愛媛マラソンの考察 (50)

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第250話 復活 できることを信じて

かつて、当ブログでは次のような「記事の引用」をしたことがある。

フルマラソンのランナー全ての記録を見た時には40歳代が最も早いという記事を見たことがある。もちろん、上位で見た場合は20歳代がずらりと並ぶが、マ ラソンランナー全体でいえば、そういう記録となる。これは、要するに若い方々は「キロ5分のペースは遅すぎて暴走していまうが、40歳にもなると自分の体 力を認識できるようになるのではないか?」

そ のような考えのもと、「これからマラソンを走られる方々は、1キロ・2キロ・3キロと走るうえで、鼻で息ができるペースというのが必ずあるはずで、その ペースで走るべきである」という指南を書いた覚えがある。(もっとも「私は花粉症なので鼻のみで呼吸はできません」という「つっこみ」も受けたものであ る)

さて、そのような考えのもと、最近の私は「キロ5分での走りが苦しい」事態に陥っていて、ものすごく「落ち込む」日々を過ごしている。

まあ、ここで無理をしてもいけないから、「今は暑いだけだよね。涼しくなったら、もう少しは早く走れるだろうから、今は基礎体力をつけようね」と言い聞か せる自分に、なんとなく「モチベーション低下」を感じる自分があるわけである。

その意味でも、次回愛媛マラソンを走りたいなあ。

(2023.07.09)





第249話 今年 の夏の練習考察

指南書では「夏場は涼しい時間帯に距離を落とし、ペースを上げる練習が有効」と書かれている。

そこで、昨年は「ヤッソ800もどき」を中心にスピード練習をやったら、その結果は「大腿直筋を痛めただけ」という「シャレにならん」結末が待っていた。

それを考えると、この夏はどうしようか。

考えられるのは、やはり「坂練」になるような気がする。

今までの「@松山北中西側の山裾往復コース(単純往復で約9キロ)」「A平田の坂西側往復コース(単純往復で約10キロ)」と「@→Aコース」に加え「B 道後→瀬戸風峠→伊台コース(約15キロ)」を追加してみようか。

注意すべき点しては、坂で無理してペースを上げないことくらいだろうか。

負荷をかけながらゆっくりと走るというのが良いのかもしれない。

あとは、これまた無理せず「キロ5分程度で近くの野球場の外周約1キロコースを走る(1キロごとに公園で水浴び)」という図式で体力の様子を見ながら、走 り込みの季節を迎えてから、再度方針を決めるということでよいだろう。

(2023.07.02)





第248話 フル マラソンのランナー減少?

実は、コロナ禍前の2019年頃には「年に1回以上フルマラソンを走る者」は減少していたという記事を見たことがある。

ただし、この時期は「大会そのものの応募倍率は上がっていた」らしく、結局「ランナー1人当たりの年間エントリー回数が増加していた」ということになる。

一方で、2023年2月頃の日経新聞で「ランナー数が史上最高」という記事はあったが、多分「ランナーとフルマラソン完走者は別物」という気がしないでも ない。

実際、今年の大阪マラソンが定員割れ(というより0.77倍)して2次募集したという記事を見たときは愕然としたものだ。(2016年で4.19倍、私は 2014年に走っている)

現在のマラソン参加人数現象は「都市マラソンでは警護の関係で費用アップ」「地方のマラソンは感染症対策で費用アップ」らしく、加えて、昨今の物価高騰で エントリーする数も減少傾向にあるということらしい。

ただ、第60回愛媛マラソンを走って思ったこととして、久しぶりの大会ということで、コロナ禍の3年間でトレーニングを積んでなかった方々も多いのではな いか?と感じた。

但し、私のように3年間トレーニングを積んできたが、如何せん体力低下に悩まされる者もいたが。

というわけで、今後はフルマラソンを走るランナー数が回復してくるのか?それとも現状がしばらく続くのか?は分らないが、第61回大会の倍率がコロナ禍に 戻ったとしても「61〜63回大会の3回で2回は走れる」計算になるわけだから、今はただ「健康のために」体力維持に努めるしかないのだろう。

ただ、確かに多少なりとも負荷を軽減することも視野に入れなければならないのかもしれない。

(2023.06.25)





第247話 私が 第61回愛媛マラソンを走れる確率

第56回愛媛マラソンで自己記録の3時間26分で走った後、第57回大会で1キロ手前でDNF、第58大会はDNS、そして第60回大会で、10年間守っ てきたアスリート枠をはく奪されました。

ただ、第61回大会でもアスリート枠の対象に変更はなく(むしろ増加?)私の場合はその「おこぼれ枠」として、エントリーの結果を待つこととなる。

では、私が第61回大会を走れる確率はどの程度なのかを考えてみる。

過去の大会では倍率2.5倍程度とされていたが、これはアスリート枠を考慮していないため、実際の一般エントリーの倍率は3.5倍程度と考察してきた。

で、第60回大会では最終倍率もアスリート枠エントリー数も非公表だったのだが、過去の(愛媛マラソンが絶好調だったころの)記録では、アスリート枠は定 員3000人に対し2200人程度と(当時の愛媛新聞に)書かれていた。

だから、残り800枠を「おこぼれ枠」で先行抽選すれば、その確率は約67〜70%程度と推測したことがある。

つまり、私としては、第61回大会〜第63回大会の3回で2回は出場できるという計算になるわけで、落ちた1回は「大会当日に東京方面にでも逃避旅行しよ うかな」とも思っている。

以上が机上の計算で、第60回大会の実例として、3時間59分で走られた男子で2231位/7357人、4時間29分で走られた女子で418位/1538 人(完走者数8895人)だから、対象者は2649人ということで、過去3年間の実績でどのくらいのランナーがいるかはわからないが、重複するランナーも いるわけで、考え方によっては「今現在では」もっと確率が上がっていると考えてよいかもしれない。

実際、第56回大会で3時間55分で走られた先輩もまた、今回おこぼれ枠だったわけだが、実はその後4回連続でエントリーされているわけだ。(通常は3回 なのだが、第59回大会が中止になり、アスリート枠の基準が1年延長されたことで4回)

そうなると、「命を削って3時間30分をめざすよりも無難にサブ4で走ったので良くない?」という結論となる。

実際、自分の置かれた心臓の状況を考えると、それが無難な選択だろうと考える。

一方で、おこぼれ枠の確率が上がった理由としては、アスリート枠のエントリー数が下がったことが理由だろうが、その原因は「県外ランナーの減少」と考えて あり、実際県外ランナーが1割減少したという記事も見た。

今年を例にすると、愛媛マラソンの前週が別大マラソン、当日が姫路城マラソン、翌週が京都マラソン、その翌週が大阪マラソンで、東京が3月5日だった。 (来年も同じ並び)

当然ながら別大マラソンの参加基準は3時間30分だから、別大マラソンを走られた方は愛媛マラソンにエントリーは困難。(山中教授は、別大→京都→東京と 走られ、すべてサブ3.5だったらしいし、別大を目標にされておられる「やんやんさん」に愛媛マラソンを紹介することはできない)

これは、2月が比較的天候が安定していることで、大会が集中するわけで、例えば東京マラソンは当初3月だったのが、荒天が続いたため2月に移動したもの の、天皇誕生日の警護の関係で3月に戻されたと聞いている。

県外ランナーの大票田である京阪神地区の方々としては、別大という特別な大会の後に、京都→大阪と続けば、そりゃ愛媛よりも姫路を選ぶだろうと思う。

特に(ネットでは出ていたが公式には公表されなかったが)大阪マラソンが定員割れしたという話を見ても、今後劇的に愛媛マラソンの県外(アスリート枠対象 者)ランナーが急増するとも考えにくい。

そう考えると、第61回大会エントリー確率は70%よりも高くなるような予感はするし、第63回大会まではおこぼれ枠でいられるだろうから、第61回大会 は「最後のバクチ」として、3時間30分を切る練習をし、大会でも「突っ込み」、だめならDNFという選択もある。

それは極論としても、「サブ3.5再び」という練習を積み、だめなら下方修正するというのが現実論かもしれない。

(2023.06.18)





第246話 第 61回愛媛マラソンの考察

愛媛マラソンの情報が出ましたね。

ニュース記事としては、従来のアスリート枠3000人に今回ネットタイムアスリート枠200人が追加され、計3200人で、逆に一般エントリーが200減 となっているが、このあたりを考察してみる。

プレスリリースによる内訳は、次のとおり。

@アスリートエントリー(定員:先着3,000名)
Aネットタイムアスリートエントリー(定員:先着200名)
B第60回ランナーボランティア有資格者エントリー(優先出場枠)
C一般エントリー(定員:抽選6,800名)

このうち、@には補足がある。

応募者が定員に満たない場合は「一般エントリー」申し込み者で、第57回大会以降の愛媛マラソンにおいて下記の記録(グロスタイム)をもつ方から抽選で不 足分を補います。
【男子】3時間30分01秒〜4時間00分00秒
【女子】4時間00分01秒〜4時間30分00秒
当選者は、9月7日(木)の一般エントリーとあわせて、一括発表とします。(以降「おこぼれ枠」と言います。)

ただ、これがAにはない。

ちなみに、愛媛新聞の記事では「定員を前回と同じ1万人とする要項案を承認した。」となっており、そもそも@〜Cの合計が1万人ならBで矛盾する。

そこで考えること。

私自身思っていたこととして、Aには激しく同意する。

これがネックになって、第60回大会は「当初ウエーブスタートを予定していたのが途中で一斉スタートに変更された」のではないか、とも思っている。

実際、3時間30分ぎりぎりで何度もゴールした者として、後で録画を見たら、テレビがものすごく盛り上がっており、「3時間30分で盛り上がりたい」とい う放送局側の都合が見え隠れしたのではないか?と疑っているほどである。

まあ、それはともかくとして、「都市伝説」として、57回大会あたりのアスリート枠エントリーは2200人ほどで、そのおこぼれ800人をおこぼれ枠の先 行抽選をする前に、ネットタイムで3時間30分切ったもの(女性は4時間を切ったもの)を対象として、その残りをおこぼれ枠としているというのがある。

実際のところ、正式な発表はないが、それくらいは「やって当然」と考える。

さて、話は元に戻って、とはいえ、Aの該当者って、そんなに多くはないだろうから、その定員とエントリー数の差がBになるのかな?と考えている。

というわけで、次回愛媛マラソンでは「おこぼれ枠」対象となる私にとっては、多分今までと「ほぼ同じ確率」で抽選されることになるのだろうな、と思う。

(2023.06.11)