ランニング編

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また、「坊っちゃん一緒にらんランRUN」の大会がやってきた。昨年初めてとなるレースで10キロ走った大会である。

と ころが、昨今の空前のランニングブームの中、当初はボランティアがてらで運営されていたこの大会も、もはやそれでは手におえなくなり、今年で最後となるこ とになってしまった。だから、満足な大会運営ができないことを望まないならば、参加費は返還するという手紙までやってきたほどである。だから、何事があっ ても文句を言ってはならない。それが、私の始めてのハーフマラソン大会だったのである。

  

今日の坊っちゃんマラソンは8時から開会式なのであるが、私の出走は9時20分なので、4631Mで市坪へと向かう。車内は結構同業者がおられたようで、中には1001Mからの乗継客もおられたようだ。

こ の松山〜市坪間のダイヤだが、当初の出走内容では、(昨年も含めて)全く利用できる便がない。4629Mがなんとか利用できるのだが、休日運休となってい る。車で行こうものなら、取付道路を超えて、国道56号まで車があふれるのだ。そのため、昨年の大会後、松山市に「後援しておられるなら、松山市長も走っ ておられるなら、4629Mの当日運行などの善処をされたい」旨のメールを送ったところ「善処します」という回答はあった。が、今大会の開催に当たって は、もはやそれ以上の高望みは無理であろう。その代わりに4629Mが利用できるのであれば、それは大会側からの便宜だと思うべきであろう。

というわけで、4629Mの乗客となった私は隣駅市坪へと「ハーフマラソン大会」へと出かけたのであった。

その結果は、(ネット値)1時間46分00秒!

ま あ、私としては、公式戦初めてのハーフマラソンだし、練習でのベストタイムではないが、ここ数日の風邪具合、そしてコース上の風を考えると、文句を言って はいけない。なんと言っても、このコースは、今年1月の初マラソンの膝後遺症で、その後幾度となく挑戦を跳ね返されてきた場所でもある。また、同コースで の2回の練習よりも記録が良かった。

多分、その勝因は、出走までの行動にあったと思う。その過程は次の3点である。

(1)まずは、なんと言っても、2回の試走であろう。しかも、風向きの異なる西風、東風での練習をしていたため、事前の対策ができた。

(2)次に、開会式は8時00分だが、出走は9時20分。だから、あえて、市坪駅8時15分着の列車で出かけたことであろう。

(3)そして、スタートゴールの多目的広場とテニスコートの間にある、(練習でも使用した)クラブハウスに出走直前まで居座ったことである。

実 はこのクラブハウスがほとんど知られてなかったのである。遅れて出かけた私は、当初この場所は満員だと思っていた。が、その場で柔軟体操ができる十分なス ペースがあったのだ。外は昨日の雨の影響で、かなりの風が吹いている。私もここ数日風邪気味である。だから、この暖かいスペースは大変ありがたい。そし て、荷物は預かってくれる場所があるものの、体調を考慮して、最後までこの場所へ居座り、ここのロッカーに預けたのであった。このロッカー代100円が何 物にも変えがたい私の味方となったのである。この暖かい場所で、トイレを含めて、出走10分前まで居座ったこと。これが最大の勝因であろう。

そして、9時10分、ハーフ40歳未満組出走後、いよいよスタート地点へと並ぶ。

私が並んだときには、スタート地点はほとんどがら空き状態だったので、トラック内側の前からそう離れていない場所に立つ。当初設定されていた、1時間50分のA組B組うんぬんなど、まったく機能していなかった。多分、(開会式で)取りやめたという案内があったのであろう。

そして、スタート!

スタートしてからのネット値とグロス値の差を言ってしまうと、私が特定されてしまうので述べないが、かなりロスは少なかった。

が、ここで最大の誤算!

10キロやフルマラソンは記念やお祭りで参加する人が多いが、ハーフはそんな人は皆無に近いという記事を読んだことがある。このブームの中、皆無ということはないだろうが、やっぱり周りの速度は速い、速い!私の前にぽっこりと空白ができてしまう。

そんな訳で、初めてのハーフマラソンがスタートしたのであった。(2010.11.24)

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