ランニ ング編

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 【7-2】  第53回愛媛マラソン完走!  その1   その2  その3   その4

いよいよ第53回愛媛マラソンが始まった。グロスロスタイムは感覚で約45秒程度。GPSを起動。ネットタイムでの計測も3年ぶりだか ら、遅くても3時間29分で帰ってこなければならない。

今年は3年ぶりにBブロック出走となったため、最初のゆっくりとしたペースであっても、後ろからの圧力はない。ちなみに、今後の記録は 特に記載がなければ全て「ネットタイム」である。

  

だが、今年は今までと様相が違う。というのは、最初の直線で、「あんた絶対にAブロックの能力ないやろ」という「体格、走り方」をされ る方々の多いこと。それでも、最初の1キロくらいは私のペース以上で走ってくれればいいのだが、その走力すらない方の多いこと。それで、今年の私のナン バーが200番程度大きくなったのか?

ま あ、それでも1キロは4分53秒で通過。これは申し訳ないが、我々「アスリート枠」ならではの特典だ。というのも、この区間がオーバーフローするから、逆 算的に愛媛マラソンの定員が決まっているのだ。だから、「この区間をオーバーフローする前に走っていただける方は優先しますよ」というのが「アスリート 枠」らしいのだ。感謝しなければならない。

実際、私が走るときはまだ左右の余裕があるが、その1分後は大渋滞となる。

そのような中、2キロ9分42秒、3キロ14分32秒、4キロ19分20秒で、5キロを24分08秒で通過する。これは、過去2回の記 録よりも速いのだが、これは実は前回までのトイレが3・9キロになったのが、今回は5・1キロにあるからである。

そのトイレでは無事待つこともなく、約60秒のロスで通過。それでも昨年よりは20秒ロスしたか?あと、5・1キロの給水地点では全て の神経をトイレに集中していたため給水できず。やはり3・0キロの給水が大変役に立ったものである。

で、そのトイレロスタイムの間に「3時間30分のペースメーカー(以下「ペーサー」という。)」に追い抜かれた。それは想定なのだが、 既に6キロまでの間に、それらしき一団を確認する。とりあえず、7・6キロの平田の坂が始まるまでに追いつけばよいというと考えていたのだが、意外に早く 7キロあたりにはペーサーの最後尾に張り付く。

予想外の大集団の中、いよいよ往路平田の坂が始まる。私としては、初めてのペーサーに付くレースだ。その結果は大変楽だ。周りの方に 「ペーサーについていくと、楽ですね」などと話したりしたのだが、6-7キロに5分15秒かかっている。そりゃ、楽なはずだ。私は今まで往路平田の坂を5 分05〜07秒を想定した練習をしていたわけだ。

だからかどうかはわからないが、平田の坂の下りでペースを上げる方々がいる。私も・・・と考えたが、とりあえず、光洋台まではペーサー に張り付こうと考えた。10キロを49分40秒で通過。この5キロは25分32秒かかっているが、トイレロスタイムを考えると、フラットタイムだ。

光洋台に出た12キロの通過が59分34秒。目の前に給水ポイントがあるが、このペーサーには大集団が張り付いている。ちょうど下りでペースアップできた ため、無事給水できたのだが、この先給水は戦争になると感じた。

だが、光洋台、いやその手前のトンネルで感じたのだが、6回目の愛媛マラソンにして初めて「追い風」になっているのだ。

これは最大の誤算だ。そうなれば「無理にペースを落とす必要はない」というのが私の持論だ。だが、この大集団から抜け出す自信はない。というより、今追い 風ということは、復路は強烈な向かい風となる。結局そのままペーサーについていった。15キロ1時間14分10秒(10-15は24分30秒)を考える と、決して遅いペースではないから、抜け出す自信がない。だが、ペーサーは微妙にキロ5分00秒から4分50秒(中間がない)とペースにムラがあったの だ。

たったキロ10秒ではあるが、サブ3・5を狙うランナーにとっては「キロ5分00秒は楽、だがキロ4分50秒はどうしても負荷をかけてしまう」のではない か?

加えて、大集団。9キロあたりから片側2車線の走路が車線となる。が、この大集団では1車線ではオーバーフローとなる。どうしても外側を走ってしまうか ら、コーンが気になる。さらに、給水地点では、道路左側へ寄らなければならない。これが他のランナーとの戦争となる。

そうして、18キロを過ぎ今回の新コースへと入る。想定どおりあまり坂は感じない。むしろ、再び県道から立岩川へ上る時に負荷を感じた。20キロ1時間 38分42秒(15-20は24分32秒)。

さあ、ここから立岩川の上りが始まる。延々2キロ近くの上りがある。そして中間点がある。そこで何を感じるのか。(2015.02.15)

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