かずまる特攻隊が行く(2)

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第10話 正気の沙汰か!?坊っちゃん列車追っかけ90分2本勝負。

7月7日(日)午後2時にJR松山駅に出没したかずまる特攻隊は、アンパンマン列車を見た後、坊っちゃん列車を見に、南堀端へと向かう。で、南堀端から出てきた坊っちゃん列車の運転手はK1さんであった。(注釈:イニシャルKは3人いるらしい。今回車掌から運転手への転向組は2人ともKさんなので、仮にそのときの運転手をK1さん、もうひとりをK2さん、で以前からの車掌さん4人のうち、Mさんでない人、つまり1回目、2回目の坊っちゃん列車の車掌さんだった人で、この人をK3さんという。なんだ、初代常勤車掌さんは4人中3人がKさんだったのか。)

さて、何を考えたか、この後かずまる特攻隊は、猛然と坊っちゃん列車を追いかけ始める。坊っちゃん列車は裁判所前の信号で停車した。このため、大街道で一度追いつく。すると、発車した坊っちゃん列車に八坂の交差点付近で追いつかれる。坊っちゃん列車が加速をあげれば確実に自転車よりは速い。
かずまる特攻隊は旧松山電気鉄道跡の路地に飛び込んで、先回りする。坊っちゃん列車は勝山の交差点で信号待ちするため、我々かずまる特攻隊よりも遅れる。そのため、上一万交差点で待つ。信号が変わって、再びスタート。県民文化会館前で抜かれかけた我々は、再び左折して、旧道後鉄道跡へはいって、道後温泉駅のヤードに飛び込んだ。自転車を置くとまもなく坊っちゃん列車が道後温泉駅に到着する。あー疲れた。これで第1ラウンド終了。

第2ラウンドは、道後温泉14時56分発の坊っちゃん列車15便を見送って、15時のからくり時計を見てから、今度はゆっくりと出発する。15便は古町行きである。15時25分過ぎに西堀端交差点で待ち受ける。しかし、ここで勝負あった。かずまるが寝てしまったのである。仕方なく、上の写真を撮影してから、古町駅に先回りしたが、坊っちゃん列車の古町駅停車中、かずまるの意識が戻ることはなかった。

というわけで、1勝1敗(なんのこっちゃ?)で終了したのであった。今日の一言。

特攻隊、かずまる寝れば、ただのオヤジ(2002.07.07、2002.07.08加筆)

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第9話 坊っちゃん列車のプロ野球オールスター広告の続編。

7月6日(土)ついに、かずまる特攻隊は16週間連続出撃の新記録を樹立した。雨の中、執念なのか、単なる愚行なのか、先週のタイ記録の時と同じように妻に伊予鉄古町駅まで送ってもらう。そしてまもなく坊っちゃん列車がやってくる。

木曜日の夜から、古町駅11番留置線にハ1+ハ2客車が運ばれてきているが、オールスター戦が終わるまではハ31の車両で運行されるのであろう。
ただ、ここで疑問が。通常ハ1+ハ2客車では聞かれることのなかった音が、ハ31客車で聞かれた。機関車が離れて、人力回送というところで、モーターが一瞬うなりをあげたのである。実は、ハ31の客車には、電動アシスト用のモーターが搭載されていて、人力回送の際の軽減を図ってるのでは?と思わせるような音であった。さて、真相やいかに?

  

さて、10時31分の市内電車でJR松山駅へ行こうかどうかと悩んでいるときに、おや、宇和島にいたときの上司が電車に乗っていた。というわけで、JR松山駅で別れて下車しようとすると、あらら、運転手はN運転手であった。

  

今日はかずまるの幼稚園の夕涼み会というわけで、長居はできず、もとよりこの暑さでは論外でもあり、松山市駅12時04分発の坊っちゃん列車を見送った後、大街道まで行って、東環状線で帰った。
このバスは本来は伊台線に使われていたバスだという話が某HPであった。外から見ると完全にラッピングされているが、内から見るとこのとおりであった。
かずまるの夕涼み会は雨の心配があったが、風が異様に強かったものの無事開催されたのであった。(2002.07.07)

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第8話 坊っちゃん列車にプロ野球オールスターの広告を目撃したこと。

私は通常は自転車で通勤しているが、前日に飲み会があったりなどして、職場に自転車を置いて帰った場合は約3・5キロを歩いて通勤することになる。このとき、堀端をぐるりと歩くと、ちょうど南堀端から坊っちゃん列車が出てきて、伊予銀行本店前あたりで追い抜いていく。

  

今日見ると、プロ野球サンヨーオールスター戦の宣伝広告がサイドに掲示されていた。はっきりと撮影できなかったのが残念だが、また機会を見て再撮影したいと思う。(2002.07.02)

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第7話 坊っちゃん列車の客車の入換作業を目撃したこと。

6月30日(日)かずまる特攻隊15週間連続出撃のタイ記録がかかる日曜日。その日は朝から大雨だった。しかし、記録のかかる今日は、ついに往路は自宅から古町駅まで妻の運転、復路はJR松山駅からタクシーで帰宅という実にバカな特攻隊となってしまった。

さて、土砂降りの中、10時10分過ぎに古町駅到着。まもなく坊っちゃん列車がやってくる。我々も大変だが、半分外にいるようなものであるクルーはもっと大変だ。M車掌の言葉が思い出される。坊っちゃん列車はいつものように、1番線に回送されて機関車を切り離し、ハ1とハ2の客車2両は11番留置線へ運ばれる。と、そこまでは普段どおりの風景である。

  

機関車は回転を済ませた後は点検を受けている。そして、10時31分発の電車が到着する。そして、機関車が動き始めたときに、後ろにすでにハ31客車を連結していることを発見する。通常は平日はハ31客車1両、週末はハ1+ハ2客車2両で運行されるが、その切り替えは金曜日の古町駅15時38分着と月曜日の古町駅10時18分着が多い。先週はプロ野球サンヨーオールスターなどの取材もあってか、平日も2両であった。

  

(右はクリックすると拡大します)

この見たかったシーンを見れたと、ほっとしたのもつかの間、大変珍しいシーンを目撃することになった。それが、2枚上の右側の写真である。回送車と表示された電車が11番留置線に入っていったことは知っていたが、坊っちゃん列車が1番線で出発する直前、11番留置線から出発してきた。

  

この回送車は坊っちゃん列車が出発した後、JR松山駅方面本線を利用した引き上げ線にはいり、そのまま郊外電車の車庫、多分17番という言葉が聞こえたから、17番留置線に引き上げられたのであろう。

土砂降りの中の行軍ではあったが、タイ記録のかかったという時に大変珍しいシーンにお目にかかれたことに感謝する次第である。そして、来週末はいよいよ16週連続の新記録がかかる。ただ、天気予報では雨である。再びこのようなしょうもない行軍で出撃することになるのであろうか。(2002.06.30)

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第6話 坊っちゃん列車の走らなかった風景。(撮影はすべて2002.06.22)

今日のかずまる特攻隊は午前10時過ぎに自転車で古町駅に現れる。10時18分古町駅着の坊っちゃん列車を待っていた我々の前に現れたのは、10時21分発のLRTであった。なんで?と司令室の方に尋ねてみると、坊っちゃん列車は故障で現在道後温泉駅にいるとのことであった。

  

というわけで、道後温泉駅に向かう。すると、坊っちゃん列車は上の写真の状態で留置されていた。その前に街角案内人のマドンナや警官が立っている。時折、坊っちゃん列車のクルーがやってきて様子を見たりしている。
詳しい障害の状況はここでは触れないが、朝の3便は予定どおり運行したが、4便目つまり古町行きの列車が出発するときに動かなかったそうである。
ちなみに、右上はなぜか道後温泉駅に留置されている2102である。

  

障害についてはたいしたことはないようで、11時10分過ぎには修理が完了し、11時36分発の便から運行再開した。坊っちゃん列車を見送ったかずまる特攻隊は、その後電車通り沿いに帰ったのであった。(2002.06.22)

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