り上げるスピーカーの前に心臓発作を起こしたのである。

結果、翌年4月に心臓手術したわけで(第58回大会はDNS)、第60回大会の時は「耳栓」を持参したら、選手整列エリアの拡大で、スピーカーが遠い位置に設置されたわけだ。

だが、多分今回は、第57回大会と同じ場所に設置されることが予想されるため、耳栓又は音楽を聴きながらやり過ごすことも考えなければならない。

後者の場合、スマホとブルートゥース対応イヤホンが考えられるが、それは結構荷物になるので(最悪の事態を想定し、誠にもったいないが)10年ほど前にか ずまる用に購入した(現在は私が使用している有線)ウォークマンを優先で聴き、スタート直前にポーチに入れるということも考えなければならないかもしれな い。

いずれにせよ、愛媛マラソンまであと3週間。

(2024.01.21)





第276話 愛媛マラソンの注意点

愛媛マラソンコースについては、かずまるのホームページ(ランニングコース編)にあるので、参考にしてください。

そして、愛媛マラソンを走るにあたっての注意事項を簡潔に述べます。

●1キロを過ぎたら、例年だと(多分今年も)7.5キロの平田の坂までは「追い風かつ下り坂」なので、暴走はいけないが、無理にブレーキをかけるような走り方もよろしくない。

●7.5キロから始まる往路平田の坂とそれに続くトンネルコースでは、自分のペースをしっかりとつかむこと。

●2つ目のトンネル(往路粟井坂トンネル)を過ぎたところが12キロだから、その段階で「これから30キロ走だ」と思える余裕があるか?

●どのマラソンでも言えることだが、14キロがちょうど3分の1だから、ここで今日の自分の調子を自問自答すること。

●26.8キロで再び国道196号に戻ったところから、「天井川等のこまかいアップダウンがある(28.3キロ河野川、29.1キロ高山川、30.1キロの丘、30.8キロの粟井川)」から、ここで終盤のダメージを確認すること。

●35.3キロから始まる「復路平田の坂」の走り方・・・35キロを過ぎた先の信号の先に3か所の左折ポイントがある。これを「1つ目の左折ポイントを フェーズ1と心で叫んで若干前傾姿勢をとる、2つ目の左折ポイントをフェーズ2と心で叫んで若干足を前に出すようにする、3つ目の左折ポイントをフェーズ 3と心で叫んで腕振りを大きくする」・・・実際のところ、順序はどうでも良い。そう考えることで、フェーズ3を過ぎたら、坂はあと300メートルだ。とい う気晴らし方法を試してください。

●復路平田の坂を過ぎたら37キロ・・・愛媛マラソンの高低図では、ここから上っているように書かれているが、5キロでその程度なのだから、上っているようには見えない。38.3キロの天井川の大川で上りを感じるが、あとは「坂はない!」

●42キロを過ぎて、堀之内(西堀端)を左折するところ、そして左折後は若干上っている。足をとられないように、最後の頑張りを!

というわけで、あと4週間。

(2024.01.14)