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 【10-2】  第29回今治シティマラソン完走!  その1   その2

5回目の参戦となる第29回今治シティマラソンは、想定外の灼熱の世界の中、これまた想定以上のハイペースで5キロを走ってしまった。

だが、昨年の神戸マラソンで、プリキュアの仮想で走られた「マラソンサニー」さんのブログを見ると、ハーフマラソンは「そのまま押していくしかない」という記事がある。

つまり、フルマラソンの場合は、もはや隠し事は通用しないが、ハーフマラソン程度ならば、スピードに徹してもなんとかなるということでもある。

  

それを信じて、「過去にはこのペースで試走したことはある。今のペースが落ちることは考えない!」と思い続ける。

さらに、7キロあたり(往路4キ過ぎ)で陽が陰る。これはラッキーだ。この間にペースを上げておこう。

10キロ47分27秒(5-10は23分59秒)とペースは上がっていない。100分切りを考えるならば、キロ4分45秒、5キロ23分45秒でつなぎ、後半のペースアップが最低条件だ。

ただ、このあたりから、どうも腰痛というほどではないが、腰に違和感を感じるようになる。今はまだ、今までの経験から走りを注意すれば致命傷となるようなものではない。ただ、先ほどのキロ4分45秒で走り、終盤ペースを上げられるかどうかについては、不安を感じる。

ちなみに、両親と言えば、母親は近くの大型ショッピングセンターに知人と行っているようで、父親だけが観戦していた。

15キロを71分22秒(10-15は23分55秒)とペースは上がっていないが、最後の折り返しを過ぎ、10キロの部の折り返し通過 は、76分50秒程度。確か、3年前の自己記録のときは77分04秒だから、100分切りは不可能ではない。というより、大会自己記録ペースで走っている わけだ。

だが、3年前はラスト5キロを22分40秒で走り抜けたわけだが、どうにも腰の具合が悪くペースアップできない。

結果的に、そのままペースを上げられず、今年唯一距離表示のあった「ラスト2キロ」地点で101分10秒だったことで、精神的ダメージを受け、腰痛もあって本当に一旦停止しようかと思ったくらいである。それぐらい、腰痛の状態は悪かった。

とりあえず、ラスト1キロまではペースを抑えよう。ラスト1キロの表示はなかったが96分00秒で通過。それは最初の1キロ、まだGPS付時計がまともに稼働していた頃、こんなこともあろうかと目星をつけていた場所である。

この段階で、100分切は絶たれたわけだが、あとは自分との勝負である。せめて堀端からはペースを上げたい。

堀端に入る。まだ体が反応してくれない。右前方にゴール地点が見え始める。このあたりから、じわじわとペースを上げる。3年前に98分45秒の表示とともにラストスパートをかけた場所での記録はは99分20秒。

既に100分切は絶たれていることは判っているが、あとは自分との闘いだ。

最終的には昨年よりも4秒遅い100分40秒。なによりも、大会自己記録の3年前よりもラスト5キロで75秒遅い記録だったわけだ。

ただ、この夏のペースが上がらない状態と腰痛を考えると、これらを克服できれば、まだまだ次があるということだけが、今回の大会の収穫であった。(2015.10.27)

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