ランニ ング編

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 【7-2】  第13回坊っちゃんランランラン完走!  その1   その2

予想外の連続の中、レースは後半を迎えた。折り返して向かい風になる。昨年ほどではないが、それでもペースアップいるには、かなり勇気のいる風だ。

ということは、今年は前半微風とはいえ、往路も復路も逆風だったということになる。話は変わるが、4年ほど前に松山から今治まで自転車で往復したことがあるが、今治駅直前で弁当を買っている間に風向きが逆になったことがある。つまり、往路も復路も逆風だ。

そもそも、松山地方の冬は朝南風になることが多い。それが、気温の上昇とともに海風、つまり北西の風となったということか。

  

が、いまさらそんなことを言っても仕方がない。ここは我慢をし、17キロ手前の追い風になったところでペースアップするしかない。

ともかく、先が見えるところまで体力を温存するしかない。

15キロ1時間11分30秒(10-15は24分00秒)で通過。この5キロが24分00秒ということは、昨年と全く同じである。11キロ以降のペースは昨年ほど落ち込んでいないのだが、昨年は10-11キロを4分30秒で走ったから、その差がでたのだろう。

と思っていたら、後方から私をさっそうと抜いていくおじさん2人組がいる。

私としては、昨年同様17キロ手前の一度追い風になるところまでがまんしようと思っていたのだが、タイムそのものが15キロで昨年よりも30秒遅い。だから、そのおじさんにつくことにした。

向かい風の中で、おじさん2人に張り付く。過去において後半、他人のペースメーカーになっても、他人をペースメーカーにしたことは一度もない。

17キロ手前でUターンしながら河川堤頭へ上っていくとき、そのおじさんは上るスピードが遅い。だから、そこから私は前へ出た。ここからJRまで片道1キロ強を往復するが、その往路が追い風となる。

が、その途中で、そのおじさんの1人が再び私を追い抜く。ついていこうと思ったが、最後の逆風区間が不安なため、おじさんとの距離が広がっていく。

そして、再びUターンして向かい風となる。この向かい風の状況を確認した後、「おじさん!待てい!」とばかり、ペースを上げ、再びぴったりと張り付く。

このおじさんは、直線では本当に軽やかに一定ペースで走るのだが、実は勾配やカーブでペースが落ちる。だから、であい自転車橋を渡り、左折して、石手川沿いに戻るUターンで再び私が前へでる。

が、残り1キロ手前の最後の追い風区間で再び抜かれる。今度は河川へ下るところ(先の「Z」区間)でスパートをかけて追い抜く。が、再び石手川の河川堤頭へ上がってしばらくして抜かれる。

最後は、河川堤頭から、マドンナスタジアム(ゴール)へ下る坂でスパートし、最後は残り200メートルのスプリント勝負で、ついにおじさんに勝った!あーしんど。(書いてても疲れたわ!)

ちなみに、そのおじさんは、ゴール後マスコミのカメラに囲まれていた。ゴール後戦友(?)の握手を交わしたのだが、おじさんは私よりも10歳以上年配であった。

ということで、今年のハーフはついに自己記録なし。当初の96分切りはどこへいったのやら。

とりあえず、今回に関しては、距離疑惑のせいにしたいのだが、それ以上に自分の体力を見直す時期にしているような気がしてならない。(2013.12.08)

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