(画像の一部は「カシミール3D」から転載し、地図 画像は「カシミール解説本5万分の1地図」から作成しております。また画像中「赤抜数字」はスタートからの距離(41キロ、42キロは40キロ減算のこ と)、「赤数字」はスタートからの距離に20キロを減算したものを示します。)
一 応フルマラソンの中間地点は過ぎたわけだが、愛媛マラソンについては、そのコースの特徴上、24・8キロの折返し地点(第52回大会までは24・9キロの 第2折返し地点)で中間点と思うべきである。もうひとつ言えば、26・6キロの再び国道196号へ戻る交差点付近で中間点だと思う余裕がほしいところであ る。その理由は、おって述べる。 さて、22キロを過ぎてしばらくすると、目の前に鹿島を望みながら下り坂が現れる。まったくもって、大変もったいない下り坂だ。が、仕 方がない。ま、要するに、あまり上りを感じなかった立岩川は、実はこれだけ上っていたのですよ、ということか。 標高28メートルから一気に下ってきた23キロの標高は10メートル。気をつけるべきは、これからの2キロだ。 答えは簡単。急な坂を下った場合、平坦な道が上り坂に見えるという錯覚がある。しかも、この先の信号のある交差点を左折し、折返し地点
(第52回大会までは第2折返し地点)までは実際に上り坂となるからだ。 この折返し地点までの区間は、どうにも精神的によろしくない。単に距離あわせであることがミエミエである上に、折返し地点までが結構 上っているのだ。 その途中、右手に松山市北条ふれあいセンターを過ぎたところにある24キロの標高は7メートル。 先ほどの信号のある交差点からは1メートルしか上っていないが、その先には明らかに上りが見える。 そして、北条文化の森公園を過ぎるとき、右手に25キロ地点のチェックポイントが見える。往路の路上にもチェックポイントの敷布(?) があるが、25キロ地点へ行くためには、折り返さなければならない。 その折返し場所であるが、第52回大会までの第2折返し地点よりは70〜80メートルほど向こう側にある。(くどいようだが、第53回 大会の折返し地点は1箇所となる見込み) その折返し地点の標高は13メートル。24キロ地点からは6メートルしか上っていないのだが、立岩川の上りとは逆に、上りを感じる区間
だ。 折返し地点を過ぎると、すぐに25キロ地点。第52大会までよりは「すぐ」ではなくなったが、すぐには違いあるまい。標高12メート ル。 その先は、往路で述べたとおり、エイドでは適切な給食、給水が必要だ。ちなみに、私の経験では、まずスポーツドリンクをとり、そのまま 紙コップを持ったまま走り、パンを取ってから飲むのが良いと思う。2年前までは、パンを食べたときには既にゴミ箱がなく、道路に捨てさせていただいたのだ が、今はパンを食べた後に、ドリンクを飲んでもその先にゴミ箱が設置されている。 26キロは往路24キロ地点の先、松山市北条ふれあいセンターを過ぎたところにある。標高は6メートル。まあ、上っただけ下ってきたわけだ。ただ、23・4キロで左折して以降は、コースの方角がコロコロと変わる。この時期は風が気になるから、風の向きに応じた走り方が必要と思う。 さて、先に「もうひとつ言えば、26・6キロの再び国道196号へ戻る交差点付近で中間点だと思う余裕がほしいところであ る。その理由は、おって述べる。」ということは、その8で述べることにする。 (2014.05.13) |