ランニ ング編

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 【5-1】  第52回愛媛マラソン完走!  その1   その2  その3   その4   その5

愛媛マラソン。ランネットのランキングでは一昨年第2位、そして昨年堂々1位に輝いた。参加されたみなさんのブログ等では「これが日本 一走りやすいマラソンか」というような記事がある。

実は、当初「走りやすい」というのは、コースして走りやすいものと思っていた。だから、過去には「とてもフラットには見えないコースで した」などと書いたりしたものだ。だが、それは、コースのことではなく、疲れたときに後押ししてくれる途切れない応援やスタッフやボランティアの 方々の対応だということに最近になって気づいた。

じゃ、愛媛マラソンしか経験したことのない私は、あまりに井の中の蛙状態なのか?

  

それはともかく、愛媛マラソンは第52回の今回から、エントリー合戦が完全抽選に変更された。一方で、アスリートエントリーは、昨年と 同様のタイムで、枠が1000人から1500人に拡大された。

このアスリートエントリー枠は、単に警備する側が「3時間半程度ならば、まだコースがオーバーフローしていない」ということで、設定さ れたものであり、昨年残り39秒でこの枠に達した私にとっては、まさに「プラチナチケット」になったのだ。

話はそれるが、「マイ アシックス」というサイトがあるが、そこで、自分の能力を入力していくと、今年の私は3時間22分という予想タイムが出た。正直なところ、それは無理かも しれないとも思ったが、全く根拠のないタイムではないと、アスリートエントリーの際に申告したら、出走ブロックは今年も「A」となった。おそらく、昨年の タイムを書いたら「Bブロック」だったと思う。

が、どうにも、今シーズンは体調が上がらない。10月の今治シティマラソン、12月の坊っちゃんランランランの2度のハーフはいずれも 自己記録を前年より20〜30秒下回る結果となった。

とにかく、練習でも終盤5キロで、昨年のような5キロ21分台が出ない。さらに今シーズン記録更新が出ないという結果の中、とりあえず 目標タイムを下げることにした。それは、37キロまで昨年同様のタイムで走る。そこから、40キロまでキロ4分50秒で走り、40キロ以降は過去4回のマ ラソンで実は最高タイムを持つ初マラソンのタイム(10分26秒)で走る。つまり、3時間27分51秒まで落とした。

が、さらに今回は災難が続く。1月4日(土)午後4時頃、愛媛マラソンコース試走中、堀江・大谷トンネル内で転倒、左手薬指脱臼・靭帯 損傷したのだ。これは、当日が30キロ試走中だったのが、24キロに短縮されたこと、その後の長距離試走が35キロの1回きりとなったこと、なによりも精 神的ダメージを残したことになった。

つまり、その間の25キロ試走でも転倒した復路大谷トンネルを避けたため、復路平田の坂を走る回数が減ったことでもある。

そして、最後の敵である「天候」。今回のマラソンはその前3日間が「椿まつり」なのだ。松山地方では「椿まつり」の頃が一番寒いといわ れている。しかも、米天気予想(私はこれを「米天気劇場」と呼称している)では、どういう予想をしているのかはわからないが、すでに1ヶ月前からどうみて も風が強いと予想されていた。しかも、大会1週間前に昨年同様異常なまでに気温が上がり、そして、「椿まつり」で気温が下がる。しかも、大会当日は天候は 回復するが、風が強い状態と予想された。

そういう、不安を残した状態で平成26年2月9日の大会当日を迎えたのだ。

会場到着時刻も前年同様7時50分、松山市民会館は耐震工事中だったが、更衣会場として使用することがてき、今回も混雑直前に大きなほ うのトイレを済ませ、念入りにテーピ ング。

さらに、今回はサプリもパワーアップした。指南書で「35キロでカフェイン入りのサプリをとる」ということに従い、サプリを物色した が、なかなか手に入らない。が、私には力強い味方がいる。それは薬剤師である妻の存在だ。「カフェインならば、眠気覚ましの錠剤で十分」確かに、サプリの 無水カフェインは80ミリグラム。それに対して錠剤は100ミリグラム。また、30キロ以降脳に必要な糖質についても、発熱や極度の疲労でふらふらの患者 に与える「ブドウ糖塊」が市販されていることから、これらをゲット。よく見れば、病院では発熱患者にポ○リをアク○リよりも勧められるが、これは前者が製 薬会社の商品であることと同時に、糖分が後者よりもより分解の早い状態だからということになる。つまり、逆に言えば、前者は走る直前、大量に飲めば低血糖 状態になるということでもある。

それはともかく、今年もスタート40分前に集合場所へ到着。やはり、Aブロックの方々の集合は悪く、昨年よりも前にいるようだ。これは、普通に考えると、 昨年よりも危険な場所だ。そして、横のBブロックの方々を観察すると、サブ3・5という昨年の私がそうであったような、ギラギラした空気がある。そう思っ てよく見ると、画像にもあるが、ブロック間はコーンとバーで区切られているのに、AブロックとBブロックの間だけは、なぜか「バリケード」で仕切られてい る。(画像ではまだ倒されている)さらに、今年は初めて、3時間30分のペーサーが設定され、Bブロックの先頭から出走するという。このあたり、異様な雰 囲気がある。1年早く対応できていて良かったと、ここへきてしみじみと思う。

そして、午前10時、5回目となるフルマラソンが始まった。(2014.02.11)

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