坊っちゃん列車を研究の巻

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第12話 坊っちゃん列車のすれ違い場所

  

坊っちゃん列車同士がすれ違う位置としては、やはりカーブ上が望ましい。そのうち、市役所前付近ですれ違うのは、どちらかが古町便の場合が多い。その中でもどこですれ違うケースが多いのか、考えてみる。

ここで、ネックとなるのが、伊予銀行前交差点と県庁前交差点の2箇所の信号である。しかも、どちらも変則信号である。一般的に、大街道方面へ行くときに、伊予銀行前交差点で信号待ちをしていると、そのまま県庁前交差点を走り抜けられる。逆もそうである。が、両方がそうであると、真ん中の市役所前電停付近という、なんのへんてつもないところですれ違うことになる。

したがって、伊予銀行本店前交差点を抜けて、県庁前交差点で信号待ちをして、相手側がちょうど県庁前交差点で信号待ちをしている場合に限る。逆も同じである。で、結局どこですれ違うことが多いのか?結局のところは運しだいということになる。(2003.07.13)

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第11話 K4兄ちゃん6連写

  

伊予鉄路面電車乗務員で構成する野球チームのエースK4兄ちゃん。先日は0−1で惜しくも敗れたらしいが、彼はスポーツマンである。というわけで、坊っちゃん列車を市内電車で追いかけてみた。14号機の後ろにいるのがK4兄ちゃんである。(2003.05.24撮影同日)

  

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第10話 スポーツマンの坊っちゃん列車乗務員

伊予鉄市内電車の運行時間帯は、午前6時過ぎから午後10時半頃までである。そのうち、列車が一番走っているのは平日の朝のラッシュ時で、臨時便が数便出ている。それを除けば、午前7時半頃から午後7時頃までは完全にパターンダイヤとなっている。つまり、少々の勤務時間の変更はあるにしても、午後2時頃を境に乗務員が交代することになる。単純に言うなら、6〜14時半、14〜22時半という2交代制ということになる。早朝と19時以降に減便していくことを考えると、実際にはこのように単純なものではないが、午後2時頃に古町にいると、出勤してくる人や勤務が終了して自宅に帰る方々をよく見かける。

むしろ、坊っちゃん列車乗務員は、冬場なら8時〜17時頃と普通のサラリーマンのような生活ができる。で、夕方1時間ほど少ない勤務時間は、夏場の延長運転に割り当てられている。

ということで、市内電車の運転手の場合、午後勤務の方ならば、職場の野球のサークルで早朝リーグなどで活躍してから、勤務ということもありえるようだ。で、坊っちゃん列車を待つ間に数人の運転手が古町駅に引き上げてきた。運転台の後ろの氏名表示で「○田○○」と書かれた運転手、なんと読むのかと思っていたら、ユニフォームにローマ字で書かれていた。おおっと、と大変理解できた。その中に「坊っちゃん2世」もいた。小説坊っちゃんの主人公は果たして野球をしたのだろうか、と思ったりもした。で、今日は「K4兄ちゃん」が投手をしたらしい。彼は元々野球の選手だったということを聞いているが、残念ながら「0−1」で負けたらしい。

スポーツマンといえば、忘れてはならないのが「翼君」である。彼はもちろんサッカー選手である。「イチロー」については、容姿もそうだが、実際に野球をしていたかどうかはともかく、いかにも「青春球児」というさわやかな印象が残る。というわけで、体力勝負のこの世界の方々は、やはりスポーツマンが多いようであった。(2003.05.05)

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第9話 マスコミ等で紹介された坊っちゃん列車乗務員

坊っちゃん列車は、もはや松山の観光スポットとして定着しており、色々とマスコミや報道、ポスター等で紹介されている。その中から、坊っちゃん列車を紹介してみる。新しい順に・・・

@平成15年2月の松山市広報にて・・・松山市の魅力を語る方々として「紳士松井」が取り上げられている。本名も掲載されている。おおっ、「翼君」と同年齢だったのですか。で、子供さんが「かずまる」よりひとつ年上・・・うーむ、私の年齢を感じてしまう。
A鉄道友の会「グローリア授賞式」・・・花束を受けたのは「イチロー」でした。彼は坊っちゃん列車1号機の営業前にマスコミに登場しているが、最近では表舞台に出てくるのは珍しかった。
B平成14年10月頃のリック・ウイークリー(だったと思う)・・・「坊っちゃん2世」が登場している。これまた本名も掲載されている。うーむ、あの顔写真を見て、彼のニックネームを決めたような気がする。なお、彼は平成13年10月12日に「高橋尚子」さんが乗車した際に車掌を勤めたという。
C14号機出発式・・・「大将」が花束を受け取った。助手は「坊っちゃん2世」。1号機との第1回目のすれ違いシーンは、今も道後温泉駅前の撮影写真の中にある。当日の模様は鉄道専門誌にも掲載され、「元気君」も登場していた。
D14号機登場の「い〜カード」・・・これは顔が判別できない。こちら向き14号機の運転手は「しょうゆ顔の好青年」、向こう側1号機はみんな後姿、助手は「JTB君」、運転手はたぶん「元気君」の右肩、前客車の車掌は「木田君」だと思う。
E伊予鉄道が当初「14号機登場」のイメージ写真・・・現在も伊予鉄道「坊っちゃん列車プロジェクト」に掲載されている。このときの手前向き14号機の運転手は「大将」、向こう側14号機の運転手は全く見えないが、車掌は多分肩の雰囲気として「紳士松井」、前客車の車掌もたぶん「紅顔の美少年」だと思う。
FNHK「ひるどき日本列島」・・・坊っちゃん列車が生放送で全国に知れ渡った。そして、その名を全国に知られた乗務員の案内人が「大将」、本名は全国の皆様にテロップで紹介された。そして、脇役?として、運転手が「紳士松井」、助手は「がんばれ運転手」でした。
G愛媛観光協会公式サイト・・・運転手と車掌の服装として、モデルがそれぞれ「紳士松井」「紅顔の美少年」であった。その他、現場の雰囲気の写真として、「翼君」が2コマ、「イチロー」が1コマ映っている。いずれも、ハハハと思うくらい皆若い。
H伊予鉄道ホームページ「路面ライダー」・・・「がんばれ運転士、がんばれ路面ライダー」で「がんばれ運転手」が2度出演している。彼のニックネームはもちろんここから来ている。が、彼は画像の中の姿からは想像もできないくらい真面目人間である。
Iえるナビ・・・編集拠点は今治市内にある。平成13年10月13日営業当日の風景として、「元気君」「翼君」が映っている。
J2002年1月号JTB時刻表・・・・特集記事で坊っちゃん列車が紹介されている。なんと行っても「JTB君」の精悍な顔つきが印象的である。
K愛媛銀行のポスター・・・運転手「大将」、前客車「紅顔の美少年」、後客車「しょうゆ顔の好青年」で、私の家にもポスターがある。「紅顔の美少年」に「カメラ目線では?」と尋ねたが、彼は否定していた。(当たり前か?)
L伊予鉄道のポスター・・・運転手「がんばれ運転手」で、後客車に「元気君」がちょこっと顔を見せている。ただ、このポスターはあまり普及しなかったような気がするのが惜しい。(2003.02.02)

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第8話 坊っちゃん列車乗務員の研究

坊っちゃん列車の乗務員は、現在運転手8名、車掌8名いるらしい。彼らの土日の出勤状況を紹介してみよう。

@「イチロー」:Oさん、主に日曜日勤務、坊っちゃん列車運転開始直前に取材を受けている。ニヒルな笑顔に風格が漂う。
A「がんばれ運転手」:Iさん、土日両日勤務。伊予鉄道HP「路面ライダー」に2度出演しているが、その出演状況に不似合いな程、普段は物静かな真面目人間。
B「坊っちゃん2世」:H1さん、通常土日勤務はなく、市内電車の運転手としてよく会う。ウイークリー情報誌で10月頃に出演。「高橋尚子さん」乗車時の車掌を勤めたという。
C「紳士松井」:N2さん、土日両日勤務。NHK「ひるどき日本列島」でIさんとともに運転手をしていた。無骨な表情の割にひょうきんだが、やはり彼は「紳士」なのである。
D「大将」:N1さん、主に土曜日勤務。言わずと知れた坊っちゃん列車の「顔」。NHK「ひるどき日本列島」で全国に名を知られ、2号機出発時も花束を受ける。だが、その見かけの豪快さとは裏腹に玄人技の塊のような人。
以上5名が第1期運転手、ただし、彼らは車掌の訓練をも受けている。

E「元気君」:K1さん、日曜勤務。彼の声は最もよく通る。その範囲は古町駅1番ホームにいて、郊外線クロス部分から聞こえる。
F「しょうゆ顔の好青年」:K2さん、主に土曜日勤務で、H2さんと隔週で会う。「愛媛銀行」のポスターでK3さんとペアを組んで車掌をしている。
G「JTB君」:H2さん、主に土曜日勤務で、K2さんと隔週で会う。01年1月JTB時刻表では精悍な表情をしてしているが、個性的な運転手の中ではちょっと地味な気もする。
以上3名が第1期車掌で、第2期運転手

H「紅顔の美少年」:K3さん、日曜勤務。坊っちゃん列車に最初に乗車したときの車掌。私の妻に「(車掌は)ルックスで選んだのか?」と言わせた人。
I「翼君」:Mさん、土日勤務。いわずと知れた「かずまる」ご用達。その表情はここで書くよりも当HP中に登場する。
以上2名が第1期車掌

JS1さん、多分それまでにも会っていたのであろうが、12月29日にやっと解るようになりました。
K「ゲンちゃん」:S2さん、愛称というより、そのまんまの愛称となってしまったが、本人も拒否しなかったから、この際まあいいだろう。
L「木田君」:Wさん、最近の土曜日は市内電車に乗車していることが多い。最新の「坊っちゃん列車ポスター」では1号機の前客車に乗車している。
M「K4兄ちゃん」:K4さん、土曜勤務。かずまるが「K4のお兄ちゃん」とよく叫んでいる。元野球選手だったらしく、がっちりとした体格がうらやましい。
NS3さん、土曜日は市内電車に乗車していることが多い。ニキビの残る童顔で、第2期車掌の中では「かずまる」が最初に名前を覚えた。
OTさん、先日忘年会で最終の郊外電車の松山市駅⇒古町駅間で運ばれている時やっと名前を覚えた。(実は間違っていたが・・・)
以上6名が第2期車掌(2002.12.23、2002.12.31一部加筆)

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第7話 坊っちゃん列車ダイヤの研究(2002.08.24撮影)

坊っちゃん列車が2両体制になって、すれ違いシーンが見られるようになったが、どのあたりですれ違うのか検証してみた。いずれも、土曜休日の10〜2月のダイヤである。

8時56分 ⇒ 大街道電停付近
9時30分 ⇒ 公園前〜南町電停間
10時05分 ⇒ 大街道〜県庁電停間
10時53分 ⇒ 市役所電停付近
11時31分 ⇒ 公園前〜南町電停間
12時06分 ⇒ 大街道電停付近
12時43分 ⇒ 公園前〜南町電停間
13時19分 ⇒ 勝山町〜大街道電停間
13時53分 ⇒ 公園前〜南町電停間
14時26分 ⇒ 県庁前〜市役所前電停間
15時13分 ⇒ 県庁前電停付近
15時51分 ⇒ 公園前〜南町電停間
16時25分 ⇒ 大街道電停付近
(赤字は古町行きの列車、青字は古町発の列車)

大体すれ違うところが一定していることがわかる。つまり、松山市駅よりも古町行きの方が7〜9分所要時間が長いため、それらを混在させるとなると、結構苦心のダイヤであることがわかる。また、古町行きが入ると、すれ違いの場所が西側にずれることがわかる。私としては、移動の都合上、やはり県庁前〜市役所前電停付近でのすれ違いが、カーブが多いということもあり、やっぱり絵になるような気がする。さあ、また来週もカメラを抱えて出かけてみよう。(2002.12.15)

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