2008秋バースデイきっぷ旅行記(2日目その1)

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(以下の撮影日は特に説明がなければ旅行日)

10月11日(土)松山〜多度津間8M特急しおかぜ8号

3連休ということもあるのだろうが、この時期は全車しおかぜで、いしづちは多度津で乗換えということが多い。特に今日は多度津で鉄道の日イベントがあり、さらに多度津工場までのシャトル便に58系国鉄色気動車を使用するということで、テツの方々が多いことが予想されている。

  

今回は停車する駅の概要を掲載する予定であったのだが、8Mの場合、多度津までは一緒だ!と、たかをくくっていたら、詫間駅に停車していたことに後で気づいた。

10月11日(土)多度津〜阿波池田間33D特急南風3号

切符は宇多津まで購入していたのだが、58系国鉄色気動車が見られるようならば多度津下車を考えていた。結果はこのとおりで、あたりはテツの方々でごった返していた。1番ホームは臨時特急いしづちとその後ろに1530Mの2列車が停車しており、ともに出発していくと、今度は1番ホームにアイランドUが停車した。なかなかいそがしい。

  

33Dの多度津発は9時43分。予讃線〜土讃線〜予土線経由で四国一周する場合は、この33Dで一句に窪川まで乗車するのだが、なんといっても、予土線での2時間トイレなしというのが不安材料である。普通ならば2時間くらいはどうということはないのだが、体調が悪いときが怖い。なんといっても、関口知宏さんだって、途中で強引に駅のトイレに行ったくらいだ。

さて、今回は、多度津〜阿波池田〜徳島〜高松というコースを始めてたどる。なぜかというと、ゆうゆうアンパンマンカーを連結した列車に乗車したくないというのが理由である。今まで、この車両に乗車するのに神経をつかった。まさに旅行業者との駆け引きに疲れた結果、逆周りを考えたのである。もっとも、今回はかずまるが乗車しないのであるから、関係はないものの、ここまでくると意地である。

あと、この次の徳島線特急に乗車した場合、3月のダイヤ改正前は特急同士の徳島乗換えがわずか3分でできないという事態が発生していた。ダイヤ改正後は12分差に広がったが、乗換えができないことに違いはない。だが、そうこうしているうちに、1本前の普通列車3014Dに乗車すれば、3014Dに3分差で間に合うということに気づいたのだ。

  

だが、普通列車の場合、阿波池田〜徳島間は所要時間が1時間58分もある。途中長時間とまではいかないが、少々停車するところもあるようだが、と思っていると、なんと3014Dは47系タラコ色だったのだ。

ああ!トイレがある!

普通列車にトイレを求めてはいけないという、予讃線では考えられないことだ。ともかく、これで不安材料はすべて消し去られた。あとは、徳島駅で3分の乗換えができなくなるくらいの遅延がないことを望むだけだ。もっとも、そんなことがあったらおもしろいことではあるが。

10月11日(土)阿波池田〜徳島間3014D

というわけで、普通列車に乗車したのだが、こうなると全ての駅の撮影をしたいが、少々周りの目も気になる。どういうことになるのだろうか。

  

左:佃駅(S25.1.10開業、1本2線ホーム、1、2番上下進入可能)この駅は土讃線の駅であり、徳島線の終着駅でもある。両隣の開業がT3.3.25で、讃岐財田〜佃(信)間の開業がT4.4.28となっているから、信号場として作られたのはT4.4.28で、S25.1.10に駅に昇格したものなのだろう。

右:辻駅(T3.3.25開業、1本2線ホーム、1番上り、2番下り)

  

左:阿波加茂駅(T3.3.25開業、1本2線ホーム、1番上り、2番下り)特急停車駅

右:三加茂駅(S36.12.15開業、1本1線ホーム)

  

左:江口駅(T3.3.25開業、1本2線ホーム、1番上り、2番下り)

右:阿波半田駅(T3.3.25開業、1本1線ホーム)構内配線を見る限り、かつては待避線があったような様子ではある。

  

左:貞光駅(T3.3.25開業、1本2線ホーム、1番上り、2番下り)特急停車駅、退避するのは445D

右:小島駅(T3.3.25開業、1本2線ホーム、1番上り、2番下り)本四備讃線の児島駅よりもこちらの方が明らかに古いのだが、あちらはそのまま(漢字が違うこともあり)児島駅を名乗っている。

  

左:穴吹駅(T3.3.25開業、1本2線ホーム、1番上り、2番下り)特急停車駅

右:川田駅(T3.3.25開業、1本2線ホーム、1番上り、2番下り)退避するのは4447D

  

左:阿波山川駅(M33.8.7開業、1本1線ホーム)特急停車駅、それにしても、ホーム1本で特急が停車するのはJR四国では珍しい。あとは阿波富田くらいか?ホームは1本だが、駅の開業の様子を見ると、こみの駅が終着だったことがあるらしい。

右:山瀬駅(M32.12.23開業、2本2線ホーム、1番上り、2番下り)この駅も終着駅だった時代があるらしい。

  

左右:学駅(M32.12.23開業、2本2線ホーム、1番上り、2番下り)学駅の入場券を5枚買って「ご入学」私も大学時代(って、いまさら何のため?)一度買ったことがある。

  

左:阿波川島駅(M32.8.19開業、2本3線ホーム、1番上り、2番下り、3番上下進入可)特急停車駅、退避するのは4449D、自家用車で走ると、このあたり結構アップダウンがあるイメージがある。画面向こう側がその丘か?ちなみに、この駅も4ヶ月ほど終着駅だったらしい。

右:西麻植駅(M32.10.5開業、1本1線ホーム)阿波川島駅が開業し、4ヵ月後に学駅が開業するまでの間に、この駅が開業したらしい。

  

左:鴨島駅(M32.2.16開業、2本2線ホーム、1番下り、2番上り)特急停車駅、2番ホームの外側、つまり通常の3番ホームに待避線があるが、通常は使われていないらしい。

右:麻植塚駅(M32.11.1開業、1本1線ホーム)線路ができて。8ヶ月後に駅ができたことになる。それにしても、愛媛県に比べると、鉄道が開通したのが早い。

  

左:牛島駅(M32.2.16開業、2本2線ホーム、1番下り、2番上り)徳島線は山瀬を境に、東側が対向式、西側が島式ホームというパターンが多い。

右:下浦駅(M32.11.1開業、1本1線ホーム)なんだか、駅の開業パターンが麻植塚と同じである。

  

左:石井駅(M32.2.16開業、2本2線ホーム、1番下り、2番上り)石井といえば、学生時代「石井のたこ焼きや」というのが有名で、よく買いに行ったものである。しかも、そこが徳島市ではなく、(今も)石井町であったことに、後から気づいたのであった。

右:府中駅(M32.2.16開業、2本2線ホーム、1番下り、2番上り)「こう」と読む。退避するのは4005D、ゆうゆうアンパンマンカー連結。今回は単独編ということで、この列車を意図的にはずした。

  

左:蔵本駅(M32.9.12開業、2本2線ホーム、1番下り、2番上り)蔵本といえば、徳島大学医学部、歯学部、薬学部他、大学附属病院、(県立か市立か知らんが)中央病院があるのだが、いつのまにか特急停車駅になってしまった。ちなみに、この駅も7ヶ月ほど遅れて開業している。

右:佐古駅(S10.3.20開業、1本2線ホーム、1、2番上下進入可)現在は高架駅。高徳線との分岐駅で、高徳線側のみ退避できるような構造になっている。なお、徳島〜佐古間は高徳線と徳島線の複線になっているが、それぞれ単線並列敷設のため、時に追い抜きがあったりもし、学生時代に一度だけ経験した。しかも、その際、高松駅でも追い抜きがあった。(2008.11.04)

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