ランニ ング編

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 【8-1】  第45神戸マラソン大惨敗   その1   その2

大阪マラソン以上に走ってみたかった神戸マラソンであるが、神戸マラソンといえば、愛媛マラソンのために走り込みをしなければならない 時期に開催される。

今回はチャレンジ枠(愛媛マラソンのアスリート枠)で応募したら、見事当選。このため、神戸マラソンの翌週3連休でもきっちりと走れる 程度の走りを考えた。

あと、神戸マラソンといえば、名物「マラソンサニー」さん。プリキュアの仮装でサブ3の速さを誇る、というより、ハーフマラソンを走らせたら、愛媛県内の 大会ならばぶっちぎりの優勝となる。その方をぜひ間近で見たいものである。

  

今回は、先の大阪を教訓に、前日2時間早く出て、先に受付をしてから、ホテルへと出かけた。ただ、大阪と違ったのは、受付後あっさりと 会場を出してくれたことで、ホテルへは14時半頃到着してしまったが、なんなくチェックイン。

あとは、だらだらと寝る時間を待つだけ。

と思ったら、かずまるがスマホを落下・破壊したとかで、その修理に保険を使うことで、私が電話をしなければならず、20時頃まで延々と 電話をさせられ、眠気が覚めてしまったのだが、まあ、その後はあっさりと寝ることができ、翌日は午前4時ぴったりに起床。

さらに、5時40分にはすべての準備ができたので、予定よりも1便速い電車で三宮へ移行と思ったら、当初予定の電車が始発の特急で、普 通電車で延々とゆられながら、最後は御影で追い抜かれるという始末。

それでも、三宮到着後は駅構内で、トイレ(大)に行くこともでき、7時ちょうどに荷物を預け、7時30分にはBブロックに並ぶ。スター トまであと1時間30分。

さて、問題の天候。当初は雨と予想されていたが、最終的には朝雨が残るものの、回復という予想となった。だが、むしろ、天気の回復が晴 天に変わると、元々平年よりも5度くらい気温が高いと予想されているから、蒸し暑さも含め大変なことになりそうだ。

一方のトイレ(小)事情であるが、荷物預け付近のトイレは満員御礼なのに、整列場所近くのトイレはがらがら。最終的にはゆったりとス タート地点に立ったのであった。

9時ちょうどに号砲。初めての神戸マラソンが始まった。

ここまでは、前回大阪同様すべてが成功。

ともかく、今回は無理はしない。キロ5分05〜10秒、5キロ26分をめどに走る。

神戸マラソンのコースで大阪と比べて思うことは、「コースが狭い」「急カーブが多い」ということである。

だから、いやおうなしに、そのペースで走らされる。だが、前回大阪の経験から、無理をして抜いたり、ジグザクに走ったりすることは控え る。

5キロ28分07秒。これは、最初の1キロの渋滞と2キロまでのトイレロスタイムを考えると、まあ仕方ないペースである。今になって記 録を見ると、確かにキロ5分05〜10秒で走っているから、一応理想的なペースで走っていたわけである。

10キロは54分10秒(5-10を26分03秒)、15キロは1時間20分03秒(10-15を25分53秒)だったから、まあこんなものかな、コース が狭くて走れないや、まあ、終盤ペースを上げようかな、と思いながら走っていたものだ。

さらに、神戸マラソン最大の楽しみといえる「マラソンサニー」さんとは、私が14キロあたりですれ違った。「マラソンサニーさーん!」と声をかけたら振り 向いてくれたので、わざわざ立ち止まって撮影したのに、押すボタンを間違えたのが大変残念であった。

そんなこんなで、結構楽しみながら走っていたのであるが、このあたりからいろいろと向かい風が吹き始めたのであった。

それは、私が最悪の事態と言っていた「朝は雨が降って湿度の高い中、その後太陽が照り付ける」ということである。確かに、これはつらいものがある。

さらに、10キロあたりから、左大腿部に感覚がなくなっていることにきづく。前回愛媛マラソンでは42キロを過ぎて転倒したが、その後の練習でもどうよう に左大腿部にふわっとした感じとなって、その転倒をフラッシュバックすることが何度かあったのだ。

仕方がないので、左大腿部をたたきながら走る。だが、これが、結果的に致命傷となったわけである。

さらに、1週間前の最終試走での転倒による、左股関節と今治シティマラソンでも致命傷となった腰痛の兆し。

この段階では、まだ致命傷ではなかったのだが、これに暑さが加わった状態で、明石海峡大橋下での折り返しを過ぎると、復路の微妙なアップダウンに大腿部に 違和感を感じ始めたわけである。20キロ1時間48分18秒(15-20を26分35秒)で通過。

そして、神戸マラソンは今だ経験したことのない惨事へと向かっていった。(2015.11.19)

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