帰宅後ランは、実は結構ダメージを受けた状態で走っているのではないか?と考えた。 だが、考えてみれば、翌日にダメージを残すような走り方は「ナンセンス」だ。 しかも、この灼熱の世界を考えると、特に気をつけなければならないような気がする。 というわけで、今の時期の帰宅後ランは、できる限りスピードを落とし、最後の1キロを全速力で走るという「福澤式」ランが実は「良い」のではないか?そし て、それを「結果的に実践せざる得なかった」のが昨年だったわけだ。 これは、本当に、最後の2キロだけをスピードアップする力しかなく、どうしようか、と思っていたところで、「青山式ラン・ジョギングペースはキロ5分30 秒でも速いくらい」という記事をみて、さらに「福澤式ラン」に出会って、「結局、同じことをしていた」ランニング方式が「福澤式ラン」に当てはまったわけ で、その結果が前回愛媛マラソンになったわけだ。 だから、今無理をすることはないということを信じて走るしかないのであろう。 (2018.07.21) |
昨年、第55回愛媛マラソンの経済効果について、いよぎん地域経済研究センターが昨年2月14日に試算している。 その結果は、「「第55 回愛媛マラソン」の経済波及効果は、4億76 百万円となりました。 これは、主催者事業費の3.42 倍の効果であります。 主催者事業費は、事務局資料より約1 億39 百万円としました。」と書かれている。 で、これを検証してみる。 つまり、4720万円は、県・松山市からの補助金やその他の収入ということになる。 ここで、疑問なのだが、私が大阪マラソンを走った当時、京都マラソンでは「1人当たり実際にかかった費用は6万円と公表されており、東京マラソンでは10 万円を払う部門があるが、10万円払えば、ほぼエントリーできる」という記事を見たことがある。 その、東京マラソンは今回も10万円の枠がある。 それを考えると、愛媛マラソンの費用は「矛盾」がないか?と考えるのである。 つまり、ボランティアやスポンサー等「主催者事業費」に入らない金額も計上しなければならないのではないか?ということである。 実際、実弟曰く「スポンサーによる三角コーンの調達」が最も難しいと言っていたことを思い出す。 つまり、経済効果を算定するならば、このような「主催者事業費に入らない金額」も考慮しなければならないのではないか?と思う。 もっとも、そうなると、経済効果が激減するから、「都合の悪いことになる」だろうし、「ボランティアやスポンサーも経済効果よ」という考え方もあるかもし れないし。 そのあたりは、知らん。 (2018.07.20) |
最近は帰宅後ランを多用しているが、意外に最初の1キロのペースが上がらない。 というより、キロ5分を超えるペースであっても、ぜいぜいとなる。 そして、無理にペースを上げようとするから、2キロあたりで、スピードが上がる。 こうなると、3キロ以降でペースを落とすわけにはいかなくなって、ものすごく疲れる帰宅後ランになるわけだ。 もっとも、最近は、3キロ以降もプライドを持つこともなく、堂々とペースを落とすし、もっと最近では2キロでペースが上がることもなくなった。 一方で、帰宅後ランで意外にペースが上がらない理由としては、やはりデスクワークとはいえ、仕事疲れがあるということではないか。 あと、デスクワークだからこそ、腰のダメージが大きいからペースが上がらないのではないか?と考えるようになった。 まあ、夏場は「福澤式ラン」を徹底するつもりだし、キロ5分30秒程度で走ったのでよいだろうし、ラストだけペースを上げるということで、体力を必要以上 に消耗することのない走り方をするのも必要かもしれない。 (2018.07.16) |
昨年は、夏場の撃沈の前に、すがりついたのが「青山式ラン」と「福澤式ラン」である。 そのうち、「福澤式ラン」を再考察してみる。 (1)キツいと感じたら練習ではない。 (2)イヤな練習は絶対にしない。 (3)15キロまでの練習を「主」とし、要するにオーバーワークは「基礎的な基礎的な走力やスタミナが目減りする」 (4)最後の1キロでペースを上げる。これが「いい練習になる」、そのペースは、氏の著書の中ではフルマラソン3時間15分の方でキロ4分30秒と書かれ ている。 (5)こつこつと走ることにより「LT値(ぜいぜいとなるペース)」を下げる(記録的に向上させる)ことを目的としている。 という観点に立っている。 ただ、「福澤式ラン」の盲点は次のとおりである。 ●週5〜6日のランを想定しているため、氏の考え方をまともにとらえると、月間走行距離は300キロどころでなく、400キロが近くなる。 ●フルマラソン3時間30分の目標タイムとして「10キロ44分」と2回書かれているが、この「10キロ44分」で走る方法論が全く書かれていない。つま り、前述(4)に完全に矛盾をするのだが、これに関する記載が全くない。 ●小出監督論では、「同じような走りをしていると疲労骨折の恐れが高まる」と書かれているが、これに関する記載が全くない。 次に、「青山式ラン」を考える。 @いくら速くなっても、70%はジョグが基本である。 Aジョグのペースは、サブ3・5を狙う場合で「キロ5分30秒〜6分30秒」である、と書かれている。 Bサブ3・5を狙う場合の基本ペースは。5キロ22分30秒である。 ここで、「福澤式ラン」と比較してみる。 Bは、言うまでもなく「青山式ラン」の方が「ハードルが低い」。 Aは、「福澤式ラン」とほぼ同じ。 @は、「青山式ラン」では明確に書かれていないが、個人的解釈として、次のとおりとなる。 ●「青山式ラン」は「無理な練習は否定している」が、やはり、逆読みすれば「30%は苦しめ!」とも読める。 これらを考えると、今年の夏は、次のような走り方をしてみようと思う。 もちろん、今年は、比較的自分のペースで走れるという「幸いな」職場環境にあるということが前提となっている。 ●週末も含め、暑い時期は「無理をして」長距離は走らない。週末でも15キロ程度を基本とする。 ●平日の帰宅後ラン(7月の研修施設の研修後ラン等を含む)も、最初は無理をしない。 ●「福澤式ラン」では、ラスト1キロでペースアップと書かれているが、「青山式ラン」を考え、ラスト3キロから徐々にペースアップし、ラスト1キロはキロ 4分30秒以内を目標とする。 この走り方は、既に昨シーズンで、ある程度確立されたものであり、私としては、そう「革命的な走り」ではない。
さらに、前述のとおり「オーバーワークは基礎的な基礎的な走力やスタミナが目減りする」ということにも焦点をあて、将来12年間は、サブ3・5りの走りが できる体力、気力、そして体調を維持したいと思う。 (2018.07.05) |
今年の夏が終わるまでに「肩甲骨を使った走り方をマスターし」、次回愛媛マラソンまでに「肩甲骨を使った走りを完成させる」という目標がある。 ・・・のだが、これがなかなか上手くいかない。 その根底には「肩は動かさない方かよい」という指南書があるからかもしれない。 次に「肩甲骨を使うことで、骨盤の動きをスムーズにし、結果歩幅を伸ばす」 多分、これは間違っていないのだろうが、「骨盤の動きを意識する」と、スピードが上がらないわけである。 というわけで、最近は、「肩甲骨を意識せず、一歩ごとに、背中の向きを変えることのみを意識し、その動きは腕をローリングさせる」ことだけを意識した結 果、最近の帰宅後ラン10キロ中、ときおり「思いついたように」ペースの上がる1キロがあることは事実である。 というわけで、まだまだ完成までには時間がかかるのだろうが、今年の愛媛マラソンの実績を考えると、少なくとも、体調管理に気をつければ、前回よりも好記 録を設定して良いだろう。 もっとも、それが「プレッシャー」にならなければよいが・・・ (2018.07.01) |