2002年3月9日(土)
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@JR松山→松山市 A大街道→道後温泉 B大街道→松山市 CJR松山←→古町 |
写真は特に記述がなければ当日撮影。
3度目の坊っちゃん列車は、直前までかずまると「行くか」「行かないか」との問答であった。親子共々体力が落ちている。加えて、かずまるはどうやら花粉症である。先週たった2時間のかずまる特攻隊で、目の下の涙の跡が変色した。そして、その結果、かずまるにサングラスをさせることで決着した。
12時53分坊っちゃん列車が道後温泉に到着する。坊っちゃん列車クルーはかずまるのサングラスを見て、「おっ、えーもんしとるやないか」と冷やかす。「この列車に大街道から乗ります」と告げると、クルーも「おっ」という表情をした。という訳で、坊っちゃん列車出発1分前のJR松山駅行きの路面電車で出発。今日は運良く、勝山町まではずっと後ろをついてきた。 (この写真のみ2001.11.16撮影分をShi-Mamutaさんが加工してくれました。) 大街道で下車、まもなく坊っちゃん列車がやってくる。車掌さんが「どちらに乗りますか?」とたずねられるが、かずまるはいちもくさんに後部車両に乗る。当然ビューゲルを見るためである。今日の車掌さんは、前回、前々回の方とは違っていたが、同じく説明をしてくれる。今回のルートはいわゆる松山の官公庁街のど真ん中を走る。やはり土日に乗るのはもったいないなあ、と思う。平日の昼休み時間か午後5時以降に乗ったら優越感に浸れるだろうなあ、といつも思う。 市役所、伊予銀行本店前のカーブを過ぎると、まもなくビューゲルが上がる。かずまるは仁王立ちになる。南堀端のデルタ線を進むときの揺れは、通常の路面電車では味わえないものがある。言葉にするのは難しいが、下からの突き上げや横揺れが直に伝わってくる。この客車の場合はかつての車両を忠実に再現したのであるから、乗り心地をいうつもりはないが、最近の車両の乗り心地は向上したのだな、と感じさせられた。南堀端の交差点を左折すると、もう下車しなければならないという気持ちが強くなる。 「乗ったと思ったら、もう降りなければならぬ。どうりで料金が高いはずだ。夏目漱石1枚である。」(ホームページ「しおかぜのページ」の掲示板に私が投稿) さて、坊っちゃん列車は定刻松山市駅到着。で、ここでハプニング発生。かずまるがビューゲルが上がるのに興味があると言ったら、かずまるは実際にビューゲルの紐を持って上げさせていただいた。車掌さん、どうもありがとうございました。 |