新かずまる特攻隊が行く(8)

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第40話 桜の花咲く松山城で・・・(撮影は全て2003.09.27)

9月27日(土)、前夜は9時過ぎには寝て万全の体制だったが、なんとかずまるの方が睡眠が少ないという事態となった。が、なんとか起きだして、午前7時半、自転車で出発する。めざすは10D「アンパンマン列車」である。この列車のうち、前2両、すなわち「いしづち6号」部分は、今年の夏から平日に限り、宇和島から連結している。したがって、我々が確実に最前列に座るためには、当然だが、土日に限ることになる。それにしても、2000系気動車は当初のGなし3両、Gあり4両固定編成だったのが、どちらも4両固定編成となり、10D(阪神大震災の頃は6D)にいたっては、4両から5両、そして7両と増殖してきた。

  

この附属2両のうち、7号車は必ず「ロールパンナ号」がはいるが、8号車には先週あたりから、かずまるご用達の「ロールパンナ号」がはいってきた。なによりも、姉妹なかよくという感じがしてほほえましい。列車の増殖の話を考えていると、なんとなく松山駅の場合、北条方面からよりも伊予市方面からの通勤客のほうが多いような気がする。特急に関しても平日自由席は「いしづち1号」3両に対して「しおかぜ10号」等が5両、普通列車も通勤時間帯2列車が北条方面からが7000系電車4両、3両であるのに対して伊予市方面からは2列車ともキハ47系4両である。伊予市〜松山間は伊予鉄道もある。しかも、伊予鉄道も松前〜松山間に関しては、郡中線のみ通勤時間帯の電車が1本多い。横河原線は2列車で4両編成となる。複線のはずの高浜線が最も輸送力が少ない。

などと思っているうちに出発時刻となる。もちろん先頭「メロンパンナ号」の最前列を陣取る。その足元にはコンセントがある。これは何だろうかと思う。(JR四国の話題・松山駅参照のこと)最近出勤時の列車の中で寝ていなかったことがない。今日もうとうとと、このまま起きなくて壬生川まで行ってしまったらどうなるか?まあ、それも良いか。不可抗力で乗り過ごした場合は無料で目的地まで返してくれる。などと思っているときには乗り過ごさないものである。

今日は今治駅で10月分の定期券を買う。久しぶりに今治での目的ができた。だが、所詮はその程度の理由で再び松山へ向かう。帰りもうとうとしながら帰った。

  

松山に戻ると、ちょうど坊っちゃん列車がJR松山駅へやってくる時刻である。まずはJR松山駅前で1号機をやり過ごす。乗務員は「坊っちゃん2世」「元気君」「ゲンちゃん」「木田君」であった。古町に10時31分に着いて、ホームをうろうろすると、もう出発時刻である。そういえば、今日の環状線はどちらもLRTを見なかったような気がする。10時41分の環状2番線で「しょうゆ顔の好青年」が降りてきた。

今日の坊っちゃん列車は前客車に3名、後客車は我々2名で出発する。後客車の車掌は「木田君」であるが、彼はかずまるを見るなり、「(車掌の帽子とかずまるのニッポンハムファイターズの)帽子交換して」、かずまるは「いや」という。交換した方が価値があるのだが。JR松山駅で2名前客車へ、大街道で後客車に2名乗車しただけであった。14号機とは南堀端付近ですれ違う。「紳士松井」「大将」「翼君」が乗務している。

  

道後温泉では、2名の「坊っちゃん」と2名の「まどんな」が街角案内をしていた。そのうち、最近お世話になっている「坊っちゃん」とかずまるの同級児とでお世話になった「まどんな」が近づいてきて、「坊っちゃん」曰く、「(例のかずまるご用達のお姉さんは)今日は松山城にいるよ」と教えてくれた。一瞬、かずまるの瞳が光ったような気がした。今日の最終目的地が決まったようだ。道後温泉11時29分発の坊っちゃん列車が出発した後、我々も市内電車で大街道へと向かう。

ロープウェイ乗場の前にあるコンビニで昼食を買おうと思って入っていくと、なにやらいやな予感が・・・そう、例のかずまるご用達「えくぼのまどんな」とその御一行がいた。いや、いるのはいいのだが、ここにいるということは、これから街角案内人も昼食である。ロープウェイの切符を買ったはいいが、かずまるはがんとして、「えくぼのまどんな」が出てくるまで動かない。結局1時間近く待って、待合室のテレビの1時間番組を見て、ようやく街角案内人が出てきた。が、みなさん、なんとリフトで上がっていく。かずまるはリフトには乗れない。ロープウェイで追いかけることになる。しかし、街角案内人のリフトの後姿はなんともいえない味があった。

さて、街角案内人になんだかストーカーのように無理やり同行して、松山城山頂公園に到着する。山頂には「お殿様」もいた。すると、巡査役の方から、「桜が咲いている」ことを知らされる。なんで?今頃、と思うが、確かに咲いている。老木で、最近毎年狂い咲きするのだそうだ。近年の異常気象は老木には耐えられないということだろうか。

  

と、なんと、山頂で1時間半以上もいて、結局街角案内人御一行と一緒に山を降りる。降りるときも御一行はリフトで、我々は後からロープウェイで追いかける。というより、下山の時くらい歩け!かずまるよ。皆さんは事務所に入っていくが、かずまるはそろそろ帰らなければならない。ちょうど坊っちゃん列車がやってくる時刻である。その直前の市内電車で市役所前まで移動して、坊っちゃん列車を待つ。1号機がちょうど市役所前電停で信号待ちをする。「紳士松井」「大将」「翼君」に「まろん君」がいた。そして、古町からやってきた14号機がちょうど伊予銀行本店前で停車する。少々逆行になるが、最高のアングルである。しかも、ここなら車に邪魔されない。と思ったが、やはり、少々距離があったようだ。それと、どちらかというと、逆のホーム側から撮影すべきであったように思う。

ともあれ、延々8時間におよぶかずまる特攻隊の帰りの自転車でうつらうつらしていたかずまるであった。(2003.09.27)

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第39話 雨中のかずまる自転車特攻隊!(撮影は全て2003.09.20)

9月20日(土)、今週末も台風が接近してきたが、これまた影響はまったくなさそうな状況になってきた。というわけで、かずまる特攻隊が出撃する。が、どうも最近出撃時刻が遅くなってしまった。今日の出撃時刻は10時10分。これでは、環状1番線JR松山駅前10時07分発どころか、10時17分発も無理である。古町着は10時30分過ぎになりそうである。が、そのとおりに行動した。自転車を走らしていると、ちょうど宮田町にLRTが到着してくる。そして、その後ろを坊っちゃん列車14号機がやってくる。乗務員は「坊っちゃん2世」「しょうゆ顔の好青年」「紅顔の美少年」であった。おおっと、「しょうゆ顔の好青年」は「イチロー」の代役であるが、彼が運転しているのを見るのは久しぶりである。今日も何かが起こりそうである。

  

なりゆきどおり、環状1番線JR松山駅前10時27分発で古町へ向かう。古町到着は10時31分、常備食を買い込むと、もう出発時刻である。14号機の乗客は我々2名。JR松山駅前で5名ほど乗車してくるが、快適な旅である。が、途中から少々雨が降り始めた。1号機は南堀端を通過したとたん、伊予銀行本店前を通過してきた。1号車の乗務員は「紳士松井」「大将」「翼君」「K4兄ちゃん(改め)まろん君」だった。どうもここ最近、直線区間での通過が多いが、まあ、交通信号に従っている以上、これは仕方ないことである。

道後温泉駅前では、いつもの「坊っちゃん」がいたが、例の「まどんな」はいなかった。一緒にいた「まどんな」のお姉さんがホームページで、「伊予鉄道」や「坊っちゃん列車」で検索していたところ、当「かずまるのホームページ」にやってきて、かずまるの帽子を見て、これだ!と気づいていただいたらしい。ありがたい話である。

  

が、今日も道後温泉にはあまりいなかった。さきほど坊っちゃん列車の後ろをついてきたLRT「2102」に乗ってJR松山駅へと引き返す。雨が強くなってきたようだ。

さて、松山駅から今度は今治へと向かう。今日は駅前のパン屋で昼食を買い込んでホームに立つ。電車がやってくる時刻になると、今日も乗客が多くなる。が、往路は心配ない。気になるのは復路である。ここ最近、特にアンパンマン列車の乗車率が良い。

  

今治で待つ間、雨が激しく振る。これが8000系であれば、ホームの屋根のない場所で待たなくてはならないが、アンパンマン列車の場合は屋根のある場所で待つことができる。今日は今までと待つ位置を変えることにした。ここ最近、3号車に乗ろうとして、結構座る場所に困ることが多かった。なぜ3号車か?この車両は運転台とトイレがなく座席が17列×4席ある。したがって、4、8号車が13列×4席であるのに比べると、16席も多い。だが、3、4号車は宇和島行きである。宇和島方面へ向かう乗客が多いとは思わないが、どうも人は前の車両に乗りたがる傾向にある。同じ車両でも、前側の扉から降りようとする人が多い。ホームの階段の位置など関係ない。というわけで、今日は8号車に乗ることにした。

8号車といっても、アンパンマン列車の場合は通常6号車が欠車になっているから、実質7号車である。が、なんと、今日はその8号車は「メロンパンナ号」であった。いつのまにか、5号車指定席喫煙車から開放されたようだ。しかも、乗客は少なかった。ごまんえつの状態で一路松山をめざす。

  

松山に到着すると、雨はやんでいた。時折、ぼつ、とするような気もする。が、かずまるは自転車に乗りたいという。これから自転車特攻隊が始まった。まずは、14時27分、市役所前電停付近をめざす。が、本当に市役所前電停ですれ違った。途中、南町電停交差点で「元気君」が運転する市内電車とすれ違った。

道後温泉から再び、15時02分発の坊っちゃん列車を追いかける。が、今回も1号機とは市役所前電停付近ですれ違った。と、急に雨が強くなってきた。というわけで、南堀端でかずまるに私のかっぱを着せ、私はタオルを頭にかぶった。そして、とっとと帰路についたのであった。(2003.09.21)

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第38話 体調不良の自転車特攻隊!(撮影は全て2003.09.15)

9月14日(日)、五十崎町のぶどう狩りで食べ過ぎて、腹は壊すわ、風邪は引くわで、弱り目に祟り目状態のかずまる父であったが、それでも、翌15日(月)は予定どおり自転車特攻隊に出撃した。

出発時刻も予定どおりの14時ちょうど。松山市駅まで向かうと、ちょうど1号機が停車している。そして、これまた予定どおり坊っちゃん列車の出発と同時に南堀端へと移動する。そして、伊予銀行本店前の交差点でカメラを向ける。14号機がやってくる。が、今日も間に自動車がはいった。というより、自動車が入らないほうが珍しいのかもしれない。

  

一度狂った予定は元には戻らない。14号機の乗務員は「紳士松井」「元気君」「翼君」だった。突如かずまるが古町駅に行きたいと言う。急きょ県庁前交差点を直進して、城の西側を回って古町へと近道をする。14号機は我々が古町に着いて、だいぶしてからやってきた。

なんてことをやっていると、ついにはかずまるが「坊っちゃん列車に乗りたい」と言いはじめる。もうやけくそである。そのまま14号機に乗車する。古町から乗車したのは、女の子2人を連れた親子連れだけだったが、父親は乗車しなかった。道後温泉へ自家用車で追いかけるのかもしれない。松山駅前で2人、大街道で2人が乗車してくるが、さすがに連休最後の午後に道後温泉をめざす旅行者はいないようだった。1号機は市役所前ですれ違う。

  

道後温泉駅前では、いつもの「坊っちゃん」いたが、「今日は例のまどんなは別の所に行ってるんよ」と言う。かずまるは色々と「まどんな」を探しているようだった。ちなみに、彼等街角案内人は、月末で任期を終えるパターンがあるようで、送別会をするとかで、この「坊っちゃん」が私服で道後温泉駅前の椅子に座って人待ちをしていたことがある。その会話を聞いていると、どうも彼は大学かどこかで演劇関係のサークルに入っている様子であった。

道後温泉駅前でも今日は私の体調がいまいちということもあって、特にすることもなく、次の14号機を見送ってすぐのJR松山駅前行きLRTで追っかける。そして、古町まで環状1番線を乗り継いで、帰宅の徒についたのであった。(2003.09.15)

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第37話 坊っちゃん列車行き違いシーン撮影沈没!(撮影は全て2003.09.13)

9月13日(土)、予定に反して台風の影響はなかった。少々風が強かったが、そのくらいでかずまる特攻隊が引き下がったりはしない。が、少々出発が遅れた。

10時ちょうどに出発する場合、一度JR松山駅前の駐輪場へ行ったら、坊っちゃん列車の古町到着は見られなくなる。10時07分発の古町行き環状1番線に乗らなければならないのである。が、あえて、そうした。アンパンマン列車を見た後に再び坊っちゃん列車を追いかけるためには自転車がJR松山駅近くになければならない。

  

10時17分発の市内電車LRTを待っていると、その前に坊っちゃん列車1号機が到着する。乗務員は「イチロー」「坊っちゃん2世」「紅顔の美少年」「木田君」である。1号機は乗客を降ろすとすぐ発車していった。我々も次のLRTで追いかける。

今日の古町駅はあわただしかった。後でわかったのだが、郊外線が久米付近で人身事故があり、多分途中で折返し運転しているようであった。また、市内電車も指令所の人が電車の入れ替えで色々と指示をしており、「しょうゆ顔の好青年」があわただしくJR松山駅方面に回送された。また、そのときの1番線は「元気君」が運転していた。

10時41分発の1号機は我々2人だけの乗車であったが、環状1番線が遅れていて発車しない。結局1番線は10時44分頃、郊外線を3番ホームに待たして古町駅に進入する。環状2番線はその電車を待って出発する。

  

(左はクリックすると拡大します。)

JR松山駅で、前2人後2人乗車してくる。が、まもなく大手町で郊外電車にひっかかる。松山市駅方面からやってきたのは610形であり、通常のサイクルとは異なる。がね時間があまりにもずれている。それが事故のためであることを知ったのは翌日の新聞であった。そういえばJRも瀬戸大橋線が朝運転を取りやめている。西堀端交差点でJR松山駅前行き電車に「ゲンちゃん」、南堀端電停で「元気君」と出会い、その電車の後ろで14号機とすれ違う。乗務員は「紳士松井」「大将」「翼君」であった。

道後温泉では、先ほどの「しょうゆ顔の好青年」が市内電車の入れ替えのため電車の中で待機している。が、坊っちゃん列車が入れ替え作業に入った場合は場所を追われて、ホーム手前に移動を余儀なくされる。そのうち、そのうち彼は座席に座った。やはり、故宮脇俊三氏が(実際には旧郊外電車)運転席の乗り心地の悪さを記述していたが、そうなのであろうか。ただ、最近「しょうゆ顔の好青年」は市内電車の運転手としては良く見るが、坊っちゃん列車の運転手としては(私の見る時間帯に走ってないからかもしれないが)見ることがない。

さて、広場に行くと、先週の「まどんな」のお姉さんがかずまるを迎えてくれる。が、今日はそそくさにJR松山駅へと折り返す。11時25分発の電車は、さきほどの「ゲンちゃん」であった。JR松山駅前への20分の間に「S1車掌」と「JTB君」に出会った。

  

JR松山駅で弁当を買ったりしてホームで待つ。「四コチ54」は「しょくぱんまん」であった。が、今日のJRは少しいつもと違っていた。上り特急宇和海が4分遅れとアナウンスがあったとたん、引き上げ線から2000系4連が1番ホームに入ってきて、そのまま停車する。おっと思うまもなく、8000系8連が引き上げられていく。これで判った。要するに5Mが遅れているので、折り返しを待たないのである。が、あの8連はどこから回送されてきたのか、謎は残る。

特急は定刻に出発する。特に上り特急は遅れるわけに行かないのであろう。が、宇和島行き特急は5Mを待たない様子であった。その5Mとは12時23分に粟井駅で停車していた。このままだと30分以上の延着である。次の7Mもひょっとして遅れていたら、1便早く帰れると思っていたが、これは計算違いで、通常どおり大西駅で離合した。今治は2分ほどの遅れで到着するが、今日も特にすることもなく、そのまま引き返す。次の列車はアンパンマン列車のため、子供連れが多いようである。

  

アンパンマン列車9Dは幸いにも2分程度の遅れで到着する。座席が2つとも空いていたのは1席だけであり、結構混んでいた。やはり3連休だからであろうか。20Mが伊予亀岡駅1番ホームで待機している。

JR松山駅名到着してからは、22Dを見送って、そのまま自転車特攻隊が出撃する。が、今日は古町便は往復とも市役所前で行き違いをし、特に帰りは自家用車に邪魔された。

それでも、もう一度道後温泉へ行き、かずまるは「まどんな」のお姉さんと「坊っちゃん」のお兄さんとしっかりと愛想を振りまいていた。そして、15時02分発松山市駅行きの満席の坊っちゃん列車と同時に道後温泉を出発し、南堀端で別れたのであった。(2003.09.14)

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第36話 残暑厳しきかずまる自転車特攻隊(撮影は全て2003.09.07)

9月7日(日)、とにかく暑い日が続く。が、このまま一日中家にこもってばかりもいられない。午後2時にかずまる自転車特攻隊が出撃する。目的地は14時20分松山市駅。

が、写真撮影を主とするのであれば、やはり日曜日は避けるべきであろう。14時23分発の坊っちゃん列車の前にすでに5分近く遅れている環状1番線がいる。この電車は、休日の午後特に混む。結局は1号機が市役所前から南堀端電停に停車、14号機が松山市駅から南堀端電停に停車となった。双方松山市駅便であれば、ここのカーブで行き違いをするが、あいにく1号機は古町行きである。停車中の1号機に14号機が右折しながら行き違いをする。

  

その後は自転車特攻隊で1号機を追いかける。が、どうも後ろがおかしい。なんといきなりかずまるは熟睡している。どおりで、先ほどの古町行き1号機に「翼君」がいても、かずまるが古町に行こうといわなかった。仕方なく、ショートカットしながら先に道後温泉に向かう。不思議なもので、かずまるも道後温泉に到着すると、目を覚ます。

次は15時02分道後温泉発の便である。かずまるはなにやら「紳士松井」と話している。いざ、道後温泉出発、そして、電車通りに沿って下っていく。上一万、勝山町とまさに下っていくというのがぴったりである。14号機が大街道停車中に、先を急ぎ、伊予銀行本店前交差点を目指す。が、今度は古町発の1号機が遅れた。南堀端電停に停車した14号機を横目に1号機は直進して行き違いをする。

と、いきなり、かずまるが「道後温泉に行きたい」という。やはり目当ては「翼君」か。再び坊っちゃん列車1号機を追いかける。が、猛暑の中、たとえ30分でも全力での自転車特攻隊はこたえる。道後温泉では膝が曲がらなくなった。

  

再び、1号機は道後温泉を15時48分に出発する。めずらしく「翼君」が道後温泉発の前客車に乗車している。南町付近で14号機とすれ違う。ゆったりと上一万を過ぎ、六角堂前交差点で坊っちゃん列車を待っていると、再びかずまるの一言「道後温泉に行きたい」なんでも、さきほど「紳士松井」と話していて、答えを言っていなかったのだそうだ。再び、14号機の後姿も見えないところで道後温泉を目指す。

その結果は道後温泉16時16分発の便で果たされることになったらしい。三度、道後温泉から坂を下って、大街道で1号機とすれ違って、そして、南堀端で分かれて帰路に着いたのであった。(2003.09.07)

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