ランニ ング編

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 【3】  第11回坊っちゃんランランラン!  その1  その2   その3

元々は「坊っちゃん一緒にらんランRUN」という大会で、そもそもがボランティアの主導する手作り大会であった。それが、私が言うのも なんなのだが、昨今のランニングブームは容赦なくのこ大会へも襲いかかり、700人が限界とされていた大会も、昨年はハーフマラソンだけで1400人が出 場するという事態となった。そこで、昨年はハーフマラソンを3回の時差スタートしたうえで、自己記録を狙える状態ではないので、希望者は出走料をお返しす るということにまでなって、同時に大会そのものが昨年をもって終焉を迎えてしまった。

だが、この大会は、松山市内としては唯一のハーフおよび10キロ走であるうえに、愛媛マラソンの前哨戦として、やはり各方面からの存続 要望があったのであろう。結局、松山市体育協会が後を引き受ける形で、「第11回坊っちゃんランランラン」が開催されることになったのであった。

さて、そもそもが岐路を迎えている大会であることには違いない。そのコースについても運営側の苦労が伺えるものとなっていた。

まずは、左下の画像。ここはスタート地点となるマドンナスタジアムを出てすぐのところである。今回のハーフマラソンは約1900名の一 斉スタートとなる。が、この大会は平気で歩道を走らせることをする。もし、ここで歩道を走らされるようなことにになれば、大変なことになる。せめて、車道 1車線を走らせていただきたいが、当日はプールも団体貸切のうえ、剣道の大会もある。

  

その後も妙に急カーブが多く、最後は松山外環状線の工事区間を走る。だから、練習で実際のコースを走ろうと思っても(当然)走れなかったりした方もおられたらしいし、工事の状況を考えると、来年はまたコースが変わるであろうとも思われる。

そんな事情であるから、コースについて文句を言うわけにはいかない。だが、危険箇所として次の5箇所を挙げていた。

@当日は競輪も開催されており、例年ランナーと交錯する場所である。

Aさらに当日は中学生のソフトテニス大会が開催される。かずまるも参加しているのだが、2周目にはそのテニスコートと坊っちゃんスタジ アムの間を走ることになる。当然ながら、コート外で調整中の中学生のボールが飛び交っているわけで、私の場合はかずまるに投げつけられるという危険性があ る。

というのは冗談で、中学生との交錯の後、再び一般道に出て、重信川北岸へと出る場所。ここは100メートルほど公園内進入路を通るうえに、急カーブが2箇所、さらに急坂まである。あるいは、ランナーが制止される可能性もある。

B この大会が岐路に立たされた一番の原因が「狭い河川管理道を対面で走らされる」ということでもある。今までは自転車道橋からJR方面へ往復ともに往復して いた。今回は巣ことでも道路幅の広い下流方向へ、それも1回だけの対面とさせたのであろう。だから、公園内2周ということで距離調節をとったものと思われ る。

Cこれは右上画像のとおりである。こちら側から画像右側を奥へ走り、左Uターンして中央路を下り、再び右Uターンをする。しかも、その右Uターンの外側カーブ上に給水ポイントがある。

あと、今回は松山自動車道の下あたりで、往復のコースが離れている。これは大変親切だと思う。

D問題はこれ!なんじゃ?というコースである。まるでトレイルランである。が、これも後でわかった。この区間は工事現場で通常は立ち入り禁止なのだが、日曜日ということで、ここがコースになった。だから、今までの祝日から日曜日開催に変更されたのかもしれない。

ちなみに、この場所を走るのは、多分公園内道路と直角に交わることによって、車との交錯区間を減らせることにあるのではないかと思う。 ならば、往路もそうすれば、と思ったが、往路のあの段階ではまだ大集団となっていて、あのトレイルラン区間を上らせることに無理があったのではないかと思 われる。

さあ、その開催者側の苦心がわかる中、「坊っちゃんランランラン」の大会がやってきた。

そういう私はというと、この大会がないものとして、「今治シティマラソン」で出走。あの時期としてはまさかの1時間45分12秒(前回 坊っちゃんは1時間46分12秒)を出してしまったため、無駄に目標タイムがあがってしまった。それが、まずの大会の趣旨と反してしまう結果となった。

しかも、大会3週間前に転倒して、肋骨にひびが入る。肋骨はそもそも体を支える骨ではないから、走ることはできるが、体を動かすと激痛 が走る。しかたがないから、コルセットを購入したのだが、胸を締め上げると呼吸ができない。しかも、3週間もあれば治るだろうと、この大会10キロの部に 出場される施術師の言葉とは裏腹に、ついに当日になっても痛みは消えなかった。ただ、我慢できない痛みではなく、痛いと思うだけでもある。痛いと思うだけ なら、膝の方が痛いわけでもある。

さらに、大会1週間前になると風邪をひいてしまう。1週間前だからと思っていたが、これまた当日になっても治らない。

この風邪という症状は、実は10キロ程度ならば、発熱がないという条件だが、体が温まってしまえば何の不自由もない。フルマラソンの場合はどうにもならないが、ハーフマラソンならば、終盤のペースアップができない程度であることはわかっている。

だが、薬の副作用で、トイレの回数が多くなるという事態となった。そもそもハーフマラソン程度では大会中はトイレを必要としない。だいたい、走り初めて体が温まれば、それ以上は膀胱にたまらないというのが通常である。だが、スタート地点での時間はいかんともしがたい。

(2011.12.04)

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