今治シティマラソンは港大橋から先は、私の出身中学校区でもあり、運転免許取得直後に何度も練習した場所でもある。そして、今回は4キ ロ地点付近に実父母のみならず、妻子が応援に来ている。画像はかずまるが撮影したものである。 10キロの部の折り返し地点が5キロになることは容易に想像がつく。しかも、今年はゴール地点の場所から考えると、外回り、内回りの誤
差を考慮しなければ、なさに折り返し地点が5キロになるはずだ。実際、3キロ地点の対面に7キロ地点があった。その5キロを23分30秒で通過。つまり、
昨年よりも15秒速い。
この時点では自己記録更新は信じて疑わなかったものだ。そういえば、いつも見かける通称Bさんは、今回は4キロまでに抜き去った。つま り、4キロまでの向かい風の中、私のペースが速いことを意味する。 10キロの部6キロ地点で、再びかずまると再会。 だが、ここで距離に関する疑問が出てくる。10キロの部を考えると、5キロ地点がハーフでも5キロであり、最後の16・0975キロで なければおかしい。そして、今回スタート地点とゴール地点が同じということは、2回目の第1折り返しが中間点でなければならない。 つまり、10キロの部5キロ地点は、ハーフの部で第1折り返し前は5キロ、10キロ、15キロで、2回目の第1折り返しが中間点でなけ ればならない。同様にハーフの部で第1折り返し後は6・0975キロ、11・0975キロ、16・0975キロでなければならない。 さらに、かずまるの応援している場所が4キロだったら、2回目の再会は7・0975キロ、3回目の再会は9キロ、そして2回目の10キ ロの部折り返しが10キロとなるはずだ。 ということは、問題は先ほどの「3キロ地点の対面に7キロ地点があった。」である。この7キロ表示は8・0975キロであり、2回目の 3キロ表示は8キロでなければならないことになる。 が、実際には、先ほどの「7キロ表示」を過ぎて数100メートル先に第2折り返しがあるのだ。だから7キロまで快調だったペースが8キ ロを2回目の「3キロ表示」とすると、結局10キロは49分10秒というといつもない時間がかかったことになる。 で、今日昨年の今治シティマラソンコースを自動車で走っているYouTubeで確認したところ、10キロ折り返しと第1折り返しの距離が全然違っていることに気づいた。それは、第1折り返し直前の三叉路からセンターラインが11本あるから、約110メートル。そこから「門屋組」サイトにある10キロ折り返し地点画像をはじき出して、ルート・ラボで計測すると、なんと430メートルほどしかない。 つまり、先の10キロ沿う折り返し地点は、最初の5キロは正しいものの、その後は10キロ、15キロではなかったのだ。 一方で、第2折り返しの場所は、計算してみると、大体10キロ走3キロ及び7キロ地点からゴール方面130メートルあたりと推測される。 そういえば、3キロ手前で第2折り返し地点を通過してから、1回目の第2折り返し地点までは5キロだと思っていたから、24分を超えたことで失速か?と 思っていたが、それなら実際は片道約2・56キロの往復5・12キロということになる。24分を超えて当たり前だったのだ。 こうなると、もう何がなにやらわからなくなってくる。ただ、 2回目の第1折り返し、つまり中間地点が昨年よりほぼ1分遅い51分05秒、そして、最後の10キロの部折り返しである16・0975キロを昨年より30 秒ほど遅い1時間17分40秒。つまり、あと5キロを22分20秒で走らなければ100分を切れない計算となる。 そこで心が折れたことも事実。また、腰の具合もよろしくないことも事実。ただ、給水地点から最も遠い第2折り返しで、所持した経口補水 液を飲むことができたのが唯一の幸運かもしれない。 終盤になっても、昨年のようなペースアップができず、残り1キロを1時間35分40秒。この段階で、昨年の記録更新は不可能だという事 実を突きつけられる。 それでも、最後のスパートでなんとか100分を切りたい。ゴールは昨年より手前にある。と思った瞬間、時計は既に1時間39分15秒。 結局、スパートをかける気力がなくなったまま、ゴールは実に1時間40分にプラス数秒。 後で考えれば、ゴールが手前にあるのなら、スパートをかければ、あるいは100分切りは可能だったかもしれない。 最終的には、後悔だけが残る失敗レースであった。(2013.10.14) |