新かずまる特攻隊が行く(5)

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第25話 梅雨明け最初の坊っちゃん列車(撮影は全て2003.07.26)

7月26日(土)、遅かった梅雨も明け、暑い夏が・・・確かに暑いが、まだまだ猛暑というほどでもないようだ。本当は朝7時30分にJR松山駅へ繰り出したいところであったが、やはり土曜日の朝は起きられなかった。仕方なく、9時55分に自転車で出撃する。めざすはJR松山駅近所の自転車置き場。そして、松山駅10時07分発の1番環状線を待つ。と、ちょうど「ゲンちゃん」が立っていた。「今日はJRからですか?」「いやー、寝過ごしまして・・」、「ゲンちゃん」は道後温泉行きの電車に乗り込んでいった。そして、その後に控えていた環状線は「元気君」が運転していた。その電車に乗り込んで、古町駅をめざす。「JTB君」は2番環状線に乗務している。

  

今日の14号機も、古町10時21分発の1番環状線LRTの後にやってくる。道後温泉からは距離もあり、先に環状線がやってくることも多い。が、実際にはそのほうが、あとの作業がやりやすいかもしれない。LRTが出発して入替作業に入る。今日は夜間防犯用のアクリル板をセットしたりしている。すわ、運転台に冷房をかけて、その防御用か?と思ったが、そうではなく、1年を経過してアクリル板の取替えのための作業だったようだ。

乗務員は「イチロー」「坊っちゃん2世」「紅顔の美少年」、10時41分発の便は我々2人だったが、JR松山駅前で7名ほど乗り込んでくる。さて、ハ31はハ1と比べて、客車の横窓の上に窓がない。このため、風が入らないようなイメージがある。が、実際には太陽光線を通さず、車内はことのほか涼しい。この車両の中にずっといられたら、さぞ体に良いだろうと思う。

  

途中、伊予銀行本店前交差点で1号機とすれ違う。「紳士松井」「大将」「木田君」「翼君」を見ながら、坊っちゃん列車は道後温泉に到着する。が、寝過ごした代償は大きい。我々はこれからJR松山駅へ引き返す。ちょうどやってきた松山駅前行き電車には、さきほどの「ゲンちゃん」が乗務している。

終点JR松山駅前で「では、これから今治へ行ってきます」と言って、ゲンちゃんと別れる。松山駅で弁当を買い込んで、18Mしおかぜ18号の2号車に乗り込む。乗客は思ったより少ない。が、やはり、休日に今治へ行くときは、アンパンマン列車の8号車最前列に座りたい。あの席に座っていれば、例え休日出勤でも心が和む。これからは早起きをすることにしよう。

  

今日も今治では、特に何をすることもなく、そりまま引き返す。が、この時間帯は今治からの乗客は多い。特に子供連れが多いような気がする。電車と比べると1両少ない2000系であるが、実際には自由席は2000系の方が半両多い。が、それでも実際にはこの列車の乗客はさきほどの7Mよりもかなり多い。4号車は幸いにも「メロンパンナ号」であったが、4号車は今治駅でほぼ満席の状態で出発する。帰りは眠たく、途中寝ていたようだ。

松山駅に到着すると、当然ながらちょうど14時のアンパンマン列車タイムである。子供連れも多く、実際には乗客も多いような気がする。かずまるも切離し作業の追っかけをしている。が、その喧騒も両方の列車が出発すると消えていく。我々も、今度は自転車特攻隊で坊っちゃん列車を追いかける。先ほどの昼寝で、体の一部がまだ寝ているようだ。自転車を踏むペタルが重い。

  

南堀端で坊っちゃん列車14号機を見つける。そこから猛然と追っかけを観光、いや慣行、もとい敢行する。県庁前交差点で待ち構えた我々の前で、1号機と絶妙のタイミングですれ違う。1年間追っかけていて、最高のアングルであった。が、鉄道の日の写真コンテストにデジカメは投稿できない。また、しばしの人生の目標ができた。

道後温泉まで追いかけた後、しばし休息をとる。4時間ほど前にあった景色が復活する。その間に100キロほど移動してきたというのが信じがたいほどである。道後温泉駅では、次の坊っちゃん列車が満席となっている。その列車を追いかけて、そして南堀端で別れ、帰宅したのであった。(2003.07.27)

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第24話 松山での遊び場with坊っちゃん列車(撮影は全て2003.07.21)

7月21日(月)、午前中激しい雨が降っていたが、午後2時前になって突然やむ。一体何をせよというのか。というわけで、かずまるを連れ出して自転車で古町駅に出かけた。14号機は「紳士松井」「元気君」「翼君」、おおっと最強メンバーではないか。今日は自転車で・・・と言っていたすがまるも、しばし乗車したいという誘惑に駆られたようだが、やっぱり自転車での特攻隊となった。以下自転車での見所を書いてみた。

  

左:15時01分、古町駅発車直前の14号機、右:高浜行き郊外電車を待機している。

  

左:古町駅南側踏み切りを通過する14号機、このシーンは今まで見たことがないような気がする。要するに自分がそこに乗っていたから?右:大手町を西堀端へと向かう14号機。我々は古町から大手町までは味酒通りを南へまっすぐにショートカットした。

  

(左はクリックすると拡大します。)

左:県庁前交差点で1号機とすれ違う。この後の2枚は自動車が邪魔してNG。右:勝山町交差点停車中の14号機。なお、勝山町〜上一万交差点間で一度道路を渡らなければ、上一万交差点では自転車は右折できない。上一万交差点かその次の交差点でさらに道路を渡って左側へ出ることになる。後は、東環状線交差点で坊っちゃん列車が信号待ちをすることをひたすら願う。この間自転車は進入できる。

   

この後は1便待って、16時16分発の1号機(乗務員は「イチロー」「がんばれ運転手」「紅顔の美少年」「T車掌」)を追っかけて松山市駅へ向かい、再び1号機を追っかけて上一万交差点で14号機とのすれ違いを見た後、そのまま帰宅の途についた。(2003.07.21)

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第23話 52週間連続坊っちゃん列車乗車達成に波高し!!(撮影は全て2003.07.20)

7月20日(日)、朝8時半頃に大阪から帰ってきて、午前中寝て・・・だが、かずまるは昼寝をすることはなかった。が、今日午後の天気が曇時々晴れ、明日が雨という予報を見て、このままでは記録が途絶えてしまう、と疲れた体を引きずって、かずまる特攻隊が出撃する。夕方は妻の実家に行くということで、自転車で行くわけには行かず、久しぶりに伊予鉄衣山駅から電車に乗る。古町駅14時30分。

14時34分頃に環状線がそれぞれ出発する。どうも3分程度遅れているらしい。坊っちゃん列車はやってこない。今日は3連休の中日であり、すでに数人の乗客が待っている。そのうち14時42分頃にLRTがやってくる。おおっ、遅れたぶんを取り戻したな、と思っていると、運転席から「元気君」が降りてきた。そして、次に乗り込んだ運転手は、環状1番を待たずそのまま出発する。環状線は相当乱れているらしい。

  

と、一度事務所に戻った「元気君」がやってきた。どうも坊っちゃん列車1号機は不調により、現時点でも道後温泉に待機中で、古町15時01分発の便は運休であるとのことであった。記念すべき52週間連続の坊っちゃん列車乗車であるのだが、それでは致し方ない。と、すぐに環状2番線がやってくる。これで松山市駅へ行って、道後温泉をめざすことにする。

古町駅で環状1番線と離合して、電車は一路松山市駅をめざす。松山市駅には15時10分頃に到着する。坊っちゃん列車乗場にはすでに10人近くが坊っちゃん列車を待っている。が、ここで雨が降り始めた。先ほどの天気予報はなんだったのだろうか?で、みんなが傘を買いに行ったり、一時雨をしのげる場所へ移動したりしているうちに、傘を持ってきた我々はいつの間にか、前から3番目になっていた。それにしても、記念すべき乗車に次々と災難が降りかかる。

  

よく考えてみれば、昨年8月のダイヤ改正以来、松山市駅から坊っちゃん列車に乗車するのは、改正以来122回乗車中、これでなんと5回目である。昨年10月12日の鉄道の日で古町発の便が運休して松山市駅から乗車した時、1日4回乗車して松山市駅に到着後かずまるがもう1回乗ると言った1月18日、社内報掲載用の写真撮影用に乗車した2月20日、元上司の送別会でなんとなく松山市駅に行ったら坊っちゃん列車が停車していて、なんとなく大街道まで乗車した3月8日以来である。ちなみに、古町発が61回、道後温泉発が49回、仕事帰りに大街道⇒古町間7回乗車、区間別には古町⇒道後温泉60回、道後温泉⇒松山市駅25回、道後温泉⇒古町22回で次が大街道⇒古町間となっている。

さて、松山市駅の坊っちゃん列車乗車ホームでは、すでに今日の1号機の出発時刻はすべて「運休」表示がされている。15時38分発の坊っちゃん列車は36名という超満員で出発する。乗務員は「がんばれ運転手」「紳士松井」「T車掌」。36名はこれが定員ではあるが、こんな満員になるのは久しぶりである。だから、古町発の便の乗車回数が多いのであろう。

  

道後温泉に到着すると、奥に1号機がいた。「坊っちゃん2世」「大将」「翼君」が立ち会っている。「K4兄ちゃん」「S3車掌」は14号機の回送の手伝いをしている。1号機は13時45分頃には道後温泉をめざして走行していたから、それ以降の不調なのであろう。14号機は次の便が「満席」表示となっている。

からくり時計を見た後は、16時10分発の西循環バスに乗って松山市駅へ行く。ちょうど坊っちゃん列車が松山市駅に到着する。それから郊外電車で西衣山をめざしたのであった。(2003.07.21)

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第22話 かずまるのいない坊っちゃん列車(撮影は全て2003.07.12)

7月12日(土)、かずまるの体調不良で、かずまる特攻隊連続出撃が絶望的となったが、ともかく坊っちゃん列車の連続乗車記録を継続するため、2つの用件を理由に一人で出かけることにした。9時55分頃出発し、そのまま萱町6電停まで歩く。だが、時は不快指数の真っ只中。いきなり汗だくとなってしまった。が、なんとか、市内電車に間に合い、古町駅へ向かう。乗ってきた電車の運転手はここから「JTB君」に交代する。

  

坊っちゃん列車14号駅は定刻にやってくる。乗務員は「イチロー」「坊っちゃん2世」「紅顔の美少年」。当然ながら、みなさん手のひらを下にしてぐるぐると回す。つまり、かずまるがいないということである。出発を待つ間、現在構想中の鉄道模型の駅の配線の観察をする。そろそろとりかからないといけない。夏の間の基礎を作って、気候が良くなったら本格的に作製にはいる予定である。その間に「元気君」が出発していく。

さて、坊っちゃん列車の乗客私一人であったが、JR松山駅前で7人乗車してくる。女性の2人連れもいる。「紅顔の美少年」がアナウンスすると、肉声で話してくれるのかと感激している。

さきほどの「元気君」と警察本部前ですれ違う。1号機とのすれ違いは、市役所前電停付近であった。道後温泉に到着し、さきほどすれ違った1号機に満席表示が出ていることを確認し、すぐにJR松山駅前行きのLRTで引き返した。途中警察署前付近で「JTB君」と、つづいて「S1車掌」とすれ違いながら、大街道で下車した。ちょうど、1号機がやってくる。「紳士松井」「大将」「翼君」「木田君」であった。

  

その後は、D電器店と高島屋で買い物をして、ついでに、昼食を買い込んで帰ることにする。が、めざす西循環線は大変遅れている。雨も降り始め、そろそろ帰りたい。直前に「パルティ衣山」行きのバスが出発するようだ。このバスは、一度千舟町5方面に直進して再び出発場所にやってくる。で、このとき、一度再接近したときに、パスロケーションから、このバスの存在が消されてしまうようだ。つまり、一度接近して、離れていくときに、もう目的のバス停留所を通過したと認識されるのかもしれない。ちょうど、1号機が出発していく。が、「1dayチケット」を持っていた私は意地でも循環バスを待った。バスは16分程度遅れていたが、結局衣山1バス停に到着したときには、先ほどのバスは直前を走っていたのであった。(2003.07.12)

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第21話 時間帯が変更されたかずまる特攻隊!(撮影は全て2003.07.05)

7月5日(土)、今日から毎週土曜日の午後5時からかずまるが英語の塾に通うことになった。ということで、今週からかずまる特攻隊の出撃時間を見直すことになった。といっても、昨夜飲みすぎたせいで、結局出発時刻は変わらなかった。本来は10時までにJR松山駅前の自転車置き場へ自転車置場へ行って、10時07分発の環状線で古町へ行くべきであったが、その時間すらなく、結局なんとか10時15分に古町へ自転車で乗りつけたのであった。

  

坊っちゃん列車1号機は少し遅れて、環状1番線LRTの後にやってくる。乗務員は「坊っちゃん2世」「JTB君」「ゲンちゃん」「木田君」であった。古町駅にはちょうど2両のLRTが留置されていた。そのうち1両は10時31分発の環状2番線で車両交換されて出発していく。同時刻出発の環状1番線は「しょうゆ顔の好青年」だった。

坊っちゃん列車1号機は定刻10時41分に出発するが、乗客は前客車が我々2名、後客車が1名であった。じめじめとするこの時期の土曜日は旅行者が少ないらしい。JR松山駅前でも乗車がなかったので、定刻に出発したのだが、14号機とは結局市役所前電停付近で行き違いをした。

道後温泉では、観光案内書が変更されている。伊予鉄道の観光部門が統合されたことに伴うものかもしれない。坊っちゃん列車の乗車券と整理券は売店で販売している。午前中満席の便がない代わりに、午後の便に満席表示がある。団体客による貸切便があるようだ。

  

我々はここで一度JRへ向かう。松山駅前線でJR松山駅へ行き、駅弁を買って、12時13分発の8000系特急で今治へと向かう。22Dで今治へ向かうとなると、松山着が16時02分となるため、今後はこれに乗るか、朝の10Dに乗ることになりそうだ。ちょうど、アイランドエクスプレスUがやってきている。

8000系特急は乗客も少なく快適であったが、今治で意味もなく40分過ごし、折り返し9Dアンパンマン列車は結構乗客がいた。4号車はあいにく「カレーパンマン号」であり、「メロンパンナ号」は22D側に連結されている。今治でもアンパンマン列車を見にやってくる親子連れは多い。JR今治駅ではアンパンマン列車の時刻表を掲示しており、実際にアンパンマン列車に孫と乗車して、親は自家用車で松山駅へ向かうという家族もいた。

  

さて、JR松山駅には14時02分に到着する。松山駅進入直前に一度スピードが落ちる。これは22Dが先に1番ホームに到着するとき、松山駅北側の踏切が一度閉鎖されることによるものかもしれない。ついでに、後ろ3両の切り離し作業を見て、「メロンパンナ号」連結の22D出発わ見て、今度は自転車特攻隊に変身する。

だが、「早起きは3文の得」とはよく言ったものである。自転車をJR松山駅前に駐輪できていれば、まっすぐに市役所前付近にいけたのに、一度14時17分発の環状線で古町へ行って自転車に乗ったため、県庁前交差点に到着したときにちょうど最高のタイミングで坊っちゃん列車がすれ違っていった。こんなものであろう。

  

で、我々は「紳士松井」「大将」「K4兄ちゃん」「翼君」率いる1号機を追いかける。理由は説明するまでもない。道後温泉まで突っ走ったが、さすがに汗だくになってしまった。そして、再び松山市駅まで走っていって、三度松山市駅から1号駅を追いかけ、そして、上一万交差点で坊っちゃん列車の行き違いシーンを見て、帰宅したのであった。が、帰りにかずまるは自転車で寝てしまった。繰り返すが、今週以降午後5時からかずまるは英語の塾に通う。これではだめだということに帰ってから気づいたのであった。(2003.07.06)

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