ランニ ング編

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 【2-1】 フ ルマラソンサブ3・5への道!  その1   その2  その3   その4

愛 媛マラソンには第51回大会から「男性3時間30分、女性4時間00分(それ以上の詳細は省略)」という制度がある。第50回大会ではグロスタイムで3時 間40分と、それまでの自己記録を15分以上縮めたのだが、第51回大会ではそのエントリー合戦であわや・・・という15分位前でようやく滑り込んだもの だ。

だから、第51回大会で「アスリート枠」ができたときは「フルマラソンで、あと11分記録を更新することと、あのエントリー合戦の苦痛 を味わうのと、どちらが苦痛か?」という思いがあった。

その結果、とりあえず、第51回〜53回の3大会連続でサブ3・5で走ることができた。その記録を述べてみたいと思う。

  

第50回大会終了後、当面の目標として「第51回大会でネットタイムでのサブ3・5をめざす、そして第52回大会でグロスタイムサブ 3・5をめざす」だった。

そ れが、第51回大会で「アスリート枠」ができた。これにより、その目標は1年前倒しされた。さらに、第51回大会のエントリーからもれた場合は、四万十桜 マラソンか、そうじゃ吉備路マラソン(どちらも非公認)に流れ、同年の防府マラソンでサブ3・5をめざすプロジェクトを立ち上げた。

それを当時のブログで振り返って見たいと思う。

【2012年2月18日・まだアスリート枠が発表されていない頃】

次回フルマラソンネットタイム3時間30分台を狙ううえで、お手本となるサイトを見つけた。


(ENJOY SPORTから掲載)
千葉真子さんがコーチ役で、東京マラソン3時間30分切りを狙う大櫛エリカさんのコーナーが役に立ちそうだ。
ちなみに、千葉真子さんのフォームとの比較の写真だが、多分私の場合も大櫛エリカさんと同様のフォームなのだろう。千葉真子さんのフォームは大変美しい し、簡単に見えるが、それだけのストライドを維持する筋力は、別世界なのだろう。第一、千葉真子さんの記録は2時間21分だし。

【2012年2月22日・先のサイトを見て】

3時間31分前後を狙うに当たっての心構えである。
(1)ストライドへの対応
太腿へのダメージは計り知れないものがある。また、太腿が耐えられなくなったら、その代償を膝が背負うことになることを肝に銘じなければならない。
だから、膝、太腿のストレッチは欠かせない。
また、千葉真子さんの言葉では、ストライドを伸ばすためには、股関節を今より柔らかくする必要がある。
(2)フォームの修正
ストライドとも関係が深いが、重心を前に出すためには、今後、腹筋はじめとする上半身の強化が必要となる。
(3)練習のメリハリ
ジョギング1回においても、目標を持って走る。
ハーフのペースを目標に置き、さらなるスピードをつける練習をする。一方で、フルマラソンは1キロ5分のペースで徐々に距離を伸ばす訓練をする。最終的に は35キロまで耐えられる体力をつけることを目標にするが、30キロ以上の距離走は故障の確率も上昇することを考慮する。
(4)最終的には体重にもメスを入れる。
うーん、走った後は飲みたいのだが・・・少なくとも、大会3週間前の最終調整後は考慮が必要だろう。

【2012年3月17日・昼行軍でスピード練習をしていた頃】

5キロ19分50秒。
この私でも、ついに1キロ3分台に突入したんだ!という感動に瞬間でもあった。
最初の1キロが4分20秒の後は、1キロ3分50秒を続けての結果である。
でも、今日は午後仕事にならなかったから、明日からは考えて走ろう。
ただ、10キロ40分を切るのは、まだ夢のまた夢だとも思ったのであった。

【2012年2月28日・3時間30分を意識した練習をしていた頃】

当初は雨と予想されていた今日で あるが、実際には朝の段階でぽつぽつ状態。その後は午前中は時折陽のさすほどであったため、午後から25キロ走をしてきた。
コースは、愛媛マラソン5キロ地点を5キロと設定し、粟井川折り返しのハーフコース+4キロの25キロ走。
その記録は、まず5キロは前回30キロ走と比べると平坦地ということもあり、24分25秒。次の5キロで平田の坂があるのだが、10キロ49分10秒(5 -10は24分45秒)。
ところが、どうも体が重い。最近体重が1・5キロ程度増加しているのが原因なのかもしれない。
ところが、粟井川で折り返すと、実は往路が追い風であったことに気づく。復路に入って向かい風が待ち構える。粟井川で折り返すと、愛媛マラソン31キロが 今日の14キロとなる。
15キロ1時間13分50秒(10-15は24分45秒)、20キロ1時間38分30秒(15-20は24分40秒)、ハーフは1時間44分00秒位と我 慢の行軍が続く。
で、結局ゴール25キロは2時間02分45秒(20-25は24分15秒)、はっきり言って、今日は疲労困憊のゴールであったが、これではフルマラソン3 時間30分切りはできない。

【2012年3月28日・かずまるの学校恒例の42キロウォーキングに関して】

これは私の話ではなく、かずまるが学校行事で歩くものである。
明朝6時スタート。制限時間12時間00分。
ちなみに、保護者にもサポート依頼があったはずだが、今は職場を休める時期ではないためパス!
ちなみに、仮に私が参加した場合は、フルマラソン経験者ということで、伴走役を任されるにちがいない。
そうなったら結構つらいものがあると思う。
私の場合は、所詮4時間しか走る体力はないと考えてよい。それなのに、万一最後尾なぞ任されようならば、多分ひっくり返るに違いない。
これ、結構面白い話である。例えば、10キロを60分で走る場合と48分で走る場合、48分走った後の12分を寝ていたならば、実は10キロを60分かけ て走った方がカロリー消費が多いのである。

【2012年4月26日・愛媛マラソンに「アスリート枠」が追加された報道があったとき】

とはいえ、ま、はっきり申しまして、走ることよりも、エントリーすることの方が大変なことになりましたわな。
そうなってくると、疑問に思うのが、前回大会で「定員7000人に対して、7800人がエントリー」したことである。
こりゃ、一体なにを意味するのだろうか?
場合によっては、「参加者を1000人増やしました」というのは誇大広告で、実際には200人弱しか増えてないやんか!ということになる。
一方で、「過去3時間30分以内の記録がある者は優先する」ということが、今回追加された。
私はこの基準を満たしていないから口惜しいが、まあ、前回大会で3時間30分以内の者は約650名、3時間40分以内の者が約850名、サブ4が約 1600名ということを考えると、やむを得ないと考える。
ということで、ここからが私見。
昨年大ブーイングだった「インターネットによる先着」は聞く耳を持たなかったのは仕方ないとしても、これと郵送受付による抽選の合計、これは前回同様 7000名になるのではないかと考えている。
そのうえで、優先枠を設定するということではないだろうか。
これは、以前当ブログで「(知事の発言で)この9000というのは一人歩きするのだろうな」と申し上げたが、優先枠が2000人以内であろうという皮算用 である。
つまり、優先枠の申込が1800名程度ならば、「第51回愛媛マラソンのエントリー総数は8800名です」ということである。
一方で、万一優先枠が1000人を切ったならば、その枠を抽選枠へ割り振る、というところか。
ま、このあたりは推測に過ぎないわけだが、いずれにしても、私の目標を軌道修正しなければならない時が来たようでもある。
つまり、次回フルマラソンはネットタイム3時間30分、その次のマラソンでグロスタイム3時間30分をめざすつもりであったが、次回のフルマラソンでグロ スタイム3時間30分をめざすことになりそうだ。
その意味で、現状の25キロ2時間00分台のタイムというのは、一旦夏場で下降線を描くのは仕方ないとしながらも、秋以降はこれを目標値としながら42・ 195キロを走り続ける力が必要になるのだろう。
そして、その先に「今まで一度も経験したことのない35キロの壁」を知ることになるのだろう、というMの世界が待っている。


【2012年5月12日・サブ3・5をめざして本格的な練習を始めたとき(この国道より1本山側のコースを走って、粟井川で折り返す25キロコースは、後 に「お遊びの25キロコース」と名づけられる)】

(32キロを2時間37分10秒で走って)残り10・195キロを1キロ5分00秒の50分55秒で走れば、3時間28分05秒。これにグロス・ロスタイ ム50秒にトイレ・ロスタイム60秒を加算すると3時間29分55秒となる。
が、問題は、残り10・195キロを5分00秒で走れるのか?35キロ以降の平田の坂をどうするのか?
というより、今日の行軍後は気分が悪く、夕飯もロクにとれなかった。水分(というよりビール)補給で4時間経過後ようやく気分がよくなってきた。
その結果を詳細に述べる。
5キロ24分35秒、10キロ49分10秒は予定どおり。ここから、走るたびにペースが落ちる国道196号のひとつ山側の道路に入る。この道路は粟井川を 過ぎるとずっと県道になり、そのまま愛媛マラソン25キロ地点へと続くのだが、とにかくアップダウンが激しい。
とはいえ、最高地点は22メートルだからたいした坂ではない。ただ、目の前にいつも坂があるという印象がある。あと、今日は前半ずっと向かい風だった。上 り坂に向かい風ということだが、実はこの時期は、むしろ向かい風の方が涼しく感じられて走りやすい。
とにかく、今日の前半は涼しかった。あと、前半の場合は、向かい風も上り坂もあまり苦にはならない。ただ、それが後半のダメージになることは十分考えられ る。
というわけで、15キロ1時間13分45秒(愛媛マラソン25キロ地点・10-15は24分35秒)はとりあえず、この悪路をイーブンペースで走ってきた ことになる。
だから、この先、26キロ過ぎまでは向かい風ながらも下っていくし、国道196号に出たら追い風になるから、普通はイーブンペースで走れると思う。
が、国道に出たところでペースが落ちる。なんと、20キロ(愛媛マラソン30キロ地点)1時間38分50秒は、愛媛マラソン以降のペース走では初めて25 分を超える25分05秒である。確か、前回の愛媛マラソンでもペースが落ちたところでもあり、ある種鬼門なのかもしれない。
21・0975キロを1時間44分15秒位で通過、22キロは1時間48分30秒とペースは若干上がるが、その先のトンネル区間で再びペースが落ち、24 キロは1時間58分35秒。そして、25キロ(愛媛マラソン35キロ地点)を2時間03分25秒(20-25は24分35秒)で通過する。
ここから、いつものハーフマラソンへ入り、30キロは2時間27分25秒(25-30は24分00秒)とペースがあがる。
ペースが上がることは、まだ余裕があると考えていいのだが、結局ゴール32キロは2時間37分10秒と最後2キロはその前の5キロに比べてペースが落ちて いた。
これは今までなかったことである。いよいよ私にも35キロの壁がきたというのか?あと10・195キロを1キロ5分00秒では走れないというのか?
というより、その後気分が悪くなった。多分、前半のアップダウンと向かい風のツケもあったのだろう。
いよいよ、LSDといいながら、ペース走で無理やり走ってきた自分を考え直さなければならない時が来たのかもしれない。
つまり、30キロ超走は今日が今シーズン最後となるのだろうが、次のシーズンでは、やはり半年前にやってきた35キロ走のペース走でのダメージを考えなが ら走らなければならない時が来たのかもしれない。
結局、夏場の練習が全てというところか。

(2015.02.23)

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