第55回愛媛マラソンは大会5日前にインフルエンザを発症し、まさかのDNS。 さらに、昨年夏は暑かった。 その中で、「青山式ラン」と「福澤式ラン」を取り入れることで、初めて「夏場のマジランを避ける」方式に出た。 それがどのような結果を出すのかは、第56回愛媛マラソンで解る、それを信じてただひたすら走ってきたわけである。
だが、大会4週間前に思わぬ転機が訪れた。 それは、初めて「同行者」と25キロ試走したのだが、この「こにしさん」は、学生時代はバリバリのアスリート(中距離が専門)だったの だが、そのとき彼に「肩甲骨が使われていない」という指摘を受けた。 これは、肩甲骨を使うことで、骨盤と連動して、歩幅が広がるというもの。 既に大会まであと4週間。 リスクはあるが、「肩甲骨を使って走る」ことにより、上体が起き上がることは、猫背の姿勢を断つことと、肋骨が開いて酸素を取り入れや すくなるという、「リスクと比較してもメリットの方が大きい」と判断し、その走り方を取り入れた。 結果、翌週から、自分でも「暴走か?」と思うくらいのペースで走り始めた。 ただ、一方で、左大腿直筋への負担も大きく、不安を残しながらの大会にもなった。 さらに、それに追い打ちをかけたのが、大会当日の天候である。 最高気温3度、強風という天候は、3年前の42キロを過ぎてからの転倒の恐怖がよみがえる。 しかも、気温はその時よりも5度も低い。 そこで、今回は徹底した防寒対策をやってみた。 帽子、二重ランニングシャツ、スパッツ、二重のビニール合羽(うち1枚はポンチョ)、使い捨てカイロ2枚はもちろん、今回初めて試した
のが、ネックウォーマーと保温剤。 おかげで、とりあえず、スタートまでの1時間は寒さをしのぐことができた。 そして、私の経験上、最も寒い中での第56回愛媛マラソンがスタートした。(2018.02.08) |