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6月29日(日)、その日は休日出勤であった。当初は実家にかずまるを預ける予定であったが、その夢も破れ、昨日の状況もあって、松山〜今治間2往復を覚悟した。朝は10Dアンパンマン列車で今治へと向かう。当然8号車「クリームパンダ号」の先頭席に乗車する。まさに「アンパンマン列車でGO!」の世界で、これから仕事に出かけるという気分を吹き飛ばしてくれる。
さて、仕事の話は放っておいて、ともかく、堀江駅で2000系3両の臨時と書かれた列車を見た程度で、13時04分には松山駅に戻る。13時20分頃にはかずまるも松山駅にやってきた。が、少々時間が早すぎた。22Dが来るまでに約40分ある。ベンチに座ってなーんもすることがなく、ただぼけーっとしていたが、事態は急変していた。 突如一般塗装の2000系が車両基地から出庫してくる。さきほど3両の臨時列車を見ていたので、その関係かなー、と思って見ている。2000系は引き上げ線にはいる。まもなく、13時50分過ぎの普通列車が1番ホームにはいってくる。以前伊予和気から乗車していた列車である。この列車は本線に引き上げる。
と、2000系はそのまま1番ホームに入ってくる。そのまま通り過ぎるのかと思ったら、そのままホームに停車する。アナウンスで、この4連が岡山行きとなり、その前に3連が増結されるとの放送が入る。「メロンナパンナ号」を含む4連は八幡浜付近で踏切事故があって遅れており、接続しないらしい。4号車前で待っていなくてよかった。22Dは前3連が「アンパンマン列車」後ろ4連が一般塗装というでこぼこ編成で松山駅を定時に出発する。 今治では、ちょうどさきほど使用した社用車のキーを持って帰ってしまったので、かずまると一緒に会社に行って、鍵を返してくる。それで約25分ほど時間を潰して、再び松山への電車に乗り込む。
松山到着は16時02分。1番ホーム宇和島側には、通常はありえないが、多分車両運用上なのであろう、「アンパンマン列車」が進入してくる。特に破損はしていないようである。思わぬ編成に喚起をあげる親子連れもいる。やはり、「アンパンマン列車」は人気があるようである。 その後は、かずまる自転車特攻隊となる。こんなこともあろうか、と今日はママチャリで松山駅まで来ている。松山市駅へと全速力で向かう。ちょうど16時19分発の14号機が到着している。乗務員は「元気君」「大将」「ゲンちゃん」である。そして、いつものように、坊っちゃん列車松山市駅出発と同時に自転車も出発する。が、大街道付近で1号機「がんばれ運転手」「紳士松井」「S3車掌」そして、「翼君」を見かける。かずまるは案の定、松山市駅へ行くという。
再び坊っちゃん列車の追っかけをはじめる。16時49分発の1号機は、なんと、大街道を過ぎると、どこにも停車することなく道後温泉へ行ってしまった。うーむ、初めての敗北である。と、思いきや、最後の道後公園の右折のところで立ち往生している坊っちゃん列車を抜き去る。抜いた私は派出所のところで、安全を期して坊っちゃん列車を先に行かせる。今日のところは同点というところである。 道後温泉駅では、5名のマドンナがいて、そのうちの1人が今日で終わりらしい。そこで、坊っちゃん列車をバックに4名の乗務員を交えて写真撮影しようということになったらしい。が、そこで、運転手2名に車掌もいれようということになって、「紳士松井」が車掌2人を呼びに行った。そこで、マドンナ達が「大将!」と声をかける。果たして彼女たちにとっては、「翼君」「S3車掌」どちらに向かって言ったのであろうか。永遠のなぞをかかえて帰宅したのであった。(2003.06.29) |
6月28日(土)、午前中かずまるの幼稚園の作品展に出かけ、夕方5時からは幼児があり、しかも1日中雨が降っている。明日は私が休日出勤となっており、ほとんどやけくその状態であった。というわけで、12時45分頃、雨の降りしきる伊予鉄西衣山駅で車から降りる。で、12時54分発の電車で松山市駅へ向かう。 松山市駅前にはちょうど13時10分発の坊っちゃん列車14号機が停車していた。乗務員は「坊っちゃん2世」「翼君」他1名。というわけで、かずまるには傘を持たせて、私は近くの屋根のある場所で待機する。14号機が出発すると、近くの模型店でNゲージの線路を買って、再度松山市駅に行くと、今度は1号機が待機していた。乗務員は「イチロー」「大将」「紅顔の美少年」「K4兄ちゃん」は、雨が強くなって、デッキに立っていた。
さて、我々は坊っちゃん列車の出発を待たずして、13時40分発の城北1番線でJR松山駅をめざす。古町発の坊っちゃん列車の時間つぶしの予定であったが、かずまるは「アンパンマン列車」に乗りたいといってきかない。が、それは列車がやってくると納まった。「メロンパンナ号」は宇和島方面9D2番ホームに横付けされる。というわけで、かずまるはあっさりと坊っちゃん列車の方に陥落した。 JR松山駅前からさらに古町まで市内電車に乗る。週末の宮田町は大型スーパーの影響で、大混雑が続く。両方のホームは買い物客でいっぱいである。今の時間帯、ひょっとすると市内電車の停留所で一番混雑するのではないか?と思われる。
1号機は定刻に古町駅に到着する。先ほどとは昼食時間帯で「大将」が「坊っちゃん2世」に交代している。15時01分発の便雨の振る中、は前客車に2名、後客車に2名というのんびりとした状態で出発する。が、JR松山駅で団体客が乗り込む。さすがに男6名は横座りできない。14名乗車で3名立客が出る。乗客が多く、出発時間が遅れ、結局南堀端の道路に入ったときには14号機は左折をしていた。そして、大街道で更に前客車に乗車する。やはり土曜の午後の道後温泉行きは混む。 道後温泉に到着直後、東循環バスが出発していく。これに乗れるのであれば乗るべきであった。その後は、市内電車でJR松山駅に引き返し、パルティ衣山行きのバスを待つが、これが10分近く遅れ、最後徒歩の時には更に雨が強く振ったのであった。(2003.06.28) |
6月22日(日)、前日は晴天の下、一応家族サービスをしながらも、しっかりと鉄道が視界に捕らえられる場所にいた。そして、本日。当初晴れの予定が昨日になって曇り。それが、朝起きてみると、なんと雨が降っている。が、昨日の家族サービスは私を見捨てなかった。良いことをすれば、良いことがあるものだ。妻が古町まで自家用車で連れて行ってくれた。これで、第一の関門は通過した。 坊っちゃん列車14号機は定刻に到着する。「坊っちゃん2世」「大将」「木田君」。「大将」以外は代理のようである。そして、その間城北1番線は10時21分発が「S3車掌」、31分発が「S2車掌」と出発していく。城北2番線10時41分発で「JTB君」が降りてくる。そうか、今日の「坊っちゃん2世」は「しょうゆ顔の好青年」の代理だったのか。
それはともかく、10時41分発の14号機は10名の乗客を乗せて出発する。さて、先週と同じく携帯電話の「坊っちゃん列車どこぞな」で1号機を確認する。が、なんと、いつになっても1号機は「道後温泉にいます」のままである。すわ。1号機の身に何かが!?それとも単にプログラム上の不都合か?などと思っていると、しっかりと伊予銀行本店前ですれ違ったのであった。その後もしばらくは「道後温泉にいます」と表示されていたが、そのうち「松山市駅にいます」と変わった。うーむ、使えん。 今日の道後温泉駅前は、坊っちゃん列車に満席表示こそ出ていなかったが、観光客が多そうであった。坊っちゃん列車の方向転換作業中にカメラを構える人の数が多かった。
が、我々はそのような暇はない。坊っちゃん列車の後ろを走ってきた5番線LRTでJR松山駅へと引き返す。JR松山駅到着は11時35分頃。ちょうどJR松山駅前に到着した城北2番線に「元気君」がいた。駅弁等を買って、ホームに出る。ちょうど3番ホームに「四コチ」のキハ54「しょくぱんまん号」がやってきている。今日は12時13分発の18Mで今治をめざす。今日はアンパンマン列車ではないので、5号車に乗る。団体や家族連れが多いようであるが、4席をキープできた。 今治では、いつもどおり約40分だけとどまって、すぐに引き返す。雨が強くなる。さて、ここからが今日のメインイベントである。以前「メロンパンナ号」は5号車指定席(喫煙車)であった。が、昨日4号車に移動したのを見た。しかも、昨日は22Dであったということは、今日は9Dの4号車であるはずである。はたして、そのとおりであり、思ったよりも乗客も少なく、「メロンパンナ号」に乗車したのであった。
さて、8両の8000系電車と7両の2000系「アンパンマン列車」はどちらが乗車しやすいか。実は、2000系は7両であるにもかかわらず、自由席を4両半(8000系は4両)、しかも禁煙車を3両半(8000系は2両)連結している。その分2000系の指定席に乗ろうとすると苦労するわけだが、私のような定期券所持者は重宝する。ただ、今治駅では7号車「ロールパンナ号」を完全に指定席車扱いしている。ホームの表示(つまり2つの扉とも)も指定席であるし、アナウンスもそのように言う。7号車は1〜7番のみが指定席であるのだが、わざとそうしているのかどうかは判らない。 さて、松山駅に到着すると、結構旅行をしたように思うが、まだ14時である。ちょうど松山駅でアンパンマンタイムが始まるのである。が、我々は、1分の折り返しで、すぐ上り普通列車に乗り込み、三津浜で下車する。実は今日はかずまるの幼稚園の同級生が「蛸取り」に船で出かける予定で、かずまるも誘われていたのだが、私が長時間の乗船が苦手なこともあってパスさせていただいた。そのため、かずまるに対しては、「三津の渡し」でごまかすことにした。幸い雨は降っていない。
「三津の渡し」に乗って、伊予鉄港山駅に到着する。雨が降り始めた。実は、先日かずまるの幼稚園の遠足後、6月末までの「梅津寺パーク」500円割引券をもらったのだが、日が迫ってきたので、今日は持参して来た。が、雨では行く気がしない。悩んだ末、とにかく行くだけ行こうということになる。雨の心配がなければ、そのまま歩くのであるが、まあ、ここは電車に乗った。が、それならば、我々にとって「梅津寺パーク」はJR三津浜駅徒歩40分となるのである。 結局、雨が小降りになったので、そのまま入場して、まずは1号機の保存を見て、そして、500円だけ乗り物に乗って、200円だけ遊戯施設で遊んだ。だが、赤い汽車(かずまる1人で200円)に乗っているかずまるを見たとき、やはり、現在の伊予鉄道の坊っちゃん列車(1dayチケット所有で1回親子で200円)の存在は何か?と改めて考えさせられた。と同時に、あと1年10ヶ月でそれが終焉を迎えるという現実を感じたのであった。(2003.06.22) |
6月15日(日)、かずまるが突然「ごこくじんじゃ」に行きたいと言いはじめた。昨日帰りのバスの中で「護国神社バス停」があって、行きたいと言っていた。が、その正体はすぐに判った。要するに神社に行って、お賽銭して、じゃらじゃらやりたいのであった。というわけで、午後1時過ぎに自転車で出発した。で、護国神社で参拝して、そのまま道後温泉へ向かう。
道後温泉は、休日の午後であった。今日も午前中2便が満席となっていた。1号機は「がんばれ運転手」「紅顔の美少年」「ゲンちゃん」他1名。かずまるは「紅顔の美少年」に「今日なんでおるの?」とたずねている。多分、今日の彼は代役なのであろう。これから自転車で・・・と思っていたら、出発直前にかずまるが「おなかすいた」という。仕方なく、1便遅らせる。すぐに14号機がやってくる。出発は14時15分発の古町便となった。 乗務員は「大将」「JTB君」「K4兄ちゃん」道後温泉からの自転車は、一方的に下っていくのが判る。大変楽である。余裕で大街道まで追っかける。で、そのまま県庁前交差点へ突っ走る。古町便の場合、県庁前交差点か伊予銀行本店前交差点での行き違いが多い。はたして、今日は県庁前交差点で行き違いをした。うーむ、これはNTT側から撮影するべきであったような気がする。
(右はクリックすると拡大します。) そして、今度は1号機を追っかけて、再び道後温泉をめざす。帰りは登りである。勝山町を過ぎると、坊っちゃん列車は全て信号をクリアしていく。自転車の場合上一万まで行ってしまうと、右折できない。手前の信号でじっと待つ。坊っちゃん列車は上一万交差点を右折する。その差約200メートル。そこから追っかける。南町電停付近で約100メートルに迫る。そして、なんと坊っちゃん列車は東環状線交差点で停車する。その隙についに抜き去る。さすがに道後温泉に着いたときは疲れた。 道後温泉からは再び、市役所前付近での行き違いを期待して追っかけを再開する。が、雨が降り始めた。かずまるに合羽を着せて走り始める。坊っちゃん列車を追うのは楽であるが、雨がうっとうしい。
古町からの14号機は少々遅れたらしく、伊予銀行本店前よりも西側ですれ違った。我々はそのまま松山市駅へと向かう。 松山市駅にいる途中、雨はだんだんと激しくなった。坊っちゃん列車の出発後、そのまま帰宅することにした。(2003.06.15) |
6月14日(土)、私の両親がかずまるの誕生日祝いにやってくるというので、10Dアンパンマン列車で今治まで行って、車で一緒にやってくるという計画を立てていたが、雨のためにもろくも挫折。昼を過ぎてもしとしとと降り続けるため、両親の車で本町6まで連れて行ってもらって、そこからのかずまる特攻隊となった。 まずは、本町613時20分発の本町線に乗る。が、今のところ、どこへ行こうとも決めていない。かずまるにたずねると、しばらくして、松山市駅へ行きたいという。何をしに行きたいかはピンと来た。が、西堀端付近で城北2番線が先行したので、南堀端での乗換えをやめて、市役所前で城北1番線に乗り換える。
松山市駅に行くと、坊っちゃん列車1号機が停車している。乗務員は「イチロー」「大将」「K4兄ちゃん」「木田君」であった。かずまるは「イチロー」に「なんで今日運転してるの?」と話しかけるが、なかなか伝わらないようだ。「イチロー」は一度エンジンを止めてくれたが、今度はかずまるの趣旨がわからなかったようだ。要するに、なんで、今まで土曜日に見かけなかった(つまり金曜日勤務だった)彼が土曜日に乗務しているのか?という意味だったのである。答えは一言「変わったんよ」としか言いようがあるまい。 坊っちゃん列車が停車している間も小雨が降り続く。坊っちゃん列車が出発すると、まあ、先週買ってやれなかった「プラレール」を買いに「デパート」7階へ行って、通常の2倍の長さの直線レールを買った。その後は近くの「鉄道模型」を売っている店に行ったが、目的の鉄道模型ジオラマ集の本は売っていなかった。
再び松山市駅に行って、今度は14号機を見る。乗務員は「紳士松井」「S1車掌」他1名であった。が、14号機の出発を待たずに、14時20分発の城北1番線で古町駅をめざす。そう、これから坊っちゃん列車に乗車するのである。 1号機は定刻14時38分に古町駅に到着する。乗務員は昼食時間帯を終えて、「大将」が「坊っちゃん2世」に変更されている。雨は降っていないが、少々寒いような気もする。城北線は5分程度遅れている。
1号機はそれでも2分程度の遅れで古町駅を出発する。乗客は前後客車合わせて我々2名。JR松山駅で6名程度乗車したが、全て前客車へ乗車する。かずまるは眠いといって横になってしまった。14号機とは今日も伊予銀行本店前ですれ違う。大街道からは後客車にも3名乗ってきた。 道後温泉に到着しても、小雨は降り続く。と、ちょうど、東循環バスが約10分遅れで到着するのが見えた。で、結局はそのままバスで帰宅したのであった。(2003.06.15) |