かずまる特攻隊番外編・四国一周自転車特攻隊

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(以下の撮影日は特に説明がなければ旅行日)

行 程 表

2008.12.19(金)
松山806(1001D)824伊予中山(自転車:内子〜松山間64・2キロ)

H20年12月19日(金)松山〜内子(単独編1回目)

  

(クリックすると拡大します。なお、この画像は「カシミール3D」から転載し、地図画像は「カシミール解説本5万分の1地図」から作成しております。)

平 成20年12月19日(金)、来るべき自転車特攻隊かずまる同行編に備えて、まずは私の自転車を実際に列車に積んでみることにした。なお、今回は実際には 伊予中山〜内子〜伊予長浜〜松山を走破したのだが、当時はまだ松山〜宇和島間を同行編で実施する予定であったため、その予行演習という位置づけであった。 それが、この直後に「松山〜宇和島間の既に歩いている部分を再び自転車特攻隊するのは中止!」ということになり、その代わりとして同区間は私が単独で走る ことに変更された。その結果、内子〜伊予長浜〜松山間を残し、後日、務田(あるいは出目)〜鬼北日吉、肱川経由〜内子を走ることでルートがつながるという ことになったものである。

  

(左:折りたたみ自転車、右:折りたたんで1001Dに積んだ状態)

さ て、普段は駅前駐輪場に向かうのだが、当然ながら今日は駅前に自転車を乗り付け、解体して(折りたたんで)そのまま(当然ながら何も言われずに)改札口を 通過する。当たり前だ。かずまるの自転車に関しては不安が残るが、今の私の自転車に関しては、どこも問題はない。が、1001Dに乗車する場合は3番ホー ムまで自転車を運ぶのがちとつらい。

その自転車の積込状態なのだが、一 応座席には収まるが、前の座席をリクライニングできなくなる。また、突起物の関係で、180度回転させたら収まらない。このあたりは今後問題点となるのか もしれない。ともかく、1001Dは普段どおり2分遅れて伊予中山に到着する。ここでも、跨線橋を越えなければならない。

伊 予中山駅舎で自転車を組み立てて、8時35分頃出発する。思ったよりも時間がかかったものだ。伊予中山駅の標高は約180メートル、内子駅が約40メート ルだから当然スピードが出るものと思っていたのだが、設定速度時速18キロとしていたら、内子通過時刻が予定よりも1〜2分程度遅れている。内子駅では ちょうど9時25分発の1053Dが出発して行った。

  

(左:伊予中山駅、右:大洲市神南山)

帝京第五高校前のコンビニで休憩して、その辺りから肱川へと流れる矢落川河川管理道へと入る。ちょうど肱川嵐が消えようとするところで、寒い。既に1時間半ほど自転車に乗ってきたわけだが、ここで逆にウインドブレーカーの下に1枚着込む。

こ の後も、旧三秋信号場のある銭尾峠手前まで設定速度を時速15キロとしている。1週間前に松山から今治までこの自転車で走ったのだが、その時は約44キロ を約2時間40分(平均速度時速16・5キロ)で走っているから、その程度の速度は出るだろうと考えていたわけであるが、前回に比べると距離が長いことも あって、なかなか時速15キロ以上の速度が出ない。(この日は77・8キロ走ったが、記録上は64・2キロとなっている。)これはひとえに前回よりも走行 距離が長いことに他ならない。自転車が小さいとはいえ、高校時代は今治〜松山間を1時間50分で走っていたわけであり、年老いたものだとも思う。(当時今 治〜松山間は非電化で、当時最も遅い普通列車がこのくらいで走っていた。ちなみに、今治港〜松山観光港間の航路もこのくらいの時間だったと記憶してい る。)

ともかく、10分遅れのまま双海上灘の道の駅に到着する。ここで昼食をとる予定であったが、平日はロクなものが売られていない。仕方がないので、適当に買ってそのまま出発する。そうしたら逆に10分程度早発となった。

 

(左:伊予市双海上灘の道の駅、右:毎度おなじみの919D)

そ して、いよいよ問題の銭尾峠が近づいてくる。貫歩の時は15キロを過ぎてからの上り坂で思ったよりも苦戦したところである。ただ、今回は思ったよりも急勾 配でなかったこともあり、予想よりも早く上りきることができた。自転車の場合、勾配は緩やかであればほとんど問題なく登れるが、急勾配ならば徒歩と同じに なる。この辺りの兼ね合いが難しいようだ。ウインドブレーカーの下の服は既に脱いでいるが、この坂でウインドブレーカーも腰に巻いた。昼を過ぎてからかな り暖かくなってきたようだ。

結局、勾配を上りきったところで、30分ほどの早着となり、あとは一路松山をめざすのみであった。(2009.01.20)

 
     

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