前回愛媛マラソン以降続いていた不調。その中で5月から8月まで月間走行距離300キロ超を続け、自分なりにもがいてきた中での、今治シティマラソン撃沈、神戸マラソン大撃沈。 何が足りないのか?何がおかしいのか?自問自答しながらの坊っちゃんマラソン。
5キロ23分41分は1・5キロ以降の追い風を考えると遅いのはわかっている。あの不調の今治シティマラソンでさえ最初の1キロを4分29秒で走れたにも関わらず、そのペースにも及ばない。 さらに、新コースとなった重信川北側の第1折り返しを過ぎると、猛烈な向かい風となる。6キロまでの1キロは5分00秒。もはやハーフマラソンのペースではないが、耐えるしかない。 重信川南側でもJRまで往復し、国道56号までの向かい風の中、9キロ地点の第3折り返しからがすべてだと言い聞かせながら、ただ走るのみ。 だが、すべてが狂っていた。9キロ地点からの追い風でペースが上がらなない。9キロからの1キロ4分38秒、10キロ47分45秒(5 -10は24分04秒)はともかくとして、そこからの1キロが11キロ4分47秒、12キロ4分45秒、13キロ4分39秒、14キロ4分45秒とまった くお話にならない。 14・5キロあたりの第4折り返しを過ぎると、今回は19キロ過ぎまで一方的な向かい風となる。15キロ1時間11分21秒(10-15は23分36秒)。 あとはもう意地だけ。16キロ4分43秒、17キロ4分41秒、18キロ4分45秒、19キロ4分48秒とほとんど追い風と変わらない 状態で走る。このあたりは、前回大惨敗した神戸マラソンの時と同じだが、距離が短い分、先はしれている。だが、これは、次回愛媛マラソンへの大いなる不安 を残すことになる。 20キロ1時間34分56秒(15-20は23分35秒と追い風の10-15とほとんど同じ、19-20は4分39秒)と、とにかく100分を切るためにはラストスパートしかない。 ラストスパートといえるようなペースでもなかったのだが、グランドに戻ってきたとき、時計表示が1時間39分50秒だというのが見え た。直前に10キロの部の方で「さあゴールです。みんな横並びで・・・」「すみません。通してください!」状態の中、ともかくなんとか100分切りだけは 達成できたのであった。 だが、過去の記録を見ても、この坊っちゃんマラソンの記録がそのまま愛媛マラソンに影響しているだけに、ここ4年間で最低の記録だった今回の大会に対して、愛媛マラソンへの不安だけが残ったわけである。(2015.12.27) |