愛媛マラソンの考察 (5)

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第25話 愛媛マ ラソントンネル区間の走り方!

愛媛マラソンは往路7・5キロから、復路35・2キロから始まる平田の坂が有名ではあるが、愛媛マラソンでの「坂」そのものは「きつい」と感じることはな い程度に緩やかなのであるが、それ以上に私が恐れるのは「トンネル内の勾配区間でペースが乱されること」である。

上図は復路32キロから35キロまでの勾配図なので、往路にしてみると、最も右側の権現交差点が9・1キロ、堀江方面三叉路が10・0キロ、(1つ目の) 大谷トンネル出口(表記は同入口)が11・1キロ、粟井坂トンネル出口(表記は同入口)が11・7キロである。

こうしてみると、往路平田の坂を下り終えた9・1キロからかなりのアップダウンがあることがわかる。


上図が「第48回愛媛マラソン頃の9キロ地点(現在は約9・5キロ)」の堀江小学校付近からトンネル方向を望むところ。

このあたりで標高約10メートルなのだが、トンネルの間だと下図のとおり標高約18メートルくらいまで上ることになる。(往路の方が復路よりも約2メート ル低いところを走る。)

もっとも、前述のとおり、坂そのものは緩やかだから、「勾配がきつい」ということはないものの、夜間にランニングをすると解るとおり、目の錯覚でペースが 狂いやすいし、更に勾配があるから、はっきり言えば「下っているのにペースが落ちる」ということがある。

特に、往路はトンネルを過ぎたすぐの12キロ地点では標高3メートル程度まで下っているし、ここでダメージを感じるようではいけないところだとは以前述べ たとおり。

さらに、復路の場合は、トンネルを抜けた先には、復路平田の坂がどうしてもよぎるだろうから、このトンネル区間は落ち着いて走る必要があるわけだ。

愛媛マラソンのコースで、個人的には平田の坂よりも気をつけるべきが「往路9キロから12キロ、復路32キロから35キロまでの山岳・トンネル区間」と 思っている。

そのうち、復路はトンネル内でペースが落ちないように、ペースを出しすぎないように落ち着いて走るようにすれば良いのだが、復路の場合は「最も苦しいとこ ろ」でのトンネル区間となる。


具体的には、32キロ地点を通過した、あと10キロ少々だ、というところで標高3メートル、その前に復路粟井坂トンネルが立ちふさがるのだが、この32・ 5キロの粟井坂トンネル入口までに一気に10メートル上り、33・1キロのトンネル出口までに更に7メートル、合計17メートル上る。

つまり、この区間は、無理をしてはならないが、上り坂という意識をもって、走る必要がある。

そして、問題は次の大谷トンネル。

今度はトンネル内で4メートル下り、更に34キロ地点までは合計で8メートル程度下るのだが、どうしてもここでペースが落ちる場合がある。

特に、愛媛マラソンの場合は、その先に「復路平田の坂」が気になるから、ペースが落ちる要因が更にある。

というわけで、マラソンでは30キロ以降が「正念場」だし、32キロ以降にこのようなトンネル内のアップダウンがあり、その先に「復路平田の坂」がある、 そして、残り5キロは(上っていると思う必要はないが)断面図的には上っているというわけで、要するに「まさに」30キロからが本番と思うような走り方を する必要があると考える。

(2018.11.25)






第24話 今シー ズン初の30キロ試走は目標に2分届かず!

今シーズン初の30キロ試走は、昨年12月16日の2時間23分51秒を目標にしたのだが、考えてみれば、この記録で走るとなると、キロ4分47秒台で走 る必要があり、当日の気温9・6度と今日の20・2度を考えると「どだい無茶な注文」ということに走る直前気づいた。

というわけで、実のところ、キロ4分52〜53秒で走れれば「御の字」かな?とも思っていたわけだが、実際「そのとおりには」なった。

距離:河野川30キロ、気温20・2度、晴、風:北風やや強い、体調:左大腿直筋前が若干不調


  1 4:54 0:04,55 
  2 4:57 0:09,52 
  3 4:54 0:14,46 
  4 4:59 0:19,45 
  5 4:55 0:24,41 0:24:41
  6 4:51 0:29,32 
  7 4:54 0:34,26 
  8 4:58 0:39,24 
  9 4:59 0:44,23 
  10 4:47 0:49,11 0:24:30
  11 4:55 0:54,06 
  12 4:45 0:58,51 
  13 4:47 1:03,39 
  14 5:00 1:08,39 
  15 4:48 1:13,27 0:24:16
  16 4:47 1:18,14 
  17 4:49 1:23,03 
  18 4:50 1:27,54 
  19 4:45 1:32,39 
  20 4:53 1:37,33 0:24:05
  21 4:58 1:42,31 
  22 4:55 1:47,26 
  23 4:53 1:52,19 
  24 4:58 1:57,18 
  25 4:38 2:01,56 0:24:24
  26 4:52 2:06,49 
  27 4:51 2:11,40 
  28 4:50 2:16,31 
  29 4:48 2:21,19 
  30 4:42 2:26,01 0:24:05

記録的には、確かにそのとおりになった。

だが、ラン後のダメージが尋常ではない。

これでは、フルマラソン想定の30キロ試走ではなく、単なる30キロ試走になる。

ただ、気温を考えると、今日のキロ4分52秒は(今となっては出典が解らないのだが)20度で7%落ちるとすると、10度で3・5%落ちると仮定すれば、 昨年12月26日の記録も今日の記録とほぼ同じキロ4分52秒になるから、そう悲観することもないだろう。

ただ、今日のダメージは、あるいは脱水症状ではないか?という気もしないでもない。

というのは、今日走りながら「8年前は、12月に脱水症状になったことで、復路29・4キロのパルティ夏目対面の自販機で、持参しているペットボトルを捨 ててでも、新しいペットボトルを購入すべき」と思ったのが、あれから8年もたつと新陳代謝も落ちるのかなあ?と思いながら走ったのだが、まさに今日の終盤 の症状は「それ」だったのかもしれない。

まあ、記録そのものは気にせず、体調管理は気にするようにしよう。

(2018.11.18)






第23話 ランニ ングシャツを再び購入

現在、長袖のランニングシャツは4着あるが、そのうち1着は2010年1月の第48回愛媛マラソン前日に購入したものである。

あと3着も、2010年頃と2013年頃に購入したものなので、昨年黄緑(画像手前)を購入したのだが、さすがに最古参の(初マラソンの思い出のある) シャツは使用に耐えられなくなった。

現在、昼休みのウォーキングで2着目・3着目をローテしているが、最古参を帰宅後ランで着れなくなると、数が足りなくなるため、昨夜ランニングシャツを購 入。

購入時したときは、そうは思わなかったのだが、自宅に持ち帰ると、「なんとなく昨年購入したシャツと同色か?」とも思ったものの、幸いこの程度、色の差が あるようだ。

こり長袖シャツの上に、今後寒くなってくると、(最も古い)青、(昨年購入した)赤、(先日購入した)白の3着の半袖シャツを着用するようになるのであろ う。

と思っていたら、妻から「寒い時ならば、黒の専用アンダーアーマーで良いのじゃないの?」という温かいお言葉もいただいた。

ただ、現時点では、昨年購入した長袖シャツで十分汗の吸収ができるし、前回愛媛マラソンでの実績もあるから、今すぐ購入ということにはならない見込み。

(2018.11.11)






第22話 次回愛 媛マラソンへの雑学提供は?

第57回愛媛マラソンまであと100日ほど。

というわけで、当ブログは愛媛マラソンが近づくと、それに特化したブログと化すのだが、今年はさて、何を情報発信しようかな?というところ。

とりあえず、愛媛マラソンの「基礎知識」を述べてみることにした。

まずは、愛媛マラソンは往路7・5キロ、復路35・3キロから始まる愛媛マラソン名物標高差約45メートルの「平田の坂」の話題。

特に「平田さん」と名付けて相当「怖がっている」方々もおられるが、個人的には、最近作られたバイパスだけに、「勾配は相当緩やかなので、恐れるに足ら ず」と考えている。

それよりも、その北側にある「トンネル2か所(往復で4か所)」の方がよっぼと問題だ。

ま、トンネル内でのペース維持なぞは、「最後の調整段階で考えるべきこと」だと思うので、まずは「愛媛マラソンを走るうえでの絶対条件」を述べてみる。

愛媛マラソンの場合、前述のとおり、7・5キロから標高差約45メートルの往路平田の坂とそれに続く山岳区間、そして標高差のあるトンネル2か所があり、 それを過ぎると(旧北条市)光洋台に出るのだが、そのあたりが12キロ地点。

そこで、さあこれから30キロ走だと思えるかどうか?

と考えている。

つまり、この段階で「ダメージを感じない走りができているのかどうか?」と考える。

「指南書」の中で、「14キロ地点で体調を確認しましょう」ということを見かけるのだが、これは要するに「14キロはフルマラソンの約3分の1地点である から、そこで今日の体調を確認し、自己記録が狙えるのか?自重すべきか?という判断をせよ」ということである。

愛媛マラソンの場合は、往路トンネルを過ぎた12キロからは延々と国道を北上するわけで、このあたりがひとつのターニングポイントと考えている。

だから、トンネルを過ぎた12キロで「ダメージを確認」し、15キロチェックポイントで「今日の体調を確認」するのが良いのではないか?と思う。

その意味で、私が10月末以来、毎週のように25キロ試走をするのは、往路13・7キロの粟井川で折り返しているわけで、これが「ほぼ14キロ地点である ことと、前述のとおり、12キロ地点でダメージを確認する」という意味を持つわけだ。

まあ、10月末から毎週「疑似愛媛マラソン」をやっているわけで、さらに「ほぼキロ5分弱フルフラットペースで走る」ということで、その特殊能力が役に立 たないかな?ということもあり、「同行者ラン」を募っているわけでもある。

というわけで、今シーズンもいろいろと愛媛マラソンに関する「雑学」を提供できれば・・・と思う。

(2018.11.04)






第21話 今シー ズンもお接待が始まった!

愛媛マラソンが近づくと、堀江小学校前(愛媛マラソン34・9キロ)で毎年「ありがたいお接待」がある。

そして、今シーズンもその「お接待」が始まった。

こ れは、以前は復路29・5キロ付近から37・0キロまで全く「自販機・又は自販機のある店舗」がなかったことで、堀江付近では「ふらふらしているラン ナー」に見かねた「堀江地区の有志」が設置したものらしく、以来毎年ありがたい「お接待」を受けることができる。(現在は32・0キロにコンビニが設置さ れている他、38・2キロで新たな「私設のお接待」がある。)

これ、大会当日に「私設のお接待」があるのは、ネットで解るのだが「試走の段階でのお接待」というのは、おそらく「愛媛マラソンコース」くらいなのではな いだろうか?

大変ありがたいことなのだが、実際に「ふらふらしているランナー」に対しては、次のとおり対処するようお願いする。

要するに、愛媛マラソンコースを「ふらふらしながら歩く」のではなく、海側へ移動されたい。

そうすれば、JRも路線バスもあるので、早期対応が可能と思う。 

(2018.10.29)