新かずまる特攻隊が行く(9)

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第45話 「俳句の里巡り」を敢行したかずまる特攻隊(撮影は全て2003.10.13)

3連休最終日の10月13日(月)、少々天候は良くなかったが、かねてから実行してみようと考えていた「松山市教育委員会文化財課・俳句の里巡り」を敢行することにした。親子3人で伊予鉄衣山駅10時27分発の郊外電車で出発する。古町駅ではちょうど坊っちゃん列車が回送していた。時刻はちょうど10時30分。かなり到着が遅れたらしい。出発ホームにも結構乗客らしき人が並んでいる。が、我々はこれから石手川公園に行く。

  

平成15年9月1日に松山市〜石手川公園間にある煉瓦橋が松山市から「景観形成重要建設物」に指定された。「俳句の里巡り」とは直接関係ないが、これを無視することはできない。

もっとも、「俳句の里巡り」は、「城下コース」が全47箇所、「道後コース」が全37箇所ある。今日一日で回れたのは「城下コース」の21箇所である。今後しばらくは、かずまる特攻隊と並行して特攻隊の珍道中を掲載することとする。(2003.10.13)

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第44話 「道後村名誉村民」となったかずまる(撮影は全て2003.10.11)

10月11日(土)、3連休初日、この3連休は天気の様子が怪しい。ともかく、行ける時に行っておこう。だが、今日の伊予鉄は「古町駅車庫と坊っちゃん列車」のイベントがある。我々も応募したが、なにしろ対象が「小学生とその親」となっており、かずまるの場合、嘘はいけないと、堂々「幼稚園年中」とかいたので、やはり落選した。ということは、今日は昨年同様古町10時41分発の坊っちゃん列車が運休すると思われる。ということで、今日のかずまる特攻隊は8時20分に自転車で出撃した。午後からは雨が降るかもしれない。本当は駅前に置いたほうが良いのだが、そんな時間はなかった。直接古町駅に乗り入れる。

  

私の予想は的中し、古町発の2便は運休である。8時35分頃になると、乗務員の詰所から「がんぱれ運転手」「大将」「翼君」が出てくる。14号機だが、乗客は我々のみ。おおっと、かずまるの独断場ではないか。「翼君」が「今日は(乗車が)早いですね」という。「いやあ、「イチロー」「坊っちゃん2世」に落選させられまして・・・」「えっ、乗務員に選択権あるの?」だから、まじめに答えるなって!その1号機の乗務員であるが、「イチロー」の代わりに「元気君」が乗車していた。公園前電停前にこの付近の工事の絵が看板に描かれている。車の絵があって、中央の軌道はなんと坊っちゃん列車が2編成とも描かれていた。

道後温泉駅前は、3連休初日としては少々人が少ないようであったが、坊っちゃん列車始発便は満員であった。そして、11時29分発の便が運休となっている。「街角案内人」は先週見学していた方々が今日は「坊っちゃん」と「まどんな」になっていた。「えくぼのまどんな」はいなかった。かずまるは「なにかプレゼントをあげたい」と言っているが、どうもお手紙をあげたいようであった。あげるだけなら、他の人に渡す手もあるが、かずまるからラブレターもらってうれしいだろうか。

  

さて、今日も主目的は「道後村めぐり」残す3箇所へ行くことである。ともかく東野御茶屋跡が遠い。ここは9時20分発の8番線の路線バスで「東野バス停」まで行く。ここからでも東野御茶屋跡は結構遠い。次は岩堰である。案内書のとおりだと相当回り道をする。そこであらかじめ道後温泉駅前の案内書で地図をもらったのだが、ここまでの地図がない。しかたなく、適当にショートカットをした。裏道を通って、農道水路を通って、河川管理道を通って、そして出たのは、なんと岩堰の入り口であった。最後は9番へんろ道である。石手川の河川敷をのんびりと歩いて最終目的地へと向かう。

さて、これで全28箇所の「道後村めぐり」が終わった。が、これから道後温泉まで戻らなければならない。ということで、ついでに石手寺の裏道を通って、遠回りをして帰った。その間約1時間30分ほどであった。道後温泉に戻って、道後温泉旅館共同組合へ行き、「道後村名誉村民証」をいただく。当然村民はかずまるにしておいた。これで1年間は道後温泉本館に1度だけ無料ではいれる。が、よく考えてみると、かずまるは入場は無料ではなかったっけ?

ともかく、これで「道後村めぐり」は終わった。が、これで終わるつもりはない。これからは独自にやっていこうと思う。松山市教育委員会が俳句のコースを設けている。伊台の山の上までは行けないが、実行してみようと思う。

  

今日はこれから松山市駅へ向かう。10月から「1dayチケット」を持っていると「くるりん」に200円で乗れる。古町から回送されてきた1号機が松山市駅に到着していた。「坊っちゃん2世」「元気君」「紅顔の美少年」他1名。「坊っちゃん2世」にも同じことを言ったら、「いやー、実際には時間がなくて、写真撮影して、警笛鳴らすくらいでしたよ」という。いやいやまじめな答えありがとうございました。

昼時であったが、まっすぐに屋上へ行って「くるりん」に乗る。「1dayチケット」にはさみが入れられる。「くるりん」に200円乗れるのは1回だけである。しかし、「1dayチケット」は300円である。要するに500円で乗れてしまう。が、まあ、2人ならばちょうど1000円。かずまると乗車する場合であって、1人で乗る者はいないということなのだろう。ちょうど坊っちゃん列車がはいってくる。松山城の向こうに瀬戸風峠が見える。その向こうに瀬戸風ハイツの住宅町並みが見える。「くるりん」を降りたら昼食タイム。だが、なかなかかずまると入れそうな店がない。おいしそうな店は待ち客がいる。結局1500円で満足はいかない食事となった。

いよいよアンパンマン列車タイムとなる。松山市駅から環状1番線で一度古町へと向かう。今のところ雨の心配はなさそうだが、帰りのことを考えて、自転車を古町からJR松山駅前に移しておく。昼食はさきほどとったので、今日は列車の中で弁当を食べる必要はないが、パンを2個買っておく。

  

10月1日のダイヤ改正以降、14時過ぎの今治行き普通列車が廃止されて、普通列車の回送風景に変化が出た。7000系単行どうしの連結場所も時刻も変更された。アンパンマン列車はこの秋再びリニューアルされると聞いている。が、変化が確認されたのは「クリームパンダ号」だけだった。

いつものように「メロンパンナ号」に乗って、最前列で3Dを堪能する。10月1日のダイヤ改正で普通列車の離合場所に変更が出る。今治での滞在時間が延びたが、その間ホームに座り込んで、私は本を読んで、かずまるはメロンパンを食べて、あらら、出発3分前になってしまった。そのまま8000系特急で松山へと引き返す。

松山に到着すると、1065D宇和海はTSEであった。出発時刻までじっくりと眺めて、松山駅を出ると、最終古町行きの坊っちゃん列車がやってくる時刻である。そして、JR松山駅前から宮田町まで1号機を追いかけながら帰路についたのであった。(2003.10.12)

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第43話 秋祭り前夜にかずまる特攻隊(撮影は全て2003.10.05)

10月5日(日)、かずまるの運動会の翌日、そしてちょうちん行列の日である。果たしてかずまるにどのくらいの体力が残っているのか?午前10時に自転車で出発する。今日は直接古町駅へと向かう。古町駅に自転車を置いて、売店でジュースを買ってホームに出ると、まもなく1号機がやってくる。乗務員は「大将」「JTB君」「ゲンちゃん」「まろん君」。

  

最近は、だんだんとズボラになってきているせいか、坊っちゃん列車の出発直前に古町駅に出没しており、この23分間が妙に長く感じる。が、今日は日曜日でもあり、親子連れなどもいて、結構にぎやかになっている。

1号機は定刻に出発する。乗客は全部で8名だが、我々以外は全て前客車に乗車する。不思議なことだが、そうなる。かずまるが前に行きたがらないのが不思議なくらいである。JR松山駅で4名乗車して、後客車にも2名が乗車してくる。と、そこで、あることに気づく。「坊っちゃん列車どこぞな?」わ携帯電話で確認したところ、なんと1号機は「運行開始前です。」と表示されている。さては、1号機のGPSが作動してないな?

14号機とは、今日も伊予銀行本店前で離合する。ちょうど、14号機は伊予銀行本店前交差点で信号待ちにかかり、1号機はその交差点は通り過ぎたものの、市役所前の歩行者信号にひっかかった。そのため離合シーンは双方のスピードが落ちていたため、きれいに撮影できたが、これを例の場所で撮影できたら、相当良い写真になったと思う。

  

道後温泉は、1年前と同じく祭りの直前の風景であった。そして「坊っちゃん」と「えくぼのまどんな」の両人が出迎えてくれた。お二方とも街角案内人の任期切れが迫っており、せっかく親しく慣れたのに残念である。その後ろに後任の「坊っちゃん」「まどんな2名」が私服で待機をしており、坊っちゃん列車の出発の時などに、「坊っちゃん」「えくぼのまどんな」が指導をしている。車掌は「翼君」に代わって出て行った。傍で見る以上に楽な仕事ではないと思うが、彼らのおかげで旅行客のエスコートができるのだと思う。もっとも、最近はかずまるが邪魔をしているように見えるのが心配である。

さて、彼らは11時29分発の坊っちゃん列車を見送ると、彼らは昼休みに入る。我々も弁当を買い込んで、先週の「道後村めぐり」を再開する。

  

まずは、県民文化会館であるが、これはあっさりと市内電車で移動する。道後温泉出発直前に14号機が到着する。乗務員は「がんばれ運転手」「紳士松井」「S3車掌」である。またまた、来年の年賀状のモデルになってくれる人を探さなければならない時がやってきた。

次は護国神社である。南町電停から日赤病院前電停まで市内電車に乗る。上一万電停で乗り換えると、運転手は「しょうゆ顔の好青年」であった。そして、日赤でトイレ休憩をして、「8の字ループバス」に乗って護国神社で下車する。実に安直な行程である。が、かずまるにとっては昨日のこともあるので、この程度でよいのであろう。その後は約3キロほど歩いて、最後の「十六日桜」を見てから木屋町電停まで歩くと、さすがに「帰りたい」という。まあ、そうであろう。朝、古町電停前に自転車を置いたのは正解であった。木屋町からの電車の運転手は、再び「しょうゆ顔の好青年」であった。(2003.10.05)

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第42話 坊っちゃん列車写真撮影にウデ前の限界・・・(撮影は全て2003.09.30)

9月30日(火)、最後の夏休みをとって、針治療と散髪に出かけ、ついでに坊っちゃん列車の写真撮影に走ったのであった。用務が終わって、朝生田交差点付近のパソコンショップで時間をつぶした後、正午過ぎにパンとペットボトルを買い込んで、石手川公園駅近くの公園で、昼食をとる。なーんとなくぼけーっと食事をして、B電器店へ行って「A列車で行こう」最新版を買おうかどうしようかと悩んだ挙句、結局買わずにまずは上一万交差点に向かう。

今日は超望遠レンズカメラを知人から借りてきている。少々遠くても撮影は可能である。つまりは、今まで車に邪魔され続けていたが、今日は電停ホームから撮影できる。つまり、軌道内に車が入ってこなければ、私を邪魔するものは何もない。わはははは。

  

さて、先ほど大街道で見かけた1号機がやってくる。旧軌道ルートをショートカットすれば、かなり先回りができる。まずは1号機が道後温泉をめざして通過していく。運転手は「イチロー」「しょうゆ顔の好青年」そして、待つことしばし、14号機がやってくる。「がんばれ運転手」が見えるが、車内にカメラが入っている。どこかのテレビ局の撮影のようである。

ふと、後ろを見ると、「翼君」が環状2番線の運転手をしている。そこで我に返った。すでに坊っちゃん列車は勝山の交差点を回っている。が、私は猛然と先ほどのショートカットを通って大街道をめざす。八坂の交差点で一番町を渡ってしばらくすると、坊っちゃん列車の大街道出発の汽笛が鳴る。二番町から大街道を通過して、市役所前に向かって、なんとか間に合う。

一度松山市駅に行く。先ほどのテレビ局らしき車が松山市駅を通過していく。坊っちゃん列車の出発前に自転車で出発して、市役所前電停に陣取る。13時53分、やはり時刻表どおり、坊っちゃん列車は県庁前電停付近ですれ違う。

  

仕方なく、再びB電器店へ行って「A列車で行こう」最新版を買ってから、再び市役所前電停にやってくる。今度は松山市役所地下駐車場入口の壁のところに、先ほどのテレビ局のカメラマン等が陣取っている。14時45分頃・・・やっぱり、坊っちゃん列車は県庁前電停付近ですれ違う。時刻どおり動いているから文句は言えないが、休日はこのタイミングでは市役所前前後ですれ違うだけに、平日もお願いしたいところである。

それと、坊っちゃん列車の場合は、すれ違いシーンでもなければ、単に望遠レンズを使う必要はないようだ。と、反省させられる一方で、自分の撮影に関するウデ前の限界を感じたかずまる父であった。(2003.09.30)

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第41話 道後村めぐりに3時間半(撮影は全て2003.09.28)

9月28日(日)、天気もよく、親子3人で道後村めぐりに出かけることにした。午前10時15分に出発して、伊予鉄衣山駅へ行き、郊外電車で古町へ行って、坊っちゃん列車で道後温泉をめざす。が、少々出発が遅れて、10時30分に古町駅に到着したときは、当然14号機は到着していた。

10時41分に14号機が出発。ちょうど、環状1番線に「元気君」が到着する。坊っちゃん列車の乗務員は「大将」「しょうゆ顔の好青年」「ゲンちゃん」であった。乗客は4名で、JR松山駅前で2名が乗車するが、快適な旅である。1号機とは伊予銀行本店前交差点ですれ違う。そして、大街道電停では、「えくぼのまどんな」とその御一行がアイランドに立っていた。かずまるはずっと手を振っていた。

  

道後温泉ではいつも以上の観光客でにぎわっていた。先ほどの便も満席だったし、次の便も満席表示がついていた。道後温泉はこれから観光シーズンを迎える。

14号機を見送ってから、道後村めぐりを開始した。まずは観光案内所で案内書を150円で購入する。それからは、「愛媛の観光・道後温泉」に掲載します。(2003.09.28)

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