(画像の一部は「カシミール3D」から転載し、地図 画像は「カシミール解説本5万分の1地図」から作成しております。また画像中「赤抜数字」はスタートからの距離(41キロ、42キロは40キロ減算のこ と)、「赤数字」はスタートからの距離に20キロを減算したものを示します。)
ト ンネル区間を終え、再び堀江に戻ってくると、まず気になることが、光洋台と堀江では気候が違う、ということ。光洋台あたりでは、冬の一般的に風向きは北西 (復路の場合ベクトルを考えるとほぼ横風)なのだが、堀江に戻ってくると、(復路)若干右前方からの風を受ける傾向にある。ただ、堀江まで戻ってくれば、 そんなに風が強いということも過去にはなかった。 さて、往路10キロ過ぎにある堀江への信号のある三叉路を過ぎると、一気に堀江小学校へと下る。この三叉路の標高は、カシミールとルートラボから推測する と約15メートル。一方、堀江小学校手前の信号では、郷谷川の堤防が6メートルだから、道路の標高は8メートル。つまり、500メートルで標高差7メートル下ることになるの だが、、実は個人的には、この下りでペースが上がったことがない。その先にある復路平田の坂が気になるのかどうかはわからないが、前述のとおり、向か い風の影響もあるのかもしれない。 堀江小学校北側交差点を過ぎると、今度は権現川の上り坂となる。その坂の途中が35キロ。場所的には、堀江小学校の南端を過ぎたあた り。標高は約10メートル。 さの先に、いよいよ復路平田の坂が待ち構える。 しかも、35キロを過ぎ、権現川を越えると、次の交差点へ向かって一旦下りとなる。この交差点の標高が12メートル。 そして、復路平田の坂が始まる。復路の特徴は、往路よりも若干坂が緩やかに感じる一方で、坂の区間が長いということだ。 過去5回の愛媛マラソンを走った経験からすれば、ここまで体力を残してきたならば、この坂で一旦全ての体力を使ってもいいのではないか、 と思う。そして次の1キロの下りで再び体力をチャージする。 もちろん、上りきったところで、まだ体力があれば、次の下りで更にペースアップするという方法もある。坂を下ってしまえば、あとは約5キロ。体力を温存で きていれば、そのあたりは、体と対話しながら走れる残り距離だと思う。 平田の坂の頂上は、道路の上に橋があるあたりだ。その約100メートル手前の左折路のあるところが36キロ。坂の頂上が約47メートルだから、大体標高 40メートル程度。そこから一気に下りになる。坂の終わりである、バイパス入口の左折路が36・9キロ、坂が緩やかになる、パイパス入口手前の信号で36・8キロ。 気をつけるべきことは、転倒しないこと。それから、ふくらはぎのけいれんかもしれない。 バイパス入口の左折路を曲がり、平田のバス停が37キロで、標高8メートル。そして、当然ながらその195メートル先が残り5キロとな る。 さて、愛媛マラソンの高低図を見ると、残り5キロからかなり上っていることに気づくと思う。 まあ、確かに上っていることは間違いないし、事実往路では下りと追い風に乗ってペースが上がることは事実だ。 だが、実際走ればわかるが、38キロ先の大川の上り以外は、上り坂には見えない。だから、上りであると思わないほうがよい。 県外の方が愛媛マラソンを走られるというブログを拝見すると、結構残り5キロでの上りを気にされる方々が多い。だが、これだけは言わせ ていただきたい。 上っているのは事実だが、ラストのがんばりの前には、(大川の上り以外は)上り坂に見えることはない。 さて、平田の坂を下ってきたところで、できれば下りの惰性で走りたい1キロ。そ れが、37〜38キロではなかろうか。 38キロ地点は右手に志摩整形外科を通り越したあたりで、標高10メートル。 そして、その先に唯一上りに見えるといってきた大川の上りがある。それは、次回 最終回でどうぞ。(2014.08.06) |