愛媛マラソンの考察 (41)

愛媛の「鉄」の紹介 > 鉄分ダイエット編 > 愛媛マラソン考察
 

<< 第196話〜第200話  第206話〜第210話 >>

 


第205話 ラン ニングと脱水症状の関係

先日の人間ドックでは、脱水気味が原因と思われる症状が色々と露呈していた。

また、個人的にも、2年前位から「加齢が原因なのか?」「手術が原因なのか?」多分両方なのだろうが、ランニング後、唾液が出にくくなる症状が増えてき た。

まあ、これには、ラン後の「ビール」も原因しているのだろうが、さすがに「旨いビールを飲めないならば走る価値なし」と思いたい。

で、先日ちょいと思ったこと。

ラン後ではあったが、最近(1回の距離が少ない分)ランの回数が増えているため、飲酒をしなかったところ、またまた唾液が出なくなった。

まあ、ラン中の気温が17時なのに34度を超えているという状況で走る方に問題があったのかもしれない。

で、腹が「パンパン」になることを承知で水分補給(単なる水)を続け、その後は「ポカリ」を動員し、ようやく体が落ち着いたところで、就寝時は通常「水」 を枕元に置いているところ、その夜は「ポカリ」を置いて寝たにも関わらず、「こむら返り」発生。

つまり、腹が「パンパン」の状態であっても、まだ水分(とミネラル分)が不足していたということが判ったのであった。

まあ、「ミネラル(特に塩分を含む)機能性飲料」は、「糖」が入っていると、どうしても体重を考えてしまうし、「無糖」の「高級飲料」になると、どうして も「ラン中」以外は高血圧症の問題があれば摂取を控えてしまうし、なかなか難しい問題だなあ、と思うのであった。

(2022.08.21)






第204話 マラ ソン練習にかかる費用

かずまるのブログのカテゴリに「マラソンあるある」というのがあるのだが、詳しくは同カテゴリを見てもらえばよいのだが、「ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰 漫画onweb」の漫画をマラソンネタとした「非常に笑える」サイトがある。

その中で、「シューズさえあれば、走れると思っていました」というコラムがある。

まあ、正直なところ、シューズの限界は(メーカー推奨で)700キロ、実際には1000キロを超えるとほころびてくるから、、年3000キロ走ると、最低 3足は必要という計算になる。(実際には大会を基準に購入することになるから、年4足かな?)

シューズでさえ、(私が重用するアシックス・ライトレーサーで)1足1万円近くするから、確かにお金はかかる。

当然ながら、ウェアも「バカにならない」わけである。

実際、年中(さすがに灼熱の時期は近寄らないが)愛媛マラソンコースを走っていると、10月頃になると、「買ったばかり」というウェアのランナーを見かけ て、「ああ、いよいよシーズンが始まったなあ」と思うわけだ。

そして、私にも「限界に近い」アイテムが増えてきた。

それが「ランニングポーチ」「(膝用)軟性コルセット」「ランニングシャツ」である。

前2種は、既にシーズンに向けて購入しているが、できれば限界まで着用して、少しでも発汗が少なくなったところで交換しようと考えている。

また、ランニングシャツも5年前に購入し、第56回愛媛マラソンで着用した「半袖」なのだが、これも「既にランニングシャツとしての通気性を失っているの ではないか?」とも思うほど朽ちてきているのだが、灼熱の世界では、どうせ「まともに」走れないから、涼しくなり始めたとき、つまり「走れると思った時」 が、シャツの「お疲れ様」の時だと考えている。

その意味では「お疲れ様」の時が来てほしいと思うわけだ。

かつては、それこそ「暑さ寒さも彼岸まで」のとおり、9月下旬頃に「あれ?」と思う時があったものだが、さて、今年は「その時が来るのか」どうかは解らな いが、「多少甘いトレーニングになるかもしれないが」できるだけのことはしなければならないと考えている。

(2022.08.14)






第203話 夏場 のスピード練習

今年の夏は、いろいろな指南書を参考に、スピード練習を週に2回程度やっている。

週2回というのは、負荷が高いから、それ以上やるとけがをする可能性が高いという記事があるからである。

まあ、急がば回れですな。

一方で、体へのダメージを考えると、夏場はペースを落として走るべきという記事もあるから、スピード練習は、大きく走る(=冬場のレースを意識)すること を主眼点にするべきらしい。

まあ、スピードに必要な筋肉は、持続しないというから、筋肉を鍛えるというよりは、走り方を忘れないという方が現実的のような気がする。

さて、そのスピード練習である。

「SPORTS SPIRITS」サイトによると、インターバルとレペティションが気になった。

インターバルとは、同サイトでは、1回1000メートルを5〜10回で、「目標のレースペースよりも10〜20秒ほど速いペースで走りましょう」と書かれ ている。
ということは、レースペースは気温30度の場合なら、キロ5分00秒でも良いだろうから、それで言えば、キロ4分40秒〜45秒ペースということになる。

一方、レペティションとは、「800mの全力ダッシュ→止まって休憩」とあって、回数は書かれていない。

ただ、インターバル走について、「ハシルコト」サイトによると、「VDOT」によるもので、フルマラソン3時間28分26秒ペースの場合、I=4分16秒 となっている。

まあ、それが本当のペースなのだろうが、走ることが嫌になってもいけないし、ましてけがをしてもいけない。

それを考えると、スピード練習は、週2回として、

1回目:I値(キロ4分16秒)をめざすが、現時点ではキロ4分30秒を切るペースで800メートル走って、200メートルつないで(プラス、つなぎ時間 と併せて3分30秒の休憩)を5回。

2回目:キロ4分45秒で1000メートル走って、3分程度休憩を6回(体調が悪ければ800メートル又は5回)

多少甘いのかもしれないが、あと1か月半ほど、これで頑張ってみよう。

(2022.08.07)






第202話 続) 夏の走り方の考察

また、愛媛マラソンを走ることができることに感謝。

とはいえ、灼熱の世界真っただ中である。

私自身、7月上旬には結構苦い経験もあり(行軍中倒れるとか、行軍後38.7度の発熱をするとか)、色々と黒歴史がある。

さて、夏の走り方といえば、指南書では「ゆっくりと長距離」「高負荷で短時間」と書かれており、今シーズンはそれを実践している。

昨年もその予定だったのだが、7月末に自転車転倒で左股関節殴打の影響で、8月中旬の1週間雨というときにスピード先週ができなかったことが、秋のスピー ド不足になったのでは?という仮説を立てている。

で、先週の続きなのだが、そういえばネット記事で見かけたのが「実業団経験者が指導者になって、市民ランナーを指導すると怪我をしやすくなる」というこ と。

この原因として、当然ながらフルマラソン2時間20分以内で走られてきた方々が5時間程度の方々を指導するとなると、走り方がどうしても「小さくなる」こ とから、たまに以前の練習をすると怪我をしやすくなるというもの。

それと、今シーズン私が求めている「夏場に大きな動きで走る」ということが「はたして正しいのか?」と言われる自身はないが、あるいは次のようなことが考 えられる。

・ともかく、夏場はゆっくりと長距離試走が必要だが、それでは走り方が小さくなる。

・だから、大きくしたいが、高負荷練習は怪我の可能性が高くなる。

・加えて、高負荷で鍛えられる筋肉は長続きしない。

これらを考え、一応私なりに結論を出してみた。

・夏場の高負荷練習は週1〜2回の現在の「スピード練習」を踏襲するが、走り方を大きくすることに主眼点をおき、必要以上に無理をしない。

考えてみれば、スピード走というのは「クスノキさん」の事例からも、キロ4分を切るペースであることを考えると、今の練習そのものが「準スピード練習」で あることは認める。

ただ、無理をして、怪我をしてしまっては意味がないし、私には「怪我」以外にもうひとつ「問題」があるから、「記録は意識するが、それ以上に、走りを大き くすることに主眼点を置く」こととし、ペースが落ちてきたからと言って、無理にペースアップはしないということも必要なのかもしれない。

次回愛媛マラソンのエントリーもできたことなのだから、ともかく、悔いを残さず、適宜練習の修正をしながら、練習を続けていきたいと思う。

(2022.07.31)






第201話 夏の 走り方の考察

夏場のランニングに関しては、毎年いろいろと考えてしまう。

ただ、理想的な走りは、やはり「気温が下がってきたときに自然とペースが上がるような練習をしたい」ということだろう。

で、今までいろいろと指南書を見てきた中では、やはり夏場は、灼熱の世界の中では高負荷・短時間練習で、雨が降ったらゆっくりと距離走ということになりそ うである。

ただ、色々と記事を見てきて、考えさせられることもある。

まず、スピード練習は負荷が高いから、週1〜2回程度にしないと怪我の元という記事を見たこと。

次に、高負荷練習で鍛える筋肉は長持ちしないということ。

その中で、色々と考えた結果、そうとははっきり書かれていないが、「ゆっくりと走ることで、体の動きが小さくなる=走る速度が落ちる」と言うことに気づい たわけで、すなわち、夏のポイント練習は「体の動きを冬場のペース走と同様の大きさを維持するためでは?」と仮説を立ててみた。

前述のとおり、夏場の練習は、中途半端な練習では「ここ2年間の結果が示している」ことを理解したうえで、「短時間で高負荷」「長時間LSD」の両極端の 練習を必要とすることは解っている。

しかし、いくら週2回スピード練習をすると決めていても、やはり「雨」が入ると、距離走を優先するべきだろうから、その「周期」が崩れた場合、ここで「準 スピード走」を考えてみたわけである。

この夏のシーズンは、最初2〜4キロジョグ+(800メートルスピード走+200メートルジョグ)×4回+1キロスピード走+1キロジョグの計8〜10キ ロを軸にしている。

で、「準スピード走」というのは、前3回の800メートルスピード走+200メートルジョグを1キロペース走(キロ4分50秒台のフルマラソンペース)に 置き換えるというもの。(ちなみに、実際には1キロ走後は200メートルジョグ程度の休憩を入れている。)

そもそも、フルマラソンペースを「準スピード走」というのは、余りにもレベルが低いのかもしれないが、そこは「そもそもの目的が大きな走り方をめざすこ と」と「気温差を考えると、今のキロ4分55秒は冬場のキロ4分40秒程度に匹敵する」ということで、高負荷による怪我の可能性低減を考えてみたわけであ る。

あと、「福澤式ラン」でいう「ラストのみビルドアップ」という考え方もあるかもしれない。

つまり、週1〜2回のスピード練習を軸として、曜日又は天候の状況により、若干負荷を落とした「福澤式への移行」という言い訳を通して、なんとか「走り込 みの季節」へ向けての体づくりをしたいものである。

少々、複雑かつ自己中心的な考え方になっていることは認めたうえで、自分の体に向き合った練習を続けたいものである。

(2022.07.24)