かずくん倶楽部が行く(3)

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第15話 3連休「夏休みKID'Sチケット」恐るべし!

7月16日(土)、梅雨が明けた。そして、今日からかずくん倶楽部が一新した。まず、坊っちゃん列車14号機が復活した。今日から「松山句碑巡り」を始める。坊っちゃん列車週末連続乗車がついに3年を経過した。実母が退院した。そして、昨年指をくわえて見ていた「夏休みKID'Sチケット」が利用できる。なんといっても、3週間ぶりに雨が降っていない。今回からは衣山駅で切符を買ってそのまま乗車できる。そして、10時30分頃に古町駅に到着すると、ちょうど坊っちゃん列車の入れ替え中である。おおっ、車掌は「翼君」ではないか。

  

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坊っちゃん列車1号機は我々2名を乗せて出発する。JR松山駅前で10名ほどが乗車してくるが、3連休初日にしては、まあたいしたことはない。ただ、今日は全体的にダイヤが正確である。遅れがない。久々の14号機とのすれ違いは伊予銀行本店前であった。道後温泉へ着くと、そのまま市内電車で折り返し、大街道で一旦下車した後、松山市駅へ行き、ここから郊外電車乗り放題が始まる。

詳細は別途「伊予鉄道のページ」他に記載するとして、まずは、12時00分発の郡中線で郡中港を往復する。松山市駅に戻って、13時06分発の横河原行きに乗って、「松山句碑巡り」に向かう。久米で下車して、バスで三町へ向かう。

ちょうど私の乗るバスは30分近く遅れていた。が、次のバスはそう遅れもなく、15分間隔運転もあって、3台がダンゴでやってくる。三町バス停からかずまる生誕の地三町を歩いて、公民館で句碑を見て、福音寺へと向かう。福音寺からは電車で平井で下車して、バスに乗り、先日苦労した自衛隊前で下車する。今回の目的地生目神社はすぐそばにある。今回の句碑巡りは以前のような句碑の説明が一切ない。自分で句碑を探さなければならない。かずまるは句碑ではなく、セミを見つけたとかで、かずまるがまた行きたいという。今回は30分が長く感じられた。再びバスに乗って、15時過ぎに横河原へ到着する。

  

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15時14分発の高浜行きに52分間揺られて、16時06分高浜着。電車は冷房が効いているので、大変快適である。ひょっとすると、この夏は坊っちゃん列車に乗車した後しばらく松山市駅で休んで、高浜、横河原線1往復2時間00分の旅が続くのかもしれない。

高浜では、かずまるはもう一度横河原へ行きたいという。片道52分といえば、アンパンマン列車で松山から今治を越えて、伊予小松あたりまでいける。伊予鉄道も結構大きな路線を持っているではないか?と思う。が、ここでもう一度横河原まで行くとなると、衣山到着は17時52分になる。また次に行くことにしよう。

と言うわけで、西衣山で26Mを見ながら衣山駅で下車したのであった。(2005.07.17執筆、撮影2007.07.16)

  

翌17日(日)は親子3人で梅津寺パークへ行って来た。使用した切符は「夏休みKID'Sチケット」と「サマーレジャークーポン」。前者は入場券を除けば、親子2人200円で往復したことになる優れもの。後者は乗物券(最大1枚300円)2枚、入場券、1100円分のクーポン券(往復運賃か同額の乗物券等に使用可)で、最大900円の割引となる。その後400円の乗物券を通過購入したことで、飲食代を除き、往復運賃(復路200円別途購入)を含み2200円で行ってきたことになる。

なお、帰路、我々2名は妻を梅津寺駅に置き去りにして高浜まで往復してくる。2名ならば問題はない。で、高浜で再び「すみません。このまま折り返します。」と言ったところ、車掌は昨日郡中線郡中港駅で言った人と同じだった。(2005.07.18執筆)

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第14話 14号機全検最後の週末に試練続出!

7月9日(土)、坊っちゃん列車14号機全検もいよいよ今週が最後となった。最後と言えば、今日実母が退院する。午前11時過ぎには退院するというので、午前の古町発り便では間に合わない可能性がある。ということなので、出勤途中の妻の車に便乗して、JR松山駅前で下車、2週間連続の雨中、市内電車で松山市駅へと向かうと、なんと、今日もまた9時17分発の便が団体予約専用となっている。

そういう情報はあらかじめ伊予鉄道サイトに掲示していただきたいものであるが、我々はあわてず騒がず、道後温泉行きの市内電車に乗る。

  

道後温泉では、11時29分発の坊っちゃん列車の整理券をとる。さて、病院に行こうかと思うが、雨は強くて、バス停から病院の坂を登る間に相当濡れてしまいそうだ。仕方なく、今日が最後でもあるので、贅沢にもタクシーで行く。ちなみに、父親は我々が帰るときにちょうどやってきたので、ついでに道後温泉駅まで乗せてもらう。

これで、今年の暫定坊っちゃん列車連続乗車の理由がなくなった。しかも、来週には3年間週末連続乗車記録達成となる。連続乗車の切れ目としては最高の時である。というものの、坊っちゃん列車1編成運休の修羅場をすり抜けてしまった。これから一体どうしたらよいのか?悩むところである。

坊っちゃん列車の乗務員は「紳士松井」「紅顔の美少年」、そしてあの刈上げ頭は「木田君」である。後客車には5名乗車した状態で出発する。

  

外は雨が降るし、かずまるはさきほど自分の欲しい玩具を買ったので、結局松山市駅からは、少々休んで、そのままバスで帰宅したのであった。(2005.07.09執筆、撮影同日)

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第13話 雨など関係なかったかずくん倶楽部!

7月2日(土)、渇水の影響でこのまま全く雨が降らなければ、7月25日には石手川ダムの貯水率が0%になるといわれてていたが、昨夜から雨が降り始め、今日も午前8時頃から雨が降り始めた。が、我々かずくん倶楽部はそのようなことには全く動じることなく、傘をさして、10時10分に出撃する。

衣山駅では610形のラッピング電車を見かける。先週からの車両運用を考えると、2編成が交互に運用されているようである。10時30分に古町駅へと出没する。先週はじめて見た、らっぴん電車と同会社のこれまた派手な自動販売機を撮影してみた。最近郊外電車の車掌でしか見かけなかった「S3」車掌を古町駅で見かける。が、後でよく考えると、あの場所で会ったということは、今日もこれから郊外電車の車掌として乗務なのかもしれない。

  

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坊っちゃん列車はちょうど到着したところです。出発まであと10分、雨のせいか、10分以上遅れている。乗務員は「しょうゆ顔の好青年」「紅顔の美少年」「翼君」、今日は前客車に乗ることになりそうだ。そういえば、例年この時期、乗務員の勤務体制が1日ずれている。最近「翼君」を土曜日に見るようになったのは、そのせいかもしれない。坊っちゃん列車の片肺運行も来週が最後になる。あと1回か。今年も色々と苦労したなあ、と思う。まあ、来年は全検がないか。

坊っちゃん列車は我々2名のみを乗せて出発する。やはり雨のせいか、JR松山駅前でも、大街道でも、ついに乗客はいなかった。先週もそうだったっけ。「翼君」が「車内案内いりますか?」とおっしゃる。まあ、外は雨だから、安全面の方に気をつかってもらうことにしたが、かずまるが「いる!」というので、それならと私が代わりに車内案内をする。

  

雨も降るし、今日は特に何もできまい。道後温泉では店に入ってうどんを食べて、今後のかずまるの教育のため、市内電車で県立美術館へとくりだす。運転士は「イチロー」であった。が、そこで、発見をする。昨年かずまるの年齢制限で使用できなかった「夏休みKID’Sチケット」が今年も発売されるようである。ふっふっふ!!!今年は覚えとれ!思いっきり元とってやる!とほくそえむ。

が、肝心の美術館では、妻の意見であったものの、私の予想どおり、かずまるは美術館には興味を示さなかった。仕方がないので、隣の図書館へと行く。が、これまた、かずまるの欲しい本は1階、私の見たい本は3階にある。かずまるが1階で騒いでもかまわないのか?と思ったが、結局3階で本を借りてきて、1階で読む。が、これまた、かずまるはそのうち飽きてきたようだ。我が子の将来に不安を感じる。

  

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その後は、妻と合流して、夜店を見て、そして、外食をして帰ったのであった。(2005.07.03執筆、2005.07.02撮影)

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第12話 ラッピング郊外電車を追いかけて!

6月25日(土)、坊っちゃん列車が1編成運行を初めて、もう後半戦にはいった。今日は郊外電車で走り始めたと言うラッピング電車を追いかけるため、普段よりも15分早く出撃した。以前なら通常の出発時間だったのだが、人間怠惰になるものだ。まずは衣山駅手前でラッピング電車を発見。が、少々距離があった。

坊っちゃん列車の乗務員は「JTB君」「紅顔の美少年」「T車掌」、ひとりを除いて隔週でローテーションを組んでいるようだ。それで午後には「木田君」がはいるのだろうか。いよいよ坊っちゃん列車に乗車というところで、さきほどのラッピング電車が戻ってきた。が、これも少々遠かった。

  

今日の坊っちゃん列車は我々2名。が、かずまるは後客車へと陣取る。それでは「T車掌」に失礼ではないか、と思うが、かずまるは「翼君」以外は後客車に座っているから、まあ、その徹底度に対して大目に見てもらおう。

が、今日はJR松山駅でも乗客がいなかった。「T車掌」が「道後温泉までですか」と訪ねてきた。かずまるは眠たいと言って、坊っちゃん列車で横になる。大街道でも乗客がいなかった。私も昨夜以来少々二日酔いであるので横になる。なんちゅー乗客だろうか。まあ、坊っちゃん列車があえてこの時期に全検を入れる理由がよくわかる。

道後温泉駅前も、今日はなんだか閑散としている。実母の見舞いに行ってから、我々はそのままバスを乗り継いで「俳句の里巡り」最終回に出かける。

  

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道後姫塚から8番線で桑原農協前バス停下車、時刻表上3分の乗換えで10番線バスに乗って久米駅前の1つ手前の久米で下車。浄土寺へ行く。全133箇所の句碑のうち、これで130箇所目となる。一旦久米駅へ戻って、電車で平井へと向かう。乗った電車はなんと、610形であった。15分前に乗車すれば、ラッピング電車であった。

平井駅前の句碑を巡って、次に近くにある千福寺へ行く。これで残すはあとひとつとなる。バスの時刻まで近くにある公園でかずまるが遊んでいるのを見ると、さきほどのラッピング電車が折り返して通り過ぎていく。刈屋バス停で川内行きのバスに乗って、自衛隊前で下車する。いよいよ最後である。が、これが大変なことになろえーうとは思わなかった。

最終目的地は大尺寺となっている。が、住宅地図を見ても良くわからない。最初は大尺寺庵へ向かう。が、ここでかずまるが靴擦れをおこす。かずまるを肩車して、今度は大尺寺橋へと向かう。そこに橋があるならその向こうだろうと思ったのが甘かった。坂を登ってもそれらしきものはない。予定時間55分を見積もっていたが、それも怪しくなってきた。が、そこで私はもうひとつ見落としたところがあるような気がして、再度地図をみたところ、もっと手前に大尺寺公園と言うのがある。引き返して、もし大尺寺が逆方向ならば、出直しである。

  

大尺寺橋を通って、大尺寺庵からやってきた道と分かれて直進すると、坂の上にそれらしきものが見える。あった!最後の句碑である。が、感慨にふける時間はない。あと10分足らずでバスがやってくる。かずまるを肩車したまま、再びバス停へと急ぐ。バス停に到着して1分と経たないうちにバスがやって来た。汗だくでバスに乗り込む。途中北久米駅付近で、またまたラッピング電車を見かけたが、かずまるはうとうととしていた。しかし、お前、どれだけ歩いたか?

大街道で下車をする。松山市内は今日から土曜夜市が始まった。物色しながら、松山市駅へと歩いて、最後は運転免許センター前へのバスで帰ったのであった。(2005.06.26執筆、2005.06.25撮影)

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第11話 今週もショートバージョンのかずくん倶楽部!

6月18日(土)、今日は午後からかずまるの出身幼稚園の同窓会がある。今日もショートバージョンだ。10時20分頃に自転車で古町駅へと乗りつける。坊っちゃん列車はちょうど古町駅に到着したところで、入れ替え作業をしている。乗務員は「しょうゆ顔の好青年」「紅顔の美少年」「翼君」。おおっと、今日は前客車に乗ることになりそうだ。

その坊っちゃん列車であるが、今日は前客車に7名、後客車に3名が乗車した。我々はもちろん前客車に乗っている。

  

前客車の乗客は7名。我々2名は後の方に座る。その前に松山へ仕事でやってきたような男性2名。いかにも鉄道ファンのような夫婦が、ことあるたびに「(坊っちゃん列車は)ディーゼルなんですよね」とか、「SLもどきですね」などとはしゃいでいる。そして、もう一人は完全な鉄道オタクらしく、路面電車のポイント切り替えの方法についてはなして、坊っちゃん列車のビューゲルのことを、例の夫婦と話し合っている。が、坊っちゃん列車のビューゲルが勝山町で一度上げられる理由までは判っていないらしい。

道後温泉に着くと、我々はゆっくりとはしていられない。とっとと道後温泉病院へと向かう。幸い母親は最後の手術も終わり、状態も快調に向かっている。いよいよ退院が見えてき始めた。

さて、ここからが本日の忙しいところである。12時15分頃に道後温泉へ戻って、JR松山駅へと向かう。南町付近で坊っちゃん列車とすれ違ったが、先週同様、車掌が「木田君」に代わっていた。県庁前交差点付近で「がんばれ運転手」の運転する電車とすれ違ったと思ったら、次の市役所前電停付近で「元気君」とすれ違う。JR松山駅前経由で宮田町のD電器店へ行き、かずまるの腕時計の電池を買い、再び10分後の城北1番線で木屋町へ行って、「松山の七不思議」の井戸を探しに行ったら、結局見つからず、さらに次の城北2番線で古町へと向かう。木屋町に入ってきた城北1線の運転士は「ゲンちゃん」で、かずまるが「お〜い」と言ったが、気づいてもらえず、逆に城北2番線の運転士が「S1車掌」であった。

  

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古町から自転車で、伊予鉄西衣山〜山西間にある幼稚園へかずまるを連れて行き、午後2時から2時間時間をつぶす。アンパンマン列車を撮影して、常々上司が美味で行列ができると言っていた、かずまる出身幼稚園大駐車場前にあるラーメン店に入る。2時半ということで空いていた。(ちなみに翌日曜日の午後2時に通ったら待ち客がいた。)汁は特に濃くも薄くもないのだが、それがなんともいえない味を出していた。この店はチェーン店なのだが、店によって味が違う。

その後もひたすら時間をつぶすが、この日は屋外で時間をつぶすには少々酷な日で、4時にかずまるを連れて帰ったら大変疲れた。(2005.06.19、写真は掲載日時と同じ)

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