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12月13日(土)、今日は午後2時からかずまるは地域のクリスマス会がある。天気はよい。というわけで、今日は午前中かずまる特攻隊、午後は写真撮影のダブルヘッダーを試みることにした。 午前10時に出撃し、衣山から10時12分発の郊外電車で古町をめざす。1号機はほぼ定刻でやってくる。はて?先週も1号機ではなかったか?今週定期点検があったのかもしれない。乗務員は「イチロー」「坊っちゃん2世」「紅顔の美少年」「木田君」。今日はカメラを抱えた男性を数人見かける。
1号機はほぼ定刻で古町を出発する。乗客は我々だけだったが、JR松山駅前で前客車には10名近く、後客車は2名が乗り込む。伊予銀行本店前交差点で14号機とすれ違う。そういえば、松山市が俳句を募集しているチラシを見つけた。応募資格として、まずは坊っちゃん列車に乗車して、車掌から応募用紙をもらうことになっている。応募期限は2月末。どうせ毎週乗車するだろうから、10枚は手に入るだろう。先日「翼君」が考えて上司に却下された一句もいれてやろうか。いっそ、応募者も「翼君」といしうか。が、応募用紙配布は来週からであった。残念! 道後温泉駅前は、さすがに閑散としていた。が、来週以降再び年末年始でにぎわう。今日はその谷間というところか。ただ、今日はゆっくりとする時間はない。などと思っていると、案の定かずまるは道後公園に行きたいという。30分ほど遊んでいる間、私はベンチで本を読んでいた。少々寒いが、まあ陽がさすと暖かく感じる。 1回目の帰宅は、東循環バスで帰ることにする。が、バスは5分ほど遅れている。というわけで、12時13分発の本町行き電車で帰ることとする。本町6電停到着は12時36分、バスはその3分後に出る。余裕で間に合う。この場合携帯バスロケは大変便利である。ところが、到着直前に携帯のバスロケで確認すると、1分遅れになっている。げげっ、しかも、電車のほうが2分程度遅れている。 本町6交差点を電車が通過する。バスは木屋町バス停付近に見える。これはまずい。が、幸いなことに、電停到着時に城北線電車通過で遮断機が閉鎖されていた。かずまるを背負ってとっとと走る。そして、本町6を再び横断するが、信号は赤。すなわち、東循環バスが交差点を通過したらアウトである。かずまると「止まれー」と合唱する。と、なんとかあと2台というところで停車した。もう安全だ。ほっとする。というわけで、まずは一旦帰宅する。
かずまるはここでクリスマス会に出かけていき、私はひとりで再び出撃する。さきほどの出撃で、多分いけないだろうとは思っていたが、D電器店で期限の迫っている商品券を使いに行ってくる。が、当然趣味にも走ってくる。 が、先ほどかずまる特攻隊の前に立ちふさがった東循環バスであるが、なんと1週する間にやっぱり10分近く遅れた。まあ、これは私のパソコンで捕捉していたので、なんの心配も要らない。そのままバスに乗って、まずはJR松山駅に向かう。 JR松山駅ではアンパンマン列車の撮影に走る。久しぶりに2番ホームで撮影する。が、その後市役所前付近で坊っちゃん列車の行き違いシーンを撮影するには、14時15分の電車に乗る必要がある。22Dの出発時刻までのんびりしはできない。時間ぎりぎりまで粘って、電停へと走る。が、電停は9Dと22Dから降りた客でアイランドが満員である。次にやってきた道後温泉行きの運転手は「JTB君」であったが、ドアが開くと同時に超満員となる。時節柄、大街道付近で忘年会に繰り出すらしい若者が多い。 市役所前で下車し、アイランド上で坊っちゃん列車を待つ。この時間帯、市役所前からは距離から見てほぼ定刻にやってくる。そして、道後温泉からは距離もあるし、大街道で時間をとられるに違いない。と考えたのが大失敗だった。古町へ向かう14号機が先にやってきてしまった。松山市駅からやってくる1号機は?と思っていると、伊予銀行本店前交差点で停車する。が、14号機はすでに交差点にはいっていて、そのまま通過する。ぎゃー、やはりそこで待つべきだったか!しかも一方がていしゃしているし、邪魔する自動車もいなかった。
失意の中、次の電車で大街道へ行って、B電器店へ向かう。ついでに銀天街4商店街であと500円分の商品を買えばくじがひける。なにを買おうと本屋へ入ったが、こういうときに限ってこれはというものがない。次の坊っちゃん列車のすれ違いは15時13分頃。時間が迫ってくる。結局何も考えずに「道後村めぐり」の本(1000円)を買って、くじをひいた。じゃーん、最下位6等の100円であった。高くついた本だった。まあ、この本は今後のかずまる特攻隊の参考にしよう。 そして現場へ戻る。やはり土曜日は同じ位置でひたすら待つのがよさそうだ。そういえば、朝10時55分のすれ違いもここだった。幸いJR松山駅からやってくるタイミングは、西堀端の電車をみればよく解る。JR松山駅発15時05分の道後温泉行きと松山市駅行きがやってくる。その後ろから坊っちゃん列車がくるのだが、3両同時には来ることはない。これでこちらのタイミングはわかる。そして古町発便は南堀端を越える。が、松山市駅行きはやってこない。ここで、場所変更。走って走って、県庁前交差点に・・・いや、ここではろくな思い出がない。信号が青になった。市役所前電停に走る。が、なんと、14号機は県庁前交差点に消えるそまの瞬間に1号機が出てきた。これまた最悪のタイミング。 その後は、警察署前電停へ行って、今後の新シリーズ用データを撮影して帰ることにする。が、その途中勝山町交差点で西循環バスを見かける。これは大分遅れている。上一万電停で15時39分発の本町6行きを待つが、西循環バスに乗車することとし、次にやってきた電車で県庁前下車、時刻15時40分。バスロケではJR松山駅16時00分頃。間に合いそうだ。今度は本町3電停、札の辻へ向かう。ここで、雨が降り始める。が、すぐにやむ。結局、バスはこれ以上遅れたらバスに間に合わないというタイミングで、無事宮西町バス停に飛び込んだのであった。(2003.12.14、撮影は全て2003.12.13) |
12月6日(土)、午前9時半頃外を見ると、先週に引き続いての雨模様であった。が、天気予報のレーダーでは、まもなく天気は回復するようだ。果たして、雨は午前10時にはやんでいた。が、すでに妻は自動車の準備をしている。というわけで、古町まで乗りつけた。 すでに1号機は古町駅に到着していた。乗務員は「坊っちゃん2世」「元気君」「ゲンちゃん」「木田君」、古町からの乗客は前客車1名、後客車2名で出発する。
JR松山駅で前客車は結構乗客が乗り込んだが、後客車には小さな子供を連れた親子連れ3名が乗り込んだだけで出発する。JR松山駅を出発すると「木田君」の車掌案内が始まる。いつ聞いてもいいものである。14号機とは市役所前電停付近ですれ違う。カメラを構えたが、迫ってくる被写体にピントが合わなかった。今日は以前のカメラよりもピントのずれる写真が続出した。 道後温泉は今日もにぎわっていた。「街角案内人」に声をかけられる中、なぜかかずまるはその中を走り去っていく。今日は改めて「俳句の里巡り・道後コース」に出かける予定である。さきほど「木田君」から県民文化会館の説明があったとき、ここの「俳句の道」を忘れていたことを思い出した。そういえば、ここはいつでもいけると思って、前回道後温泉から護国神社へ行く際に北コースを通ったのであった。 道後温泉駅から市内電車で南町へ行き、「俳句の道」を北上する。この道は堀江方面へのバイパスが完成して車通りが激しくなった。が、結局樋又通りまで歩いても句碑番号を見つけることができなかった。
そのまま道後温泉駅前に帰るが、途中水口酒造前でり、「まつやま道しるべ・熟田津の道」という碑を見つけた。松山市の都市交通計画の一環で、@まちの構造を分かりやすく市民に伝え、秩序ある情報を提供する。A形状・大きさ・色・配置によって単純明快な表現をし、住民の行動能力を高める。B景観と調和した都市環境、心理的に安らぎやまちづくりへの愛着を感じることができる『そのまちらしさ』をつくりだす。(以上松山市ホームページから抜粋)というものらしい。ついでにかずまるご用達の道後公園へ行く。 12時40分。問題の昼食である。今日はこれからアンパンマン列車に乗ろうと考えている。来週はかずまるは地区のクリスマス会である。再来週は20日、年末にはいるため、乗れないかもしれない。ということで、今年最後かもしれないアンパンマン列車の中で昼食をとるならば、あと30分程度時間がある。が、かずまるはおなかが空いたという。というわけで、道後温泉駅前の机で昼食を摂って、13時12分発の市内電車5番線でJR松山駅へ向かう。電車に乗ったあたりから雨が降り始める。 JR松山駅に到着した頃には雨は土砂降りになった。1番ホームでアンパンマン列車を待つ間、だんだんと雨がしぶき始める。が、まあ、列車に乗るにはあまり関係はない。9Dは4分ほど遅れて到着し、22Dも2分遅れで松山駅を出発する。8号車は「カレーパンマン号」に変わり、今日は「メロンパンナ号」をみかけなかった。上の写真でも5号車は一般塗装車となっている。が、4号車は10月以降喫煙車となっており、これでは乗るわけにはいかない。
8号車最前列に陣取って今治へ向かう。が、どうも最近今治方面に向かうと眠くなる。まあ、いっそ寝過ごしてもいいか。意図的ではなければ本来の駅へ無料で連れ戻してくれる。が、元々なんの目的もなしに、ただ松山〜今治間往復乗車する場合はどうなるのだろうか。仮に壬生川まで乗り越して、壬生川から今治へ送り返してくれるとして、そのまま今治を通過することはできるのだろうか。などと思っている間は絶対に寝過ごさないものである。直前になってかずまるが起こしてくれた。 今治に到着すると、雨が小降りになった。かずまるが「うんち」と言う。全く何をしにやってきたのだろうか。それにしても、今治駅周辺には、遊戯施設とか書店とか、このような場合に時間をつぶすことのできる施設が全くない。結局そのままホームに居座る。折り返しの電車がやってくる頃には屋根がなくても雨を感じなくなった。が、代わりに冷たい風が吹くようになった。今日のかずまるの服装では寒そうだ。私のウインドブレーカーを着せるが、今度は私がシャツ1枚では寒かった。
(上はクリックすると拡大します。) そのまま松山へ帰って、最終古町行き坊っちゃん列車を見送って、そして妻の実家へと向かったのであった。 翌7日(日)、やはりかずまるは少々風邪をひいたようだった。妻の用件で代わりに私がD電器店とM書店に出かける際に、大事をとってかずまるを同行させなかった。が、やはり、せっかくなので、坊っちゃん列車の時刻にあわせて行ってきた。がねやはり日曜日は道後温泉発の便が遅れるようだ。今日も10時55分、本来ならば市役所前電停付近ですれ違うところ、県庁前電停ですれ違っていったのであった。(2003.12.07、撮影は上6枚が2003.12.06、下2枚は2003.12.07) |
11月29日(土)、天気予報は曇り後雨。このような日は別件で出かけるに限る。かずまるの予防接種で「はなみずき通り」に出かけて、帰りにそのまま北上する。時刻はちょうど10時40分。もうすぐ坊っちゃん列車が伊予銀行本店付近ですれ違う。ということで、その付近に我々2人は下車し、妻は一人で帰宅する。 伊予銀行本店前で待つこと15分、途中「元気君」が城北1番電車で通りすぎと行く。ぽつぽつと雨が降り始めたようだ。南堀端から城北1番電車が左折していく。この電車が通常西堀端で坊っちゃん列車とすれ違う。と、道後からの1号機が県庁前交差点に姿を現した。14号機は・・・絶望であった。というわけで、とりあえず、別々に写真に収めた。が、新デジカメのズームに頼っていると、向こうからやってくる被写体がはみ出てしまった。1号機は失敗した。
いつも思うことだが、坊っちゃん列車の場合、1号機(客車2両)だろうと14号機(客車1両)だろうと乗車定員は同じ36人である。が、2両の1号機はカーブにさしかかった場合、その傾きが編成美をもっているように見える。それに対して、1両の14号機はなんとなく幌馬車又は大八車を引っ張っているような印象を受ける。というわけで、単独で坊っちゃん列車を撮影する時、直線を走る場合はともかく、カーブを走る場合は圧倒的に1号機の方が被写体に向いている。 南堀端から松山市駅まで電車に乗り、先ほどの坊っちゃん列車を見送ってから、高島屋に入って、その前のミスタードーナッツで昼食をとって、丸三書店にあるという本を見に行ったが結局なくて、最後はLAN配線等を買いにB電器店に行って、大街道をぶらぶらと歩いて大街道電停をめざす。雨が強くなってきたため、このまま道後温泉に行ってもなにもできそうにない。かずまるは予防接種をしているし、私は今朝通販のパソコンがやってきたのでその作業もしたい。というわけで、午後の古町便で古町へ行って帰ることにしている。道後温泉発は14時15分だが、まだ1時間以上時間がある。
結局、道後温泉では何をするでもなく、街角案内人の「坊っちゃん」「警官」等と話したりして、ただひたすら時間をつぶす。「S1車掌」と「ゲンちゃん」が市内電車で出発していく。14時15分発古町行き1号機の乗務員は「イチロー」「坊っちゃん2世」「S3車掌」「木田君」、乗客は後客車には7名が乗車した。が、雨がさらに強くなってきた。妻にSOSを送る。乗客もJR松山駅前を出発する頃には我々だけになった。古町到着とともに見慣れた乗用車が古町駅にやってくるのが見えた。 翌30日(日)、昨日買ったパソコン本体の調子が順調なので、当初は購入予定のなかったディスプレィを買いに行く。宮田町〜JR松山間にある中古パソコンショップに行って、当然ながら坊っちゃん列車午前の古町便にあわせる。「大将」「マロン君」「T車掌」他1名が通り過ぎていったが、デジカメを持参するのを忘れていた。ここで一度家に帰る。
次の出発は12時40分頃、「俳句の里巡り・道後コース」のうち、前回途中で雨が降り出して中断したところへ親子3人で行く。12時47分頃、中央通2バス停から木屋町まで西循環バスに乗る。建長寺からロシア人墓地を巡って勝中北に出て、再び1時間後、13時50分頃の西循環バスに乗る。 本来ならば、ここで帰っても良かったのだが、思いのほかあっさりと終わってしまったことと、比較的暖かかったことで、このまま東野方面へと向かうことにする。14時02分過ぎに持田1バス停に着いて、そこから東野お茶屋をめざす。本当ならば石手川南側を歩くのが最も近いのだが、かずまるが腹減ったというので、バス通り沿いに歩いて、愛大農学部前のコンビニで昼食を買ってその東側の神社で昼食をとって15時半頃に東野お茶屋に到着。今度は前回の「道後村めぐり」最終回と同じコースで岩堰へと向かう。
石手寺に到着したときはすでに16時半近くになっており、かなり暗くなっていた。ここに最終5碑があるので、すべて回っていると、帰る頃には営業している店は少なくなっていた。これではここから「文学の道」すなわち、山越えは諦めるしかなく、バス通り沿いに歩いて、道後温泉駅到着は17時10分頃であった。 すでに坊っちゃん列車は運行終了していたが、ホームに出ると、これから乗車するという2人連れが切符売り場に向かっていた。バスは東西ループとも10分程度遅れているので、市内電車でJR松山駅まで行っておくてもあるが、かずまるはバスで帰りたいというので、そのまま待って、本日3度目の西循環バスに乗つて帰ったのであった。(2003.11.30、撮影は上6枚が2003.11.29、下2枚が2003.11.30) |
11月22日(土)はかずまるの父兄参観日で午後は友達とそのまま遊び、24日(月)は幼稚園のサッカー。そこへもっていって、23日(日)は「えひめこどもの城」へ行きたいといい始めた。これでは完全に3連休がふさがれてしまう。そういえば、上の出撃記録を見ていただくと解るが、2年前のこの3連休で出撃記録が途絶えている。というわけで、23日午後1時に松山市最南部にある「えひめこどもの城」を出発して、途中で私とかずまるが下車することになった。 勝山町交差点のコンビニで昼食を買う。近くの100円パーキングを出ると、13時50分頃で、ちょうど1号機が道後温泉方面へ通り過ぎていった。私は運転中なので「紳士松井」しか確認できなかったが、妻に言わせると「満員だった」という。温泉びよりなのかもしれない。県庁前交差点から松山城西端で妻と運転を交代し、妻はそのまま家に帰ってガーデニングをするらしい。我々は堀端で昼食をとって坊っちゃん列車を待つ。
さて、今日から私は新兵器を手に入れた。デジカメを買い換えたのである。といっても、高級機種ではなく、2万円の代物であるが、前のそれに比べるとかなり画像が違うように感じる。200万画素そのものはHP用にとっては問題ではない。131万画素時代でもむしろ画像解析度を75%に落としてアップロードしていたほどである。前の機種はズームと焦点合わせに決定的致命傷があった。今日からの3倍ズームと自動焦点に威力を発揮する。ただ、前のは前で、実はなんにも考えずに1秒以内にシャッターを最大4回連続で押せるというのが唯一ののとりえではあった。今回のカメラは職場で経験済みではあるが、1秒以内にシャッターを押すことはできない。今回からはシャッターチャンスが問題となってくるようである。 それにしても、今日は風が冷たい。私の膝もすでに限界を超えている。無理はできない。この時間帯の坊っちゃん列車は定時運行ならば14時27分頃に県庁前交差点ですれ違う。が、道後温泉発の便が満員だったのかもしれない。先に14号機が道後温泉へと通り過ぎていく。今日のかずまるは帽子をかぶっていないが、「T車掌」はかずまるに気づいたようだ。1号機はかなりしてから通過していった。後客車には「翼君」が見える。1号機はこのまま古町へ向かう。
さて、坊っちゃん列車のすれ違いはやはり休日を避けて土曜日にしたほうがよさそうだ。これでは通常日曜日がそうであるように、次の県庁前交差点でのすれ違いも期待できない。ということで、先に道後温泉へ行って、「俳句の里巡り・道後コース」のうち、「道後村めぐり」と重複する道後温泉付近の散策をしようと思う。JR松山駅前からの市内電車は超満員だったが、松山市駅からの便は余裕があったので、それに乗る。公園前電停付近では道路拡張工事にあわせて、軌道の敷設替えが進んでいる。今回はすでに線路が敷かれ始めていた。 この3連休の道後温泉は温泉連休なのであろうか。観光客でごったがえしている。昨日一人で乗車した15時01分古町発の便は、最初6人であったが、JR松山駅で満席に近くなり、大街道では8人の立客が出た。昨日以上のにぎやかさである。「満席」表示のあるのは11時29分発の便だけだが、ホームに並ぶ人を見ていると「満席」つまり整理券番号が36番まで発行しないだけで、結構乗車しているようだ。現に15時02分発の便もかなりの立客が出、やはり出発がかなり遅れた。我々の憶測は正解だったようだ。今日は最終16時16分古町行きに乗ろうと思っているが、やはり前の便が出発する15時48分には整理券発券カウンターにいる必要がある。制限時間約40分。
道後温泉本館前から円満寺、宝厳寺、伊佐爾波神社をとろとろと回って帰ってくると、ちょうど15時45分。整理券番号1〜2番をとって、16時55分頃に到着する14号機を見て、16時のからくり時計を見て、そして、最終便の乗客となる。乗務員は「がんばれ運転手」「紳士松井」「T車掌」、運転手の「NHKご用達コンビ」に乗車するのは、乗務日程が一日ずれて以来久々である。まあ、そりゃ私も日曜日の最終便に乗車するほど若くはない。 最終の坊っちゃん列車も立客が7名程度でた。大街道で2名下車する。みんなJR利用客かと思ったら、6名を除いて南堀端で下車した。古町に到着してから、どうやって帰ろうかと思っていたら、ちょうど循環バスが20分程度遅れており、これから宮西町まで行けば十分バスに間に合いそうだ。(2003.11.24、撮影は全て2003.11.23) |
11月15日(土)、天気予報は午後から雨の予報。当初は日曜日もはっきりしない天気予報だったため、親子3人で朝一の坊っちゃん列車で出かけることになった。伊予鉄衣山駅午前8時26分発の電車で古町へ乗りつける。ホームで待っていると、まもなく「紳士松井」が詰所から出てくる。その後「元気君」がゴミ袋を担いで出てくる。8時41分発の環状1番線で「がんばれ運転手」が運ばれてやってくる。役者はそろった。(ってなんのこっちゃ)まもなく1号機がホームへやってくる。乗務員は「紳士松井」「大将」「翼君」「まろん君」。
1号機の前客車は古町から2名、JR松山駅から2名、大街道から1名が乗車したが、後客車は我々3名だけである。そして、我々の車掌は「翼君」である。かずまるにとっては最高の取り合わせである。さて、今日の1号機はこのまま道後温泉から松山市駅に行くと、「俳句」関係のテレビ撮影があるのだ、と「翼君」が言っていた。車掌も「翼君」か「まろん君」のどちらかが一句読むことになっており、「翼君」が考えた句はみごとに上司から却下されて、上司が考えてくれた句をこれから覚えなければならないのだそうだ。それにしても、「翼君」の当初考えた句には「季語」もなく、単に「川柳」であった。彼の立場を象徴するようで十分笑えた。14号機とは大街道ですれ違っていった。 今日の道後温泉はかなりにぎわっていた。いつぞやの写真のおじさんとも久しぶりに会った。今日は団体客が多いのだそうで、坊っちゃん列車専用引込み線の前には長椅子が構えられている。また、坊っちゃん列車を覗き込む人々も多い。そして、からくり時計の前にはテントが張られていて、「朝市」が開かれていた。我々も坊っちゃん団子のおすそわけをいただく。民放のカメラも入っていた。
さて、次の14号機が到着した頃には我々も出発することにする。松山神社ではびしっときめた親子連れがいる。そうであった。今日は七五三であった。ちょっと場違いな気もしながら、道後公民館の祝谷集会所を探すが、どうも新道ができてから道の感覚がつかめずうろうろする。最後は庭を剪定していたおじさんが持っていた住宅地図にたよった。大変ありがたかった。お礼を言ってそちらへ向かう。かなり場所がずれていたようだ。 七五三の脅威を目の当たりにするのは、護国神社であった。出店も並んで、我々のような格好の親子は完全に浮いてしまっている。ここでかずまるは「メロンパンナ」のお面を買って、以来ずっとお面で写真撮影をすることになる。 が、我々の運もここまでであった。千秋寺付近で正午を過ぎる。東栄寺を出て、来迎寺へ向かう途中で案の定ぽつりぽつりとはじめる。残るは4箇所5碑である。が、どう考えても全てを回ることはできないと思われる。ということで、ここで帰ることにする。樋又通りに出るとちょうど東循環バスがやってくる。最初から昼食のことを全く考えていなかった今回のツアー。結局のところ、昼食は中央2丁目バス停前のファーストフードとなったのであった。(2003.11.16、撮影は全て2003.11.15) |