愛媛の「鉄」の紹介 > かずまる特攻隊が行く > 新かずまる特攻隊が行く | |
11月6日(土)、かずまるがどうしても「徳島」と「四国一周」へ行きたいというので、「JR四国秋の謝恩切符」で2日間かけて、四国一周をすることとなった。1日目の本日は松山〜児島〜高松〜徳島〜阿波池田まで行って今日は終了。ここで、一度帰って、といってもここからが遠く、明日はここまでが遠い。が、ともかく、本日の乗り倒し状況と明日の状況は「JR四国の話題・JR四国の風景」の中で別途掲載することとする。
さて、1日目の帰り、川之江付近で少々遅れたが、結局松山駅到着は2分ほどの遅れですみ、坊っちゃん列車乗車が可能となった。坊っちゃん列車14号機は少々遅れて16時37分発の城北1番線の後にやってきた。乗務員は「坊っちゃん2世」「大将」「ゲンちゃん」であった。坊っちゃん列車は城北1番線の後ろ側で乗客を降ろし始める。おっとっと、通常このような乗り方をする人はいないだろうから、置いていかれてしまう。お客の方を向いている「坊っちゃん2世」にお客が全て降りた後に「すみません。古町まで乗せてください。」と声をかける。 古町までは3分、連続乗車記録更新のためだけという、ほとんど反則技であったが、ともかく記録はつながった。楽しかったが疲れた。疲れたが楽しかった。明日、かずまると私は無事出撃できるのか?ともかく、早く寝よう。(2004.11.06、撮影日同日) |
10月30日(土)、本当に久しぶりの土曜日のまともなかずまる特攻隊となった。実に9週間ぶりである。だが、この日はかずまるが午前中になぜか幼稚園、しかも雨が降っている。だが、そう強い雨ではない。午後の坊っちゃん列車には強行してでも出撃してやると思っていたら、昼過ぎには雨がやんだ。出かけない手はない。というわけで、午後2時30分頃に出撃し、2時45分頃には古町駅へ出没する。
すでに坊っちゃん列車14号機は入れ替え作業をしている。乗務員は「がんばれ運転手」「元気君」「S1車掌」、が、なんだか14号機の客車が変わっている。デッキのところにロープのようなものが張られている。転落防止措置だろうか。 それはともかく、14号機は我々だけを乗せて、定時に出発する。JR松山駅で3名ほど乗り込んでくるが、まだまだ余裕がある。1号機とは県庁前電停付近ですれ違う。大街道でもついに乗客はいなかった。通常、土曜日のこの時間帯は混むのであるが、今日は少々違ったようだ。 道後温泉駅前はいつもの喧騒が漂っていた。坊っちゃん列車も朝2便と、次の便が満席となっている。やはり坊っちゃん列車は道後温泉駅前からの乗客が多いようだ。我々のような乗り方をする者が減ったからだろうか。
それにしても、道後温泉の集客力はすごいものがあると思う。温泉シーズンの土曜日の夕刻前というピークということもあるが観光バスがひっきりなしにやってきて、道後温泉駅前からも電車が到着するたびに、どっと観光客と思われる人々が駅から降りてくる。バスに関しては、リムジンバスに乗っていく人は多いが、リムジンバスから降りてくる人は少ない。ワンクッション置いてから道後温泉へ向かう人が多いのだろうか。 それはともかく、さきほどの14号機は満員の乗客を乗せて道後温泉駅を出発していった。まもなくやってきた1号機には「坊っちゃん2世」「大将」「ゲンちゃん」が乗務していた。それらを見ながら我々は道後温泉駅前を後にする。
というのは、先日のJR乗り倒しの際に、デジカメのコンパクトフラッシュがクラッシュしてしまったため、再びB電器店に買いに行くことにしている。先週は先週限り1000円引きのチケットを持っていて、さしあたり、DVCとDVD−Rをストックとして買い込んだのだが、なんで、買った直後に壊れるかなあ、と思う。東野経由松山市駅行きのバスで千舟町で下車する。 買い物を済ませた後、今日も電器店で風船をもらって、今日は帰宅することとする。ここからであれば、松山市駅から電車又はバスという手段が普通であろうが、我々はそれではつまらない。石手川公園駅へと向かってそこから帰ることとする。衣山駅までの運賃は変わらない。 電車を待っていると、なんと「Yoshikenさん」から電話がかかった。実は私のほうが悪いのであって、道後温泉で妻に電話をしようとして、おおっと「Yoshikenさんにかけるところだった」、と思っていたのだが、既に遅く着信してしまっていたのであった。しばし懐かしの電話をかけながら、まもなくやってきた電車で帰宅の徒についたのであった。(2004.10.31、撮影は全て2004.10.30) |
10月23日(土)、ようやくバースデイ切符を利用できることになった。が、グリーン車のボックスシートはなんだか我々には落ち着かない。通常の座席のほうが安心できるという事態となった。その状況は、「JR四国の話題・JR四国の風景」の中で別途掲載することとする。 というわけで、松山14時05分着の9Dアンパンマン列車グリーン車で松山に帰ってきた。かずまるは乗車券等を必要としない。が、それでは座席が狭い。行きは駅に着くたびに乗客を確認して落ち着かなかったが、帰りは車掌さんが「この席は空いてますから」と言ってくださって、安心したら、新居浜あたりから二人ともずっと寝ていた。
松山に到着した我々は、そのまま坊っちゃん列車乗車にかかる。15時27分の電車で古町へと移動するが、なんだか電車が遅れているようだ。坊っちゃん列車も10分近く遅れてやってきて、あわただしく入れ替え作業に入る。乗務員は「がんばれ運転者」「元気君」「木田君」であった。市内電車は10分程度遅れており、1号機は結果的には定刻14時51分の電車の直後に、司令室から「出てくれ」という合図と同時に、坊っちゃん列車としては定刻に出発する。乗客は前後とも2人ずつだったが、JR松山駅前で前後とも10人程度の乗車率となる。が、全体的にダイヤは乱れているようで、14号機とは今までで最も東側、八坂交差点での行き違いとなった。 道後温泉駅前も今日はにぎわっていた。昨日、今日と松山市内で大きな大会があったようで、特に女性が多い。バースデイ切符で明後日に単独四国一周をする予定であるが、明日かずまるが近所の人たちと行事に出かけるので、明日もどこかへ行こうと思う。そのため、B電器店の1000円券を今日中に使用しておきたい。この時期街角案内人は午後4時には帰っていくのだが、かずまるは理解できてなく、まだ道後温泉にいたいと言っていたが、説得して8番線のバスで大街道口へと向かい、電器店で買い物をして、大街道からループバスで帰宅した。 かずまるの体力を考えた旅行であったが、ちょっと短かったかな?という気もする。が、9Dに乗せたいし、四国一周はさすがに負担が大きいし、四国一周したら瀬戸大橋トロッコには乗れないし・・・まあ、失敗ではなかろう。(2004.10.24、撮影は全て2004.10.23) |
10月16日(土)、西条祭りのうち、伊曽乃神社祭礼最終日に初めて出かけることになった。が、昨年の新居浜祭りよりは少々遅く出ることができる。それならば、午前中に坊っちゃん列車に乗っておけば、昨年のように翌日曜日に出かける必要がなくなる。というわけで、妻とはJR松山駅で合流することにして、午前10時15分に出発、10時30分には古町駅へ出没した。
古町駅ではすでに1号機は13番留置線で点検を受けていた。乗務員は「元気君」「T車掌」他1名である。土曜日に坊っちゃん列車に乗車するのは、8月27日以来実に7週間ぶりになる。これからは、週末に乗車することが多くなると思う。乗客は前後客車ともに2名ずつだったが、JR松山駅前で10人以上は乗車した。観光シーズンが始まったのだろうか。14号機とは伊予銀行前交差点ですれ違う。 道後温泉はやはりにぎわっていた。というよりも、今までが平日に来ていたがらなのかもしれない。街角案内人もフル出演していた。警官役の方にどんぐりで作ったコマをいただく。我々の子供の頃にはよく作っていたものではあるが、大変懐かしい。 が、今日は道後温泉でゆっくりしている暇はない。昼前の市内電車でJR松山駅へと引き返す。12時20分過ぎに妻と合流し、昼食の弁当を買い込んでJRにて西条市へと向かう。が、松山駅でJRを待つには少々時間が早かったようだ。色々な列車が松山駅で入れ替えをしている。
現在運休している13Mと14Mの8000系8連とその横に8000系S編成が停車している。明日からJRダイヤは平常に戻るとなっているが、またまた次の台風が心配である。来週はバースデイ切符で四国一周等をすることになっているが、なにしろこの手の企画切符は不通になろうと払い戻しはない。 7Mはほぼ定刻で松山に到着し、折り返しの18Mも定刻に松山駅を出発した。が、伊予亀岡で退避するはずの9Dは5分ほど遅れていた。8000系に比べると2000系はダイヤを元に戻す能力に限界があるのだろうか。 伊予西条駅に到着し、駅前に臨時で設けられた観光案内所に行くと、当初の予定より1時間30分ほど遅れていると言う。そこで、駅の東側にある明神木へ向かう。ちょうど玉津方面からやつてきただんじりと出会い、運のいいことに1台目から全てのだんじりを見ることができた。
西条祭りは新居浜と比べると、安心してみることができる。警察も新居浜は県警本部から武装した機動隊員の応援体勢をとっているが、西条の場合は管内で対応できるという。みんな酒を飲んでいるのかテンションは高いが、女性も大きな掛け声を出していて、いかにも、「俺たちの祭りだ!」という感じがする。最後尾のだんじりの後をついていって、川入りの場所へと向かう。 最後尾にいたせいか、我々が川へ着いたときは、すでにだんじりの数体はすでに川へ入っていた。すでに5時半になっていたが、この頃から急に日が暮れる。つるべ落としとはよく言ったものだ。川入りが終わって、堤にずらりとならんだだんじりとは離れて、ひとつ堤の中に「本町」と書かれただんじりがいた。これは御供だんじりなのであったが、そのときはそうとは知らず、かずまるがちょうちんの数を数えていたら、声をかけていただき、色々と見せていただいた後、「もしよかったら一緒に行きませんか?」と言ってくださった。これからまっすぐ帰れば、ちょうど21Dに間に合う頃ではあったが、かずまるはすでに興奮状態であり、そのままだんじりに着いていった。すると、だんじりの方々が「本当に来てくださいましたか」と、またまた色々とかずまるの相手をしていただく。
後で調べたことだが、このだんじりは先に述べたように、御供だんじりだったので、先ほどの70体を超える行列の中にはいなかった。そういえば、みなさんのはっぴには「御供」と書かれている。だんじりに普通についていくのであれば、他のだんじりの方が楽しいが、これはそれなりに味があり、みんながついてくる、と書かれてあった。だから、我々のようなよそ者でも声をかけてくださるのかもしれない。かずまるの名前を聞いて、「松山だったら近い、来年も来い、10年後にはかきに来い」といっていただいた。 さて、時刻は19時40分、つまり松山到着21時20分の23Mの出発時刻が迫ってきた。かずまるの体力が気になる。が、そこで、再び「これから西条高校前ある御殿前で地域の数体がかきくらべをするので見に来ないかと誘っていただく。23Mが頭から消える。この後は彼らも帰るのだそうだ。これも後で調べたことだが、最近は宮入後に地域でかきくらべをすることが多くなったとあったが、このようなことは観光ガイドにはない。貴重な体験をさせていただいた。だんじり、神輿合計14体が御殿前で華麗に舞う姿をみながら会場を後にし、松山到着22時27分の25Mの出発時刻が近づいてきた。来年は日曜日、ぜひ来たいと考えながら西条を離れた。坊っちゃん列車に乗ったのが昨日だったような気がする。かずまるは、列車のシートの中で寝てしまい、翌日朝まで目を覚まさなかった。かずまるの中では、だんじりを一緒にかいていたのかもしれない。(2004.10.17、撮影は全て2004.10.16) |
10月8日(木)、松山地方の秋祭りである。当然私も仕事を休んで神輿を追っかけることにしている。午前中は地区の神輿を追っかけて、夕方の宮入まで少々街中の祭りを見に行くことにする。と言うわけで、午後2時20分に古町駅へ自転車で乗りつけた。
休日の古町発午後の坊っちゃん列車は15時01分、すでに夕方が近づいているような気がしないでもないが、平日は14時31分発、まだまだ日中と言う感じがする。乗務員は「イチロー」「大将」「S1車掌」である。我々はやはり後客車へと座る。前客車はゼロ。JR松山駅前で4名が前客車へ座った。14号機とは県庁前電停付近ですれ違う。 今日はとにかく祭りを見るのが目的である。古町に来る前に阿沼美神社からでてきた神輿を見た。大街道でも祭りの神輿が見える。道後温泉に到着したら、これが全然祭りの風景になっていない。先ほど朝の様子をCATVで見ていたからかも知れないが、今はひっそりとしている。近くの人に聞くと「もうすぐ神輿が帰ってきますよ」というので、待っていたが、結局1体だけであり、かずまるは不満そうであった。そりゃそうだ。ここで別の神輿が来たら喧嘩になりかねない。
結局そのまま最終古町行きの坊っちゃん列車に乗る。先週今年最後の平日最終坊っちゃん列車と書いたが、なんのことはない。が、通常はもう来年.3月まで乗ることはないだろう。乗務員は「元気君」「T車掌」ほか1名。乗客は8名であった。さきほどの便は立客も出たような気がしたが、最終便の乗客が少ないと寂しさが漂う。かずまるは「なんでまだ明るいのに最終便なの?」と言っている。帰りは上一万交差点で神輿を見かける。 古町へ到着すると、すぐさま安城寺へ自転車を飛ばす。ここで川狩りが4時半からある。多分遅れるだろうと思っていたのだが、案の定20分ほど遅れて到着したが、まだ始まっていない。かずまるも「間に合ってよかったねえ」などといっていたが、そのうち「まだー?」と言い始める。ともかく、祭りを見届けて、最後は自分の地区の神輿の宮入を見て帰ったのであった。
第2幕は10月10日(土)3連休の初日である。本来ならばJR松山駅で鉄道記念行事を見に行く予定であったのだが、台風で中止になった。が、まあ、時折小雨がぱらついているものの、出撃できるだけでもありがたいと思う。ともかく、少々雨が降っていたが、まもなく曇るということなので、妻の出勤時に便乗してJR松山駅に出没した。 実は今日から松山市内に土曜休日に限りレトロバス「松山回遊ループバス」が走り始める。多分9時00分大街道始発の便で出発式があるのはわかっていたが、我々はあえてJR松山駅前9時12分始発便に乗ることにした。松山駅では宇和島時代の同僚3人を見かける。大阪へ行く予定だったが、台風がやってきたので急遽広島へ旅行するのだという。 朝から何も食べてないし、少々早かったので、かずまるとJR松山駅で朝食をとっていると、松山回遊ループバスはすでに松山駅前の車両置場にやってきた。まだ新しいという匂いがする。乗客は5名ほどだったが、元々定員が少ないから、団体客には向いていないし、小団体がやってくるとすぐ満員になりそうだ。
大街道でスーツ姿の人が数人乗ってくる。外では乗車した人の部下のような感じで、乗車した人に手を振っている。一体何者だろうか。そういえば胸に表札があった。ツアーコンダクターか?それとも伊予鉄道関係者か?そういえば、今日から「まなびビア2004」が松山市内で開催されている。 それはともかく、我々は一草庵入口で下車する。目的地は一草庵もそうだが、道後村めぐりの再開である。まずは護国神社をめざす。ここでも今日は何かの行事が行われるような雰囲気であった。そして、一草庵、千秋寺、来迎寺、長建寺、天徳寺と回って、早々に今日の予定は終わりになる。後は明日親子3人で東野〜石手寺、そして瀬戸風峠のクライマックスを迎えようと思う。 天徳寺から木屋町まで歩いて、そこから古町まで電車に乗る。古町では伊予鉄道の鉄道記念行事が開催されていた。昨年応募したが、見事落選。今年は応募しなかった。JRも含めて私は応募して当選した例がない。
古町で再び10時33分発の松山回遊ループバスを待っていると、坊っちゃん列車が1番ホームに出てくる。今日は10時41分発の便が運休となっている。なぜかは2年前にすでにモロに経験済みである。これから鉄道記念行事に参加するのである。17番留置線へ向かう坊っちゃん列車から「元気君」の姿が見える。「元気君」があれっという表情をする。我々がこの時刻にここに来たことについて心配してくれたのであろうが、幸い我々はこれから松山回遊ループバスに乗る旨伝えた。が、その瞬間にバスの姿が見えてあわてたから、「元気君」に伝わったかどうかは解らない。 ともかく、再び松山回遊ループバスに乗った。今度は松山城のロープウェイ前で下車する。かずまるは幼稚園で半年前の作品展で坊っちゃん列車とLRTのパノラマを作って、先生方をあっと言わせた。そこでぱっと花を咲かせてしまったので、11月3日の作品展はどうしようかということになる。現在ロープウェイを作っているのだそうだ。ということで、松山城へロープウェイに乗ることにした。 松山城の上で昼食をとって、天守閣へ登る。なぜか東向きの望遠鏡は無料になっていて、かずまるはずっと見ていた。幸い、昼時とあって他にはあまり人がいない。坊っちゃん列車が県民文化会館の前を通り過ぎていくのが見える。というより、道後温泉駅前のからくり時計さえもがはっきりと見える。 その後はB電器店へ向かったのであるが、その途中のロープウェイ街になぜか井戸のポンプがある。かずまるは珍しそうに水を出して喜んでいた。
第3幕の10日(日)、午前10時過ぎにJR松山駅に行って、8000系リニューアル車を見て、B電器店に行って、そのまま東野へ行って、そこから石手寺まで歩いて・・・などというプランは全て雨によってぶっ飛んだ。なまじっか後に曇るという予報があったがためにぎりぎりまで出撃しなかったため、バスに遅れてて松山駅での8000系展示には間に合わなかった。結局伊予和気駅付近で8000系を見て、その日はどうしても行かなければならないB電器店へ行っただけという最低最悪の日であった。雨は結局、我々が帰って、もう日が大分暮れてから上がったのであった。 そして。第3幕の11日(月)は昨日できなかった「道後村めぐり」ファイナルを決行することになった。松山から東野経由で道後温泉へいくバスは、以前は日中松山市駅発着しかなかったのであるが、20分ヘッドになってからJR松山駅前発着便が増えた。そこで、JR松山駅前10時24分発の便に乗ることにした。これを逃すと1時間20分後までJR松山駅前発の便はない。伊予鉄道衣山駅から郊外電車で大手町まで乗る。衣山駅ではちょうど試運転の電車と駅ですれ違う。大手町ではこれまたテイジ運行されていれば間に合わないはずの坊っちゃん列車14号機が郊外電車を待っている。車掌の「ゲンちゃん」がかずまるに気づいてくれたようだ。
大手町から東野までバスに乗る。乗客はゼロ。しかし、松山市駅から新立間で結構乗車がある。やはり唯一の千舟町経由のバスだけあって、それなりに需要があるようだ。 東野で下車して、そこのコンビニで食糧を調達して、まずはお茶屋をめざす。そこから、またまた河川敷地などをショートカットして岩堰に出る。昨年の最終ポイント「へんろ橋」を経由して石手寺に出る。が、ここまでショートカットした分、なぜか公園を2箇所通過するため、なかなかスムーズには進まない。 石手寺前で昼食をとって、石手寺からは強引に、直接瀬戸風峠をめざす。20分ほど歩いたところでかずまるがダウン。一時はどうしようかと思ったほどであったが、40分ほどで急坂は終わり、あとはなだらかなアップダウンが続く。かずまるに飴玉をなめさせたためか、その後復活する。
瀬戸風峠展望台を過ぎ、チェックポイントの場所には、大分譲住宅地がある。峠のイメージが壊されるが、昨年と比べてあまり宅地が増えていない。峠のところに伊予銀行の研修施設のようなものが建築中である。そこで休んでいると、下からタクシーがやってきて、4人の観光客を下ろす。しばしデジカメで撮影をしていた4人組だが、そのうちまさか?と思ってみていると、やはり「道後村めぐり」の冊子を取り出して記念スタンプを押して、再びタクシーに乗り込んで、元来た道を降りていった。後には、あぜんとするかずまる親子が残された。現在ちょうど「まなびピア2004」が開催されているから、その参加者が合間に観光と称してめぐっているのだろうか。 とまあ、他人の観光方法に口出しをしてはならない。我々はそのまま降りていく。途中かずまるが泣き始める。なぜかというと、降りていくと、だんだんさっきまで苦労した場所が高くなっていくのが嫌なのだそうだ。そんな考え方もあるのだなあと思う。我々の今回の「道後村めぐり」も終わりを迎えた。常信寺に到着し、そこから松山神社へ行ったところで終了する。 再び、観光案内所へ行く。土曜日を含む平日は昨年行った事務所へ、日祝日はからくり時計横の観光案内所で完走の証明手続きを行う。ちょうど坊っちゃん列車の最終の時間がやってきた。我々は西循環線に乗って帰ることとする。県庁前交差点でさきほどの「ゲンちゃん」ご一行と、そしてJR松山駅前で「紳士松井」ご一行と出会いながら、今週のかずまる特攻隊が終了したのであった。(2004.10.12、撮影は上6枚が2004.10.08、中4枚が2004.10.09、その下2枚が2004.10.10、下4枚が2004.10.11) |